やつば池には冬に時期にマガモが住み着いてくれますが、同じカモの仲間でもオシドリは見かけません。
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豊田の市街地の溜め池ではオシドリを見ることは出来ないのかと思っていましたが、市内美里町に住んでいる友達から、犬散歩をしていると近くの池で「時々オシドリを見ることがあるよ」という情報をもらいました。
その場所は、豊田スタジアムの東側の広川町にある溜め池の「梅倉池」です。
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それならと、オシドリを見てみようと数日前に一度でかけてみました。
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梅倉池は南北に細長い形で、木々に囲まれた小さな溜め池です。
この池周囲には人が近づけないので、野鳥にとっては住みやすい環境になっています。
池の南側に散歩道があって、その場所からだけ少し離れて池が見られました。
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池の真ん中近くに鳥の群れが見られました。
けれども、この日はマガモとコガモしか見ることが出来ず、狙いのオシドリは見つけられませんでした。
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ところが数日後の25日、「今ならオシドリがいるよ」って連絡をもらいました。
さっそく車を走らせてその場所に向かいました。
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先日と同じ所です。

カモの群れとは少し離れたところの木の陰に、羽の色が鮮やかなオシドリを発見しました。
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オスが1羽とメスが2羽、一緒になって水面を泳いでいました。
オシドリです。デジカメのズームをいっぱいに拡大して写しました。
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この写真にはオスとメスが1羽ずつ仲良さそうにしていますが、近くにメスがもう1羽いるんです。
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オシドリといえばなんといっても仲の良い夫婦の例え、「オシドリ夫婦」が有名です。
その昔、オシドリのつがいの1羽を捕らえてしまうと、残ったもう1羽がいなくなった相手を思い続け、あげくの果てに死んでしまうという言い伝えがありました。
この話しのように、オシドリの夫婦仲の良さは昔から有名だったのです。
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では、実際のオシドリは本当にそこまで夫婦仲が良いのでしょうか?
確かにオシドリのつがいを見てみると、いかにも仲むつまじく寄り添っているように見えます。
しかし実際、寄り添っているというよりはオスが一方的にメスのそばにくっついているのが現状のようです。
ラブラブなカップルがいる一方、メスに恵まれないはぐれオスも出てくるのです。
そんなオスたちから、自分の奥様を取られないよう、寄り添って見張っているのです。
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オスの懸命な保護を受けて、やがてメスは卵を産みます。
ところがオシドリのオスは、メスが卵を産むと、抱卵や子育てを手伝うこともなくメスのもとから去っていってしまいます。
実はオシドリに限らずカモの仲間の多くは、繁殖のたび、毎年のように恋のお相手を変えるため、一生同じ相手と暮らすわけではないのです。
しかもメスのもとを離れたオスは、また別のメスに出会うとその場で求愛の行動をとることもあるようです。
オスにしてみれば、自分の子孫をいかに多く残すか、これが一番大切なことなのです。
こうしてみると、相思相愛というオシドリ夫婦のイメージが崩れてしまいますが、これも自然界のおきてなのでしょうかね。
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オシドリのカップルがラブラブなことだけは確かですが、それも卵が産まれるまでの間だけのようです。
羽の色が鮮やかなオシドリです。
いつかそのうちに、やつば池にもオシドリが見られるようになればいいなぁと思っています。