7月5日(土)午後1時から、名古屋市熱田区の熱田神宮で大相撲名古屋場所を前に、白鵬・日馬富士・鶴竜の3横綱による、奉納土俵入りがありました。
3横綱そろい踏みは2000年の曙、貴乃花、武蔵丸以来14年ぶりになるそうです。
鶴竜にとっては熱田神宮での初の土俵入りになります。

熱田神宮の拝殿前の土俵入りを奉納する場所には玉砂利の上に砂が敷かれています。
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その場所を、たくさんの観衆が取り囲んでいます。

正午近くには、神宮会館の隣にある「宮庁」と呼ばれる熱田神宮の社務をとる建物の玄関前に、次々と車が横付けされ、大相撲関係者が宮庁の中に入って行きました。
土俵入りの時に横綱の横に付く露払いと太刀持ちの力士の姿も見えました。
鶴竜の露払いを受け持つ関取の豊真将関がタクシーから降りてきました。
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同じく鶴竜の太刀持ちをする、関取の勢(いきおい)関の姿も見えました。
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最後に横綱白鵬の姿が見えると観衆から「はくほうさ~ん」と大きな声援がかけられていました。

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午後1時から、宮庁と棟続きの建物の「斎館」と呼ばれる所から土俵入り前に、相撲協会の理事や横綱・大関が、本宮前の拝殿で御祈祷を行なうために出て来るということです。

すぐ近くで横綱が見えるということで、斎館の前には観衆の列ができていました。
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私もこの列の中で待つことにしました。

12時55分、扉が開いて北の湖理事長を先頭にして横綱が階段を降りてきました。
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そして、目の前を紋付の羽織袴で正装した横綱・大関が通過して行きました。
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白鵬の細い目で、チラッとこちらを向いてくれました。
ベストショットで写したと思った写真でしたが、残念ながら稀勢の里が横綱の後ろに隠れてしまっていました。

場所を移動して拝殿前に行ってみました。
理事や横綱大関は本宮の前に整列して、御祈祷を受けていました。
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このあと拝殿の玉砂利の中へ進み、玉串奉てんなどの神事が行われていましたが、柵の中なのではっきりと見られませんでした。

お参りが終わった後、いよいよ奉納土俵入りです。

ですが、土俵入りが行なわれる拝殿前は、人・人・人で身動きできない状態です。
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報道カメラマンは特別待遇ですが、一般の人は土俵入りの場所には近づけません。
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残念だけど、遠くから見るしかありませんでした。

午後1時25分、白鵬が露払いの時天空と太刀持ちの臥牙丸を引き連れて入場してきました。
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この後の土俵入りの写真は、人ごみの中に隠れて撮れてません。

2番目の日馬富士は、顔だけ写せました。
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最後に、鶴竜です。
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雲竜型の右手を挙げている姿の一部が写りました。
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三横綱の土俵入りが終わると、地面に敷かれていた砂を片付けていました。
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その場所には、ショベルカーで玉砂利を敷いて元の姿に戻していました。

ということで、奉納土俵入りをする横綱の姿は少ししか見られませんでしたが、雰囲気を十分楽しむことが出来ました。

近くで土俵入りを見ようと思ったら、お昼前から場所取りをしなければ無理のようです。
土俵入りを見に集まった観衆は、昨年よりも500人も多い、4500人(主催者発表)だったそうです。
今回は人が多すぎて土俵入りの姿が見られませんでしたが、7年前の2007年6月30日に見に行った時には、前から見ることができました。
その時の白鵬の土俵入りです。
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大相撲は大好きなので、13日の初日が楽しみです。