豊田市北部の山里、旭地区の上中町には、約3000本のしだれ桃の群生地が有ります。
昭和45年ごろ、住民の1人が自宅周辺に40本ほどのしだれ桃を植栽したのが始まりで、昭和55年ごろから、近所の住民が自宅近くにも数本ずつ植栽を始め、毎年植樹を続けてきたそうです。
平成15年には、植栽本数も700本を超え見学者も増えてくるようになりました。
平成18年から20年にかけていろいろな所からの補助金を受けて植樹を続けて、現在では3000本の植樹本数になっているそうです。

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4月上旬から中旬にかけて、しだれ桃の花が見頃になる時期には臨時駐車場が設置されています。
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その駐車場からは、約1キロ続く散策路が設置されて、しだれ桃の花が美しく咲き誇ります。
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しだれ桃の散策路から見た景観です。
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散策路では、花を見ながらウグイスの鳴き声が聴こえてきます。
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まさに桃源郷ですね。
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黄色のレンギョウが咲くところまで来ると、駐車場から1キロの散策路の折り返し地点です。
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散策路の途中には、休憩所があり、五平餅や鮎の塩焼きやコーヒーなどが販売されていました。