4月12日の足助春まつりの日に、花車の休憩中に時間があったので、香嵐渓を散策してきました。
神社前の祭りの賑やかな雰囲気とは違って、香嵐渓は巴川の水の流れる音と鳥のさえずりが聞こえるだけの静かな場所でした。

足助神社から少し歩くと、香嵐渓の景観のシンボル的な存在の待月橋があります。
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橋の上から上流を見た風景、新緑のモミジの散策路です。
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のんびりと散策する人たちの姿がありました。
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秋の紅葉のトンネルが、春は新緑のトンネルになっています。
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香嵐渓の飯盛山のふもとのこの斜面にはカタクリの群生地があります。
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3月下旬頃に見ごろだったカタクリの花は、もうすっかり姿を消していました。
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まだ残っているカタクリの葉っぱを見つけて、近づいてよく見ると茎の先に種が出来ています。
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少し歩くと、白い小さな花がいっぱい咲いている場所がありました。
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ニリンソウ(二輪草)です。
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葉っぱの先から、2つの花が並んで咲いています。
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そんな中に、もう一つつぼみが伸びているものも有りました。
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仲良しカップルに赤ちゃんが出来たようで、ほほえましい姿でした。
(三角関係というふうに見てはダメですよ)

カタクリの花の終わった散策路には、いろいろな野草が咲いています。
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小さな花にも名前が分かるように名札が立てられているので、野草の好きな人には飽きの来ない散策路になっています。

余談になりますが・・・
数年前に足助で買ったニリンソウの苗が、我が家の植木鉢の中で年を過ごし、今年の春にも芽が出てきました。
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香嵐渓のニリンソウの花の生育の勢いには比べものになりませんが、4月になって葉っぱがどんどん大きくなり、小さな花を咲かせてきました。
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まだ一輪だけですが、二つ目の花の小さなつぼみが出来ています。
そのうちに二輪が咲いたら、またブログで紹介したいと思っています。