今年の3月4日のブログ「豊田市交通公園の跡地は今・・・」で紹介した情報の続編です。

あれから半年余りが過ぎた10月24日の中日新聞の県内版に「豊田のD51”命”つなぐ」というタイトルでD51の写真付きの記事が掲載されました。
(※下の写真は閉園される前の平成22年(2010年)3月3日にマイデジカメで写したものです)
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以下新聞記事の内容の抜粋です。

「デゴイチ」の愛称で知られる蒸気機関車(SL)のD51が、2010年に閉園した豊田市平芝町の旧交通公園に取り残されたままになっている。
移設や維持に多額の費用がかかるため一時は解体の危機にさらされたが、存続を願う愛好家や住民たちが自らの手で保存することになった。近く有志で保存会を設立し、長年市民に親しまれた車両の再公開を目指す。
旧交通公園は移転新築に伴う閉園以降、市民の立ち入りが制限され、シンボルだったD51は見学できない状態が続く。

管理する市公園課によると、移設には運搬費だけで一千万円を要するため一時は解体処分も検討していた。置いておくにもさび止めのグリス塗りが必要で、年間数十万円かかるという。
保存会による存続は、D51の行く末を心配していた安城市のSL愛好家、久世一郎さんが市に相談を持ち掛けたのがきっかけ。これまで市が業者委託してきたグリス塗りは久世さんら有志が担い、市民がD51に親しめるよう定期的に催しを開くことを提案した。これに地元の自治区や豊田高専の鉄道航空研究同好会も賛同し、市はこの方式で存続させることを決めた。

旧交通公園は「平芝坂の上公園」と名称変更して来年3月までに市が一部開園させ、それに合わせてD51を公開する。園内には昭和49年(1974年)に全線廃止された旧名古屋市電の車両もあり、同様に保存・公開するという。管理を担う保存会は、久世さんらを中心に、公開までに発足させる。

久世さんは「保存状態も良く、処分するのはあまりにも寂しい。ものづくりの街、豊田の象徴となるように大切にしたい」と話す。保存会に参加予定の平芝自治区長、丹羽正勝さんも「再び地域のシンボルになれば」と願っている。

<旧交通公園のD51-849>の解説も新聞に記載されていました。
旧国鉄が使用を終えた昭和47年(1972年)から展示されている。
前年の1971年、匿名の少女からSLの保存を求める手紙が当時の佐藤保市長に届いたのがきっかけで、市が旧国鉄に掛け合い無償貸与が実現した。
現役時代は東海道線や関西線、中央線を通算28年間、177万キロ走った。
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同公園跡に保存されている、名古屋市の市電車両。(2010年3月に撮影)
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昭和40年代まで名古屋市内を走っていたものです。

この記事を見て、先日久しぶりにその場所へ行ってみました。
まだ周囲が柵で囲われていて、工事中の表示板がありました。
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新聞の記事にもありましたが、新しい公園の名前は「平芝坂の上公園」となるようです。
来年の平成27年4月頃、公園の一部開放を行ないますという表示もありました。
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敷地の中には屋根の下に保存されている市電も有りました。
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セイタカアワダチソウの雑草が茂るフェンスの奥に、D51が来年の春の公開を待っていました。
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どんな公園になって再公開されるのか、楽しみです。
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また、時々工事の様子を見に出かけようと思っています。