豊田市の秋祭りの第4弾になります。

10月26日、朝からどんよりとした曇り空の一日になりました。
朝の散歩を終える頃の7時に、「どど~~ん」と大きな音の花火がすぐ近くで上がりました。
この日は、やつば池から一番近い神社、宮口神社の例祭の日でした。
午後から出かけてきました。
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神社の入り口には屋台が並び、鯛焼き・たこ焼き・いか焼きなどが良いにおいをさせています。
鳥居をくぐって緩やかな階段を数十段登っていくと神社の境内があります。
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境内は多くの人で賑わっていました。
拝殿前の舞台では、笛や太鼓の音に合わせて、地元の女の子たちの巫女(みこ)舞いが行なわれていました。
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まずは宮口神社の拝殿(本殿)でお参りをします。
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境内の広場では、たくさんの人が集まって、「棒の手」の奉納が行なわれています。
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鎌田流の棒の手は歴史も古く、愛知県の無形民俗文化財に指定されているものです。
宮口神社近くの各町内でも地元に伝わる文化財を熱心に指導されながら伝承されています。
最初は小学生以下の子供たちの棒の手の演技が、町内別に行われています。

その後、一般の部の棒の手が始まりました。
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大きな声で気合が入り、すごい迫力です。
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演技の前には、「ぶぉ~~ぶぉ~~」と、ほら貝が吹かれて雰囲気を盛り上げます。
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棒を振り回す相手に対して、高くジャンプして棒をかわし、DSCN8119
組み合う中で相手を投げ飛ばし、
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棒の先の鎌でとどめを差します。
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素晴らしい演技に、観衆から大きな拍手が送られていました。

棒の手の演技が行なわれている境内の隅には、火縄銃の発砲所がありました。
宮口鉄砲隊という名前で編成されています。
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ずらりと並んだ火縄銃です。
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衣装も揃った鉄砲隊が10人並んで、連続撃ちを披露していました。
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「ど~ん」「ど~ん」「ど~ん」耳をつんざく大きな音が境内の周囲の林に響き渡り、すごい迫力です。
銃口から噴き出る炎や煙の瞬間です。
火縄銃1

ひなわじゅう 

火縄銃

宮口神社は先日に祭りが行われた猿投神社とのつながりのある神社なので、お祭りの行事もよく似ています。
宮口神社は、猿投神社の入り口にある宮というのが名前のいわれのようです。

家から神社へはウォーキングを兼ねて歩いて行ったので、棒の手を見ていた時に振舞われたお神酒をいただき、チョッとほろ酔い加減になって、逢妻女川の散歩道を歩いて帰ってきました。