やつば池から逢妻女川のヒガンバナを見に行く途中にある田園地帯の稲が実り、穂を垂れています。
畦道を歩いていると、草むらからピョンと稲穂に跳びついた虫がいました。
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近づいてよく見ると・・・それは、イナゴでした。
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昔はよく見ましたが、最近はお目にかかっていなかったので久しぶりの対面でした。
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近くを見渡しましたが、見つけたのは、この一匹だけです。

イナゴは、日本では稲を食べる害虫とされると同時に、水田から得られる重要なタンパク源として扱われ、多くの地域で食用とされていました。

昆虫を食べるということは、信州など一部地域を除き一般的ではないですが、イナゴに限ってはイネの成育中または稲刈り後の田んぼで、害虫駆除を兼ねて大量に捕獲できたことから、全国的に食用に供する風習がありました。

調理法としては、串刺しにして炭火で焼く、鍋で炒る、醤油や砂糖を加えて甘辛く煮付けるイナゴの佃煮とするなど、さまざまなものが有ったようです。
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イナゴは、昔から内陸部の稲作民族に不足がちになるタンパク質・カルシウムの補給源として利用されていました。

今でも、信州方面の道の駅などの土産物売り場に、イナゴの佃煮を見かけることが有りますが、姿を見ると、なかなか買う勇気が無く、手に取ってもまた棚に戻してしまいます。