2月に入りました。
2月は別の呼び方で「きさらぎ(如月)」とも言います。
こうした言い方は古くからありますが、なぜ「きさらぎ」というのでしょう。
諸説ありますが、まだ寒さが残っているので衣を更に重ね着する「衣更着(きぬさらぎ)」から「きさらぎ」になったという説が有力です。
ところで、「きさらぎ」は漢字で「如月」と書きます。
これは、紀元前二世紀頃の中国の辞書『爾雅(じが)』の中に「二月を如と為す」という記載があり、古く中国で2月のことを「如」と表していたことに由来しているのです。
「如」は本来「従う」という意味で、「ひとつが動き出すと次々に従って動き出す。その動き出す状態」。
つまり、自然や草木、動物など、全てが春に向かって動き出す月、ということで「如」をあてたとされます。

そんな2月の初日の朝の散歩で、雲一つなく晴れた青空を見て、「そうだ!富士山を見に行こう!」と思い立ち、世界遺産に認定された「三保の松原」に向けて、休日割引の高速道路へと車を走らせました。

東名高速道路は渋滞も無く順調に目的地に行くことができました。
途中で休憩した牧之原サービスエリアからも富士山が見えていました。
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途中で石垣イチゴで有名な久能山イチゴ狩りの誘惑にも負けず、三保の松原に到着しました。
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以前は駐車場が狭かったイメージでしたが、世界遺産になったことで整備され広い駐車場が出来ていました。しかも嬉しいことに無料の駐車場でした。
松林を抜けて海岸に向かいます。
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天女が舞い降りたという伝説の三保の松原の「羽衣の松」は、観光案内の人の話では、初代の松は昔々の地盤沈下で海の中に沈んでしまっており、2代目の松も枯れてしまい、幹だけが保存されていました。
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そして今の「羽衣の松」は3代目だそうです。
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ひときわ枝ぶりの元気な太い松が3代目の「羽衣の松」に指定され、枠に囲まれていました。

三保の海岸からの富士山です。
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海岸を少し歩いて、海の上の富士山の景観も見てきました。
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晴天の青空にそびえる富士山。
この日の富士山は雲に隠れる心配は要らないようです。

海岸からの富士山の次は、高い所から見た富士山をと思い、三保の松原に近い「日本平」に行ってみました。
駐車場からの富士山。
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展望台から見た・・
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清水港の向こうにそびえる富士山。
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日本平の一番高い所の吟望台から見た
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景観です。
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一日中、雲にも邪魔されることも無く、富士山の景観を楽しむことができました。
帰りの高速道路も渋滞も無く順調に帰ることができました。