12月10日、朝は氷点下の冷え込みでしたが、午後には風もなく穏やかな日になりました。
友人からいただいた招待券で、瀬戸市南山口町にある愛知県陶磁美術館(旧 陶磁資料館)に出かけてきました。
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特別企画展 川喜田半泥子(かわきたはんでいし)物語 ―その芸術的生涯―  が開催されています。
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半泥子(1878~1963)は三重県津市の資産家に生まれ、百五銀行の頭取など実業家として活躍するかたわら、陶芸や書画、俳句、写真などに才能を発揮した人です。
近代陶芸史にも大きな足跡を残したその生涯を、作品や愛蔵品など展示され、紹介されていました。

陶磁器のことはあまり良くわかりませんが、奥が深い芸術です。

企画展を見た後で、本館近くの敷地内にある茶室で抹茶をいただくことにしました。
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陶翠庵(とうすいあん)という本格的な県民茶室です。
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瀬戸・常滑・美濃などの陶芸作家からご寄贈いただいた茶碗を月替わりでご用意されており、好きな茶碗を指定して、立礼席で気軽にお抹茶(薄茶)がいただけます。
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この時も、3組の御年輩の夫婦が訪れていました。

建物の中には、八畳の広間・四畳半があり、それぞれの小間も毎月掛物・水指などを選び、それぞれ季節にあった道具組みにしているようです。

この日の八畳の広間の床の間の掛け軸です。
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特別企画展の期間中ということで、川喜田半泥子の書が掛けられていました。
はたして何て書いてあるんでしょうか?
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とても読めないので、お茶室の方に教えてもらいました。

「慶世羅世羅」と書かれているそうです。
ケセラセラです。
スペイン語で「なるようになるさ!」っていう意味です。
半泥子の洒落好きで陽気な性格が表われた書です。

お茶をいただいた後に本館に戻り、常設展をぐるりと駆け足で見てきました。

陶磁美術館からは近くに、デジタルテレビの送信塔瀬戸デジタルタワーが天高く伸びていました。
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東京のスカイツリーのような展望台なども無く、電波塔として地味にその役目を果たしている高さは245mの瀬戸デジタルタワーです。