豊田市駅前通り北地区再開発工事が進められているこの場所で、長い間豊田市民に親しまれてきた総菜店「松丈(まつじょう)」(同市喜多町)さんが、今日7月9日で現在の店での営業を終了します。
DSCN3893

店の前の「豊田名物・松丈コロッケ」の大きな旗が目につきます。
DSCN3894
その店の前に張り紙があり、7月中旬に豊田市駅下の仮店舗で営業しますと書かれています。

松丈さんの店は交差点の角に有ります。
DSCN3891
昭和の風情が漂う店は、今年の2月に解体工事が始まった再開発地区の西側になります。
この店の一角だけが残っていて、その裏の建物はもうほとんどが解体されてきています。
DSCN3889

他の店が次々と移転する中、松丈さんは最後まで行き先が決まらず現在地で営業を続けてきました。
松丈さんの店の「チキンコロッケ」は「松丈コロッケ」と呼ばれて、創業から半世紀過ぎた今もなお根強い人気を保っています。
t_IMG_2157
t_IMG_5184
このチキンコロッケは、三代目社長の加藤さんの祖母が、昭和29年(1954年)の創業直後に生み出した看板商品です。
北海道産の男爵イモに鶏肉が加わり、ほのかなカレー風味が特徴のコロッケです。


6月に入ってようやく市駅構内の「ロッテリア」隣の空き店舗に仮移転することが決まり、7月中旬に現店舗から移ることになりました。
1週間後のオープンに向け、工事中の仮店舗です。
DSCN3895

来年1月末には現店舗から200m北側の時計店跡地(昭和町四丁目)に新たな店舗が完成し、店を本移転させる予定になっているそうです。
店の場所が変わっても、歴史を重ねた素朴な味は受け継がれていきます。

ちなみに・・・
<豊田市駅前通り北地区再開発とは>
 名鉄豊田市駅から東へ延びる駅前通りの北側1.6ヘクタールが対象。現店舗群の老朽化に伴い、地上8~26階の新たなビル3棟を建設する。
58C8E
(完成予想図)
2年後の平成29年(2017年)9月以降に順次完成し、シネマコンプレックス(複合映画館)や高齢者福祉施設、分譲マンションなどが入る。総事業費227億円。
というものです。