1月11日は、日本の年中行事の一つ「鏡開き」の日です。
お正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮やおしるこなどにして食べ、一家の円満を願う行事です。
 元々は鎧などの具足と一緒に供えた餅を雑煮にして食べる「具足開き」という武家の風習で、1月20日に行われていました。
三代将軍徳川家光が1月20日に亡くなったため、20日を忌日として避け11日に行うようになったそうです。
武家の風習であったため、鏡餅を刃物で切るのは切腹を連想させるので、手で割ったり、木槌で砕いたりします。
鏡は円満を意味し、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を用いています。

この日に、豊田市稲武地区では「どんど焼き」が行なわれました。
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どんど焼きとは、主に小正月に行なう火の祭で、元日にお迎えした年神様を火に乗せて天にお返しする行事です。
正月のお飾り(門松・しめ飾りや書き初め等)を持ち寄って焼きます。
その火で焼いた餅を食べると、一年間無病息災で過ごせるとか、書き初めを焼いた紙が燃えて高くまで上がると字が上手になるなどと言われています。

我が家からは車で約1時間の少し離れた場所ですが、1年ぶりに稲武のどんど焼きを見に出かけてきました。
田んぼの中に山と積まれた正月のお飾りがありました。
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午前10時から神事が行なわれました。
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その後、火がつけられました。
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少しずつ燃え上がっていきます。

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最初の頃はこの時期には珍しく風が吹いていなかったので煙が真上にモクモクと天高くまで上がっていきました。
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やがて、少し北風が吹き出してきました。
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燃え上がってくると、門松に使われた青竹が「パ~ン!」と大きな音で破裂し始めます。
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火力が強くなると、青竹からも炎が上がります。
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燃え始めてからおよそ30分間で山と積まれた正月飾りがほとんど燃えてしまいました。
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燃え残っている外側の門松の青竹を、長い棒で火の中に投げ込んでいます。

どんど焼きの近くでは、甘いぜんざいをワンコインで提供していました。
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どんど焼きで焼いたものではないですが、炭火で焼いたお餅を1杯に2つも入れてくれました。
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最近では珍しくなってしまった昔からの日本の伝統行事ですが、いつまでも続けてもらいたいものです。