1月2日、猿投山の北側の瀬戸市にある古刹、雲興寺(うんこうじ)へ初詣に行ってきました。

DSCN9886
盗難除けに御利益のあることで知られています。
DSCN9344
室町時代の至徳元年(1384年)に開創された尾張を代表する曹洞宗寺院の一つです。

雲興寺に伝わるこんな話があるそうです。
室町時代の応永12年(1405年)、雲興寺二世が真夜中に坐禅をしていると、雲興寺山中に住み、人の肉身を食う鬼神が現れました。
住職は鬼神に罪業を懺悔(ざんげ)させ、業報の本来は性空であることを説き、剃髪のうえ三帰五戒を授け、「性空上座」という号を与えました。
鬼神は雲興寺山中を守る守護神となって村人や寺を病難・火難・盗難から守護することを誓い、門前の盤石の中に姿を消しました。
これ以降、門前の盤石は「性空石」と呼ばれ、盗難除けのご利益のある雲興寺守護神(性空山神)の住居として信仰を集めています。

ということで、門前に「盗難除性空山神」と刻まれた大きな石が置かれています。
DSCN9883
この、性空山神の伝承により、盗難除けのご利益(りやく)のある寺院としても有名で、毎年盗難除けの御札を求めにたくさんの参拝客が有ります。
DSCN9890
盗難除けの御札をいただく庫裏です。
DSCN9887

雲興寺の本堂や鐘楼の屋根には赤茶色の陶器瓦が使われています。
DSCN9891

瓦の表面に艶があり、ピカピカに光っています。
DSCN9892

この瓦は、瀬戸焼のうち瀬戸市の東方にある赤津地区で焼かれる「赤津焼」と呼ばれる焼き物で出来た瓦が使われています。
DSCN9896
赤津焼は、瀬戸市の伝統工芸として独特の釉薬が使われた焼きものです。
DSCN9893
屋根の上の魔除けの置物も赤津焼で作られています。
DSCN9895

あたたかい日差しの中で、赤津焼の瓦の本堂をお参りして、盗難除けの御札を受けてきました。