お盆の頃から町中を散歩していると、道端や草むらや民家の庭などに咲いている白いユリの花を多く見かけるようになりました。
DSCN5012

DSCN5039

駐車場のコンクリートの間にも咲いていました。
DSCN5033

この花はタカサゴユリです。

タカサゴユリ
は、台湾原産の帰化植物で、タカサゴという名前は、台湾のことを琉球語で「サカサング」ということに由来し、言葉が変化してタカサゴと呼ばれるようになったといわれています。
日本には観賞用として大正時代に導入されたようです。
日本のテッポウユリ(鉄砲百合)とよく似た花ですが、テッポウユリは5~6月に咲き、タカサゴユリは8~9月に咲きます。
荒地にも生育しますが、きれいな花を咲かせるので除草されず、広く日本国内に広がっていったようです。

タカサゴユリは種子で繁殖します。
花が終わると1輪につき1本、長さ10㌢ほどの細長い莢(さや)が出来ます。
晩秋になると莢がはじけてたくさんの種子が放出されます。
種子はポテトチップスのような形で、風で運ばれます。

takasagoyuri4333
地面に落ちた種子は翌年の春に芽を出しますが、その年は葉っぱが出るだけで花を付けません。
球根が大きくなっていき、翌年ごろから花が咲き、年を追って1本の茎に咲く花の数が増えていきます。
ただし数年花が咲くと、急に芽が出てこなくなるようです。
連作障害が原因といわれています。

最近の散歩中、やつば池の周辺の町中で見かけたタカサゴユリです。
DSCN5042
DSCN5038
DSCN5010

草むらに咲いていた花には、昆虫が蜜を求めて止まっていました。
DSCN5035 (2)

まだしばらくの間は、涼しげな白いユリの花が楽しめそうです。