豊田市街地の桜町に江戸時代の史跡の桜城址公園があります。
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江戸時代の寛延2年(1749年)に挙母城(桜城)をこの地に建てようと、挙母藩主が工事を始めましたが、たび重なる矢作川の氾濫による大洪水で築城は断念され、新たに丘陵地の場所に移転されています。
工事途中だった隅櫓の石垣(高さ6m)のみが今も残っています。
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その桜城址公園の近くの一番街商店街ではこの冬の期間、一番街イルミネーションストーリートという企画を展開しています。
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※イルミネーションストーリートとは、ストーリー(物語)とストリート(通り道)を一緒にした造語です。

その企画の一つとして石垣の上に隅櫓をイメージした電飾を点灯させ、幻の挙母城を表現したイルミネーションのお城が見られるということを聞き、薄暗くなった夕方に出かけてきました。

一番街ストーリートの電飾です。
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このすぐ横の桜城址公園の石垣の上では、青色と白色の発光ダイオード(LED)が輝いていました。
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約4千個のLEDが使われているそうです。
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下校途中の女子高生がスマホで写している姿もありました。

暗くなってきて光が鮮やかになってきました。
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お城に見えますか? 見てあげてください。
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少し離れて、公園の入り口から見たお城の電飾です。
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お城のイルミネーションは1月末まで、夕方の5時から夜の12時まで点灯しているそうです。