10月23日、今日は二十四節気の一つ、「霜降(そうこう)」です。
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できます。

朝の散歩で見かける道端のススキの穂が秋の深まりを感じさせます。
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初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山は紅葉で彩られます。
昨年の10月末の富山県越中五箇山の合掌造り村の風景です。
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同じく岐阜県の白山スーパー林道での景観です。
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豊田市内では、市街地はまだ霜が降りるほどまでの冷え込みは無いですが、稲武地区や旭地区などの奥三河の山間部では、霜が降りる日が来るのも遠くないようです。

やつば池上空の雲です。
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池のすぐ近くの田んぼでは、稲の脱穀も終わり、わらが保存用に積まれています。


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気象用語として、この日から立冬(今年は11月7日)までの間に吹く寒い北風を「木枯らし(こがらし」)と呼ぶそうです。
気象庁では、北よりの風速8メートル以上の風が吹くと、その風を「木枯らし」と認定します。
木枯らしが吹いたというニュースが流れるのも、もうすぐのようです。

「秋深き 隣は何をする人ぞ」芭蕉
この句は、元禄7年の秋、松尾芭蕉が大阪で亡くなる2週間前に病の床で詠んだ句です。
よく「秋深し・・・」と読まれているのを聞きますが、正しくは「秋深き・・・」だそうです。

秋の夜長、一句ひねってみませんか!
「秋深き 誤文字だらけのブログ書く」苦笑