豊田市駅前の参合館の8階にある豊田市能楽堂は平成10年に開館して10数年が過ぎていますが、今まで一度も入ったことが有りませんでした。

11月27日(日)、豊田市能楽堂へ入場無料で入られる催し物が行なわれたので見に行ってみました。
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その催しは豊田三曲会の演奏会です。
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尺八や三絃や琴の楽器の演奏会で、今回が第35回という歴史のある演奏会でした。
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豊田市能楽堂は、能楽が盛んであった桃山時代の能舞台をイメージした作りになっています。
客席数は461席というほどよい空間の中規模サイズの大きさです。
屋根は開放的な切妻作りで、寄木造りの上に桧皮葺となっています。
舞台正面の鏡板に描かれている老松は、東京芸術大学教授で日本画家である田渕俊夫さんの作品で、松のほこらの一つ一つや松ぼっくりにその特徴である写実的なものが表れています。

こんな素晴らしい舞台での邦楽の演奏は、今まで聴いたことのなかった音楽鑑賞になりました。
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生演奏はあまり聞いたことが無かった琴の音色や、
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高齢者の人たちが頑張って演奏をする尺八の合奏などを
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素晴らしい舞台で、心地よく聴くことが出来ました。