5月2日は八十八夜です。
立春から数えて88日目になり、春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めます。

「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る・・・」という歌もあるように、すっかり暖かくなってきます。
最近は品種改良などが進み、昔ほど種まきに気を遣うこともなくなったようですが、かつては八十八夜は米の種まきの大事な目安となっていたようです。

「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては特別重要な日とされてきたようです。
最近では、もうあちらこちらで田植えが行なわれています。

もうすぐ端午の節句(こどもの日)もやってきます。
やつば池散歩道にも鯉のぼりがお目見えしました。

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小さな鯉のぼりですが、散歩する人の目を楽しませてくれています。
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そして、やつば池の水辺には今年も黄色の花が咲き出しました。
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水辺に生育し美しい花を咲かせる「キショウブ(黄菖蒲)」です。
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西アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化して育っています。
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観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないため、その貴重性から重宝されましたが、湖沼や河川などへの拡散が問題となっています。


環境省は「要注意外来生物」の一種として「栽培にあたっては、逸出を起こさない」「既に野生化している湖沼等があり、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場所については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる」として警戒を呼びかけている植物です。
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そんな植物ですが、在来種の花ショウブの生えていない「やつば池」ではキショウブは貴重な花です。
まだつぼみが有るので、10日ごろまでは池の水辺に咲く黄色の花が楽しめそうです。