9月5日 (土) 、伊勢神宮の参拝に行ったあと、志摩市にある大王崎まで足をのばしました。
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大王崎の漁港の周辺にある駐車場は300円の有料でした。
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岬の先端に立つ大王崎灯台です。高さが約22mあります。
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昭和2年(1927年)に立てられた大王崎灯台は、太平洋戦争、伊勢湾台風など幾多の苦難に遭遇してきましたが、昭和53年(1978年)に半世紀振りに灯塔の大改修が行なわれ、現在の姿になっています。
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平成16年(2004年)4月には、波の高さを自動で観測する高性能の最新レーダーが設置されたことにより、東海地方で最後まで残っていた「燈台守」の姿が消え無人化になりましたが、灯台は今も「参観灯台」としての観光スポットと、海の安全を守る道標として活躍しています。
※参観灯台とは・・・
その内部が常時一般公開されている灯台のことで、平成27年(2015年)現在、全国15の灯台が参観灯台となっています。
これらの参観灯台は、上部へ登って眺望を楽しむことができる(参観料金は一律200円・小人無料)ほか、資料館や展示室を併設するものもあります。
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海上保安庁が管轄している大王崎灯台は、2年前の平成25年3月に文化庁から国の登録有形文化財に指定されています。
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灯台を登ってきました。
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けっこうキツイおよそ90段続く階段を登ると展望台に出ました。
爽やかな風が吹いていて、階段の疲れも吹っ飛ぶ景観が目の前に広がります。
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西の方角です。夕日の時の景観が素晴らしいようです。
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大王崎の町が見下ろせます。
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灯台を降りて灯台の西側にある八幡さん公園に行きました。
この広場の中央に、絵かきの町大王のシンボルともいえるの絵描きの銅像がありました。
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銅像の後ろ姿から灯台を望みます。
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その景観が、これです。
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岸壁に立つ大王崎灯台です。
海風を感じながら、しばらくこの景観を楽しみました。

来年(平成28年)5月に行なわれる予定の「主要国首脳会議・伊勢志摩サミット」で、半年後にはこの地域はいろいろと話題になりそうです。