朝の散歩で、やつば池近くの朝日町界隈を歩いていて、最近見かけるようになった橙色の鮮やかな花があります。
その花は、夏の花のノウゼンカズラです。
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このお宅の庭の他にももう一軒、別のお宅の玄関横にも咲いていました。
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長く伸びたつるの先に、大きな花がぎっしり咲いています。

写真はありませんが、西山公園のバス停前の垣根にも数本のノウゼンカズラが花を咲かせています、

ノウゼンカズラは中国原産の花で、日本へは平安時代に渡来して、薬用として栽培されていました。
漢名は凌霄花(りょうしようか)と言います。
には「しのぐ」、には「そら」の意味があります。
つまり「天を凌ぐほど高く登る花」という意味になります。DSCN3400

和名のノウゼンカズラは、漢名の凌霄(りょうしょう)が元で、ノウセウ→ノウセウカズラ→ノウゼンカズラと、転訛していったとされています。
カズラとは、つる性の植物のことをいいます。
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金沢市の玉泉園にあるノウゼンカズラの古木は、豊臣秀吉の時代に朝鮮半島から持ってきたものと言われていますので、樹齢が400年以上になっていると思われます。
漢方では、花を薬として用い、利尿に効果があるそうです。

花は数日間咲いて、大きな花ごと”ポトンポトン”と落ちるので地面の掃除が大変ですが、数少ない夏の木に咲く花として親しまれています。