11月28日(土)豊田市民文化会館(大ホール)で、新豊田市誕生10周年記念事業「第26回全国地芝居サミットinとよた」がありました。
豊田市は自動車産業など、ものづくり都市として有名ですが、平成17年に近隣の6町村と合併し、三河山間部(愛知県北東部)の山林を多くもつ都市となりました。
三河山間部の神社を中心に市内に84棟の農村舞台が残っており、廃絶したことが確認できる農村舞台を含めると135棟にものぼります。
全国でも指折りの農村舞台の多さは、その昔、この地域で地芝居が盛んに行われ、村人たちが大いに楽しんでいた姿が偲ばれます。
現在豊田市では、4つの歌舞伎保存会を中心に江戸時代からの伝統が受け継がれています。
全国地芝居サミットは、毎年地芝居の伝承されている土地で開催されるイベントで、ご当地の地芝居などが披露されています。
今回のサミットは「未来へつなぐ地域の伝承文化」をテーマとして、未来への宝である子どもたちによる歌舞伎や農村舞台での公演など豊田市の特色ある地芝居を鑑賞できるということです。
豊田市民文化会館前に立てられた幟です。
開会式に先立ち、小原歌舞伎保存会による「三番叟(さんばそう)」で地芝居サミットの開催を祝いました。
その後、開会式の式典が行なわれ、豊田市長や全日本郷土芸能協会の理事長や来賓の挨拶がありました。
そして、いよいよ石野歌舞伎保存会による子ども歌舞伎が始まりました。
白浪五人男を演じるのは、すべて小学5年・6年生の男の子と女の子です。
揃いの衣装で勢ぞろいした五人は、番傘を片手に各々が名乗りを上げます。
見得を切るしぐさもどうに入っています。
五人男を追いかける捕り手には、小学1年生の女の子も演じています。
長いセリフや立ち回りなど素晴らしい演技に、観衆からは盛大なる拍手が送られました。
休憩のあとに、豊田市無形民俗文化財に指定されている小原歌舞伎保存会の子ども歌舞伎が演じられました。
由比ガ浜で死罪の刑に処せられる曽我兄弟が助命嘆願が届き助かるという物語の一場面です。
曽我兄弟が縄で縛られて浜に連れられてきました。
処刑がされようとする迫力ある場面です。
歌舞伎ならではの化粧も本格的です。
子ども歌舞伎と言っても、迫力満点の演技です。
配役者は、中学生が2名で、あとはすべて小学生です。
しっかりと声を張り上げて、セリフ等一つもをミスなく演じます。
50分にも及ぶ長編の演技が披露されました。
幕が閉じると、子供たちのすばらしい演技に大きな拍手が送られました。
翌日の29日には会場を豊田市深見町の磯崎神社にある農村舞台に移動して、他の3つの地芝居歌舞伎が演じられます。
豊田市は自動車産業など、ものづくり都市として有名ですが、平成17年に近隣の6町村と合併し、三河山間部(愛知県北東部)の山林を多くもつ都市となりました。
三河山間部の神社を中心に市内に84棟の農村舞台が残っており、廃絶したことが確認できる農村舞台を含めると135棟にものぼります。
全国でも指折りの農村舞台の多さは、その昔、この地域で地芝居が盛んに行われ、村人たちが大いに楽しんでいた姿が偲ばれます。
現在豊田市では、4つの歌舞伎保存会を中心に江戸時代からの伝統が受け継がれています。
全国地芝居サミットは、毎年地芝居の伝承されている土地で開催されるイベントで、ご当地の地芝居などが披露されています。
今回のサミットは「未来へつなぐ地域の伝承文化」をテーマとして、未来への宝である子どもたちによる歌舞伎や農村舞台での公演など豊田市の特色ある地芝居を鑑賞できるということです。
豊田市民文化会館前に立てられた幟です。
開会式に先立ち、小原歌舞伎保存会による「三番叟(さんばそう)」で地芝居サミットの開催を祝いました。
その後、開会式の式典が行なわれ、豊田市長や全日本郷土芸能協会の理事長や来賓の挨拶がありました。
そして、いよいよ石野歌舞伎保存会による子ども歌舞伎が始まりました。
白浪五人男を演じるのは、すべて小学5年・6年生の男の子と女の子です。
揃いの衣装で勢ぞろいした五人は、番傘を片手に各々が名乗りを上げます。
見得を切るしぐさもどうに入っています。
五人男を追いかける捕り手には、小学1年生の女の子も演じています。
長いセリフや立ち回りなど素晴らしい演技に、観衆からは盛大なる拍手が送られました。
休憩のあとに、豊田市無形民俗文化財に指定されている小原歌舞伎保存会の子ども歌舞伎が演じられました。
由比ガ浜で死罪の刑に処せられる曽我兄弟が助命嘆願が届き助かるという物語の一場面です。
曽我兄弟が縄で縛られて浜に連れられてきました。
処刑がされようとする迫力ある場面です。
歌舞伎ならではの化粧も本格的です。
子ども歌舞伎と言っても、迫力満点の演技です。
配役者は、中学生が2名で、あとはすべて小学生です。
しっかりと声を張り上げて、セリフ等一つもをミスなく演じます。
50分にも及ぶ長編の演技が披露されました。
幕が閉じると、子供たちのすばらしい演技に大きな拍手が送られました。
翌日の29日には会場を豊田市深見町の磯崎神社にある農村舞台に移動して、他の3つの地芝居歌舞伎が演じられます。
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