まだ5月だと言うのに連日、真夏日の30℃を超える気温を観測しています。
夕方近くに逢妻女川近くの田園地帯を散策しました。
気温は高いようですが、空気が乾燥しているので、夏の蒸し暑い時期とは体感する暑さが違って爽やかな暑さです。
田植えが終わって、緑色が濃くなった田んぼと並んで、収穫が近い黄褐色の麦畑が広がっています。
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麦畑の向こうに見える緑の林は、トヨタ自動車の貞宝工場です。
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麦が実るこの時期のことを、「麦秋(ばくしゅう)」と言います。
岡崎市や安城市を中心にして、西三河地区の畑では小麦の生産が盛んで、このころには麦畑が黄褐色に色づく景観をよく見ることができます。
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自動車の街の豊田市にも、まだまだ田園地帯が多くあり麦畑が広がっています。

麦が実った時の色を「小麦色」ともいいます。
小麦の種子のようなつやのある薄茶色で、特に健康そうに日焼けした肌の色のことを「小麦色の肌」といいますが、最近では「日焼けは肌の大敵」のイメージで、「小麦色」という言葉をあまり使われなくなったように思います。