毎年6月5日は、熱田神宮の例祭「熱田まつり」が行われます。
今年は、雨が降る天候で、行事が一部翌日に延期されたようです。
2年前に撮影した写真で、熱田まつりの一部を紹介します。
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熱田まつりは「尚武祭(しょうぶさい)」とも呼ばれています。
尚武祭とは、祭行事に弓道や柔道・剣道などの武道の大会が奉納されるので、こう呼ばれるようになったようです。

祭りの当日の6月5日は、あいにくの雨の降る天候になりましたが、傘をさしての本宮で行われた神事の様子がテレビのニュースで放映されていました。


そして「献灯まきわら」と「花火」は、6日に延期されました。
6日も朝から雨が降ったりやんだりの天候でしたが、そんな中で、行事の実施されたようです。

「献灯まきわら」は、夕刻の午後5時半ごろに、熱田神宮の東門と西門に2基、南門に1基の合わせて5基を奉飾します。
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献灯まきわらの提灯(ちょうちん)の灯りは、神殿から受け継いだローソクの火を一つ一つの提灯に点けていきます。
提灯の数は、半球状に一年の日数と同じ365個と、中央の真上に月の数の12個を飾ります。
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神宮東門に奉飾された2基の献灯まきわらです。
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この「献灯巻きわら」については、熱田祭りが始まる以前の、明治時代の「熱田天王祭り」からの歴史があるようです。
今も行われている「尾張津島の天王まつり」で川に浮かぶ巻きわら船は、室町時代より前から行われていたという記録があるそうです。
そんな歴史のある津島の天王祭りと同じように、熱田まつりでも、明治の終わりごろから昭和48年までは、熱田の浜(現在の七里の渡し付近)に5艘の巻きわら船を浮かべていたという歴史が有ります。
その後は諸事情により船から陸に上がって、神宮の門に奉飾された献灯まきわらという形になり、現在に至っています。

そして、もう一つのイベントは花火です。
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名古屋に夏到来を告げる約1000発の花火が、午後7時45分から8時30分まで、熱田神宮から少し離れた神宮公園で打ち上げられます。

また、地元の人々は、毎年この祭りから浴衣を着るならわしがあるようです。
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手にうちわを持ち歩く様子から、夏の季節を感じ取れるお祭りです。

屋外で行われるお祭りは天候に左右されるので、梅雨時に行われる熱田まつりは、雨の日になることも多いと思います。祭り関係者の苦労がうかがえます。