やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

豊田市内の冷え込みがますます厳しくなり、最低気温が氷点下になる日があります。
そんな日の朝の散歩で、八ッ谷池の水面に多くの水鳥が浮かんでいるのが見られました。
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ざっと数えると、30羽以上は居るようです。
安いデジカメなので画質が悪く、あまりはっきりと見えないのが残念ですが、鳥の種類は冬の渡り鳥のカモの一種だと思います。
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池の隅の浅瀬で葦の茂っている所をねぐらにしているようで、人が近づいたりして危険を感じると葦の中に隠れるように移動していきます。
春になるまでこの池に居て、バードウォッチングしながら八ッ谷池を散歩できるようになればいいなぁと願っています。

早朝の散歩をしていると、こんな朝焼けの風景が見られました。
6時45分ごろ、八ッ谷池の西側の丸根町の県道から、田んぼ越しに八ッ谷池散歩道方向を見たものです。
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もう間もなく日の出の時間です。

この田んぼには、最近ではあまり見かけないものがあります。
刈り入れした稲の藁(わら)を保存している「つぼけ」です。
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「つぼけ」という呼び名は地方によって違っていると思いますが、私は子供の時から「つぼけ」と呼んでいました。
この田んぼの持ち主の方は毎年、このようにして稲わらを保存されています。
こうして、稲わらを残すということは、稲刈りをコンバインでせずに、手で刈り取っているのでしょうか?その時の様子を確認していないので分かりませんが、豊田市内の市街地にで稲わらを「つぼけ」にしているのはとっても珍しい風景ではないでしょうか。


散歩道の南の端に一本、樹高が3メートルほどの「四季桜」の樹があります。
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20年前に、近所に住む人が自宅で挿し木をして育てた苗をここに植えられたということです。
3年前に池の周辺の整備工事がされた時でも、この樹は伐採されずに残してもらえました。

12月入って増々寒さが厳しくなると寒さを喜ぶように、今まで以上のたくさんの花を咲かせています。
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青空に薄いピンクの花の色がとっても綺麗です。

四季桜は春の桜のソメイヨシノと違って、長いあいだ花が咲いていてくれます。
冷たい北風が吹き抜ける「やつば池散歩道」の中で、この桜の花の咲いているところだけは春が来たような風景になっています。

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