早いもので1月も今日で終わりです。
気圧配置が西高東低の冬型になり、寒気も日本の上空に覆いかぶさってきました。
朝から冷たい北風が吹き抜けている「やつば池散歩道」です。
こんな寒さの中で、散歩道の傍らに10株ほどのスイセン(水仙)が咲いています。
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いろいろな種類のスイセンが見られますが、昔からスイセンというとこの花になるくらい良く見かける種類で「二ホンズイセン(日本水仙)」 と言います。
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ニホンズイセンは、日本で通常の水仙と認識される花で、冬の12月~翌2月、芳香のある小さな盃状の花を咲かせる耐寒性多年草(球根植物)です。
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葉と茎は緑色で細長く厚みがありショウブの葉を小さくした形をしています。
球根で増やしますが、球根には毒があるので、食べると危険です。

ニホンズイセンの群生地として、伊豆下田の爪木崎(つめきざき)、兵庫県淡路市、福井県越前海岸などが知られています。
以前、冬の伊豆下田へ旅行に行った時に爪木崎のスイセンを見てきたことがあります。
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ここの群生地には、およそ300万本のスイセンが咲いているそうです。
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赤い花のアロエと白いスイセンが一緒になって咲いていました。
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1月中旬でしたが、伊豆半島の先端の海岸で、海からの強い風を受けて咲くスイセンがきれいでした。
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やつば池の散歩道に咲くスイセンを見て、伊豆半島の旅行のことを思い出しました。