♬春は名のみの風の寒さや・・・
「早春賦(そうしゅんふ)」という歌の最初の一節です。
良く知られるこの歌は、東京音楽学校の教授だった吉丸一昌氏の作詞によるものです。
作詞当時『尋常小学校唱歌』の編さん委員として活動していた吉丸氏は、大正の初期に長野県安曇野を訪れ、穂高町あたりの雪解け風景に感銘を受けて「早春賦」の詩を書き上げたとされています。

そんな冷たい風の吹くこの時期ですが、あたたかい場所が有ります。
豊田市西山公園内にある小さなオアシスの観賞温室です。
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南側の入り口から入るとすぐ左側に、温室ではお馴染みのバナナの木が有ります。
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残念ながら、今は実が着いていませんでした。

午後2時過ぎの温室の中の温度は29℃と夏のような暑さでした。
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バナナの奥には大きな葉っぱが広がっている植物が有ります。
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南アフリカ原産の観葉植物の「ストレリチア」です。
和名では極楽鳥花(ごくらくちょうか)と呼ばれています。
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観葉植物なので葉っぱが綺麗ですが、咲く花の形に特徴があります。
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極楽鳥と言う名で呼ばれている熱帯地方に住む「フウチョウ( 風鳥)」という鳥がいます。
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資料で見つけた「フウチョウ」の一種の写真です。

極楽鳥花の花を近づいて写したものです。
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確かに、花の色や形が、極楽鳥に似ています。

入り口の右側には、これも温室では定番のサボテンが植えられています。
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サボテンの花は綺麗ですが、今は一つも咲いていませんでした。

温室の奥の方に黄色の花の咲いているものが有りました。
「キンカチャ」と名前が書かれています。
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珍しい黄色のツバキで、漢字では「金花茶」と書きます。

 中国南部、広西壮族自治区の限られた地域にだけ自生し、 発見されたのは今から50年前といわれており、発見当時は「幻の黄色いツバキ」として話題になったようです。 
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花は椿ですが、葉っぱがお茶の葉にによく似ています。

あたたかい温室の中で華やかに彩られているのが、「ブーゲンビリア」です。
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温室の北側の出入り口の上に、ピンクのアーチが出来ています。
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離れたところに黄色のブーゲンビリアも有りました。
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他にも、名前が判らないけれど、こんな花も有りました。
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外は寒風が吹いていても、この部屋の中はポッカポカです。
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温室内にはベンチやテーブルもあるので、ゆっくりと休憩もできます。
そんなに広くはないですが、心も身体も温まるオアシスです。
出かけてみてはいかがですか。