毎年、6月の第1土曜日と日曜日には、名古屋市緑区の有松で絞りまつりが行なわれます。
旧東海道の町並みの雰囲気と、賑やかなお祭りが大好きなので、時々出かけています。
今年も6月8日の日曜日に出かけました。
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祭り会場には駐車場が無いので、少し離れた大高緑地公園の駐車場に車を停めて、そこから出る無料のシャトルバスを利用しました。
でも、バスは少なくて40分間隔しか出ません。
シャトルバスの時刻表が無かったので、大高緑地に着いた時にはちょうどバスが出たところでした。
次のバスまで30分以上も待たされてしまいました。
しかも、バスを利用する人が多くて、私の乗ったバスの発車時刻の10分前には満員になっているのに、バスは決められた時刻まで発車せずに待機しています。
このバスに乗ろうと思って急いで来た人は、残念ながら次のシャトルバスまで炎天下の暑い中で1時間近くも待たされることになってしまっていました。
あきらめて祭りの会場まで歩いて行く人たちも多くいたようです。
シャトルバス乗り場には観光協会の人は誰もいなくて、駐車場の交通整理の人しかいないので対応にも困っていました。

そんなこんなが有りましたが、バスは時刻どおりに発車して、祭りの会場に到着しました。
絞りまつり会場の旧東海道の町並みは大賑わいです。
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まずは、町並みの東の端の方まで行ってみました。
街道の真ん中に、絞りの着物がずらりと並べられています。
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愛知県絞り工業組合が企画した「SHIBORIストリート」というイベントです。
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自慢の着物の秀作ぞろいです。
ちなみにこの着物の値段は・・・と値札を見てみると、
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〇の数が多過ぎです。5つも〇が並んでいます。
8万から12万円の高級着物が100mにわたって展示されていました。

その近くで「有松桶狭間観光振興協議会」の協力で、子供用の「甲冑(かっちゅう)試着コーナー」が有りました。
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段ボールなどを材料にして加工したものだそうですが、見事な甲冑です。
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勇ましい甲冑姿で記念写真を撮ってもらっています。

会場を少し西の方に進んでいくと、絞りの体験コーナーが有りました。
1枚1000円で、真っ白な木綿の手拭いの布を受付で買います。
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やり方の指導を受けながら、布に糸を巻き付けたり、輪ゴムを巻いたりして絞ります。
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そして、絞った布を熱した染料液に入れて、色付けしてもらいます。
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水洗いをして、巻いたものを外すと・・
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個性豊かな絞りの手拭いが出来上がりです。
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乾燥させて、お土産に持って帰ります。

有松の町には豪華な山車が3輛有ります。
それぞれの山車ごとに時間を決めて、山車蔵の前で見事な「からくり人形」の演技が披露されます。

東町の布袋車です。江戸時代の明和5年(1768)に作られたもので、名古屋市の若宮祭りで使われていた山車です。明治24年に購入しました。
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からくり人形が筆を持って字を書く「文字書きからくり」です。

中町の唐子車です。
この山車も江戸時代の末期の天保年間に作られたもので、知多・内海の豪商から明治8年に購入した山車です。
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このからくり人形も「文字書きからくり」です。
みんなが見ている前で人形が見事な文字を書きます。
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山車蔵の前には、長い鼻の天狗と赤い顔をした猩々(しょうじょう)が並んでいます。
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秋の有松のお祭り等では、中に人が入って町の中を歩き回ります。
大人は見ても笑えますが、小さな子供には恐ろしくて近づくと泣き出す子供もいました。

そして、西町の神功皇后車です。
この山車は、明治6年に有松の西町が名古屋の御車大工に依頼して建造された山車です。
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名古屋市指定民族文化財のなかでは一番新しい山車ですが、有松にある3台の山車の中では1番古くから有松のお祭りで曳かれています。

祭り会場の西の方に行くと、伝統工芸士による絞りの実演が行われていました。
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見ている人の質問にも、にこやかに応対して説明をしています。
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元気なおばあちゃん達は、見事な糸裁きを見せていました。
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午後2時から、絞りまつり最後のパレードが有りました。
中学生と高校生が吹奏楽を演奏しながら進み、その後にミス絞りがオープンカーに乗って通過していきます。
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ゆっくり行けばいいのに、速いスピードで、あっという間に通過して行ってしまいました。
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何とか一人の「ミス絞り」の方の撮影に成功(?)しました。
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まつり会場で愛嬌を振舞っていた「ゆるキャラ」です。
緑区のマスコットの「みどりっち」です。
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首に絞りのスカーフを巻いて絞りまつりを応援しています。
そして、有松絞りのマスコットの「しぼりーちゃん」です。
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絞りまつりに来た人は、出店での買い物も楽しみです。
見事な絞りの長袖のシャツは18,500円でした。DSCN2803
年金生活では、とても買えそうもありません!

山積みの端切れの布なら、なんとか買えそうです。
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ワゴンには気に入った布を求めて、人だかりです。
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掘り出し物が見つかって、いい買い物が出来たでしょうかね?

絞りまつりの中で今年初めて登場した戦国の三英傑、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の家紋旗の幟(のぼり)です。
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左から、秀吉の五三桐(ごさんのきり)、家康の三つ葉葵(みつばあおい)、信長の織田木瓜(おだもっこう)です。
通りのあちらこちらに、この家紋の旗が掲げられていました。

帰りのシャトルバスは時刻表が有り、時間に合わせてバス乗り場に行ったので、そんなに待たずに乗って帰れました。
バス乗り場でのアンケートに、朝のシャトルバスのことを書いておいたので、来年の絞りまつりに反映されていればうれしいです。