10月8日、今日は二十四節気の寒露(かんろ)です。
寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことをいいます。
今朝の豊田市の最低気温が10℃を下まわり、こよみどうりの寒い朝になりました。
この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。
寒露の頃には、空を見上げてみてはいかがでしょう。
ちょうど今の時期、晴れている早朝、日の出の時間(名古屋では5時52分)の1時間前ごろの東の空には3つの惑星「金星・火星・木星」と月が接近して昇ってくる天体ショーが見られます。

明けの明星の金星は-4等台もの明るさで輝き、ひと目でその姿を探し当てられそうです。
また、木星は-1.7等、火星は1.8等の明るさで輝き、日の出前の東の空が賑わいます。

下の画像は国立天文台のホームページ「ほしぞら情報」からコピーしたものです。
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雲っていない東の空の夜明け前の10月8日(木)には3つの惑星に細くなった月が近づき、9日(金)には月と金星のランデブー、10日(土)にはさらに細くなった月・火星・木星のランデブーを楽しむことができます。

下の写真は、8日の朝5時頃に我が家の窓から写したものです。
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木星の近くの火星は薄暗くて写っていませんでした。
明日の朝は月と金星がもっと近づくようです。

10月上旬は、木星は火星・金星よりも低い位置に昇っていますが、10月後半に入るにつれて段々と高度を上げてきます。
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18日(日)前後には木星は火星と、また26日(月)前後には木星は金星と接近します。特に、東の空でひと際明るい金星と木星の接近は目を引きそうです。

さらに一ヶ月後の11月7日前後にはもっと接近するようです。
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少し早起きして、惑星で賑わう天体ショーを楽しんでみてはいかがですか!

※10月9日の朝5時前の我が家の窓から写した写真を追加します。
月が金星のすぐ下に移動していました。
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大接近した月と金星です。
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2日間とも晴れていてきれいな天体ショーが見られました。