豊田市陣中町にある豊田市郷土資料館で、企画展「古い道具と昔のくらし ~もつ・かつぐ・はこぶ~ 」が開催されています。
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明治後期から昭和中期ごろまでの生活で実際に使われていた道具類が並ぶ企画展です。
企画展の開催期間は3月12日 (日) まで行われていて、入場無料で月曜日は休館です。

豊田市は中心を矢作川が流れ、山地から平地へと豊かな自然環境が広がっています。
その中で、昔から人々の暮らしの中で使われてきた古い道具は、私たちのご先祖様が知恵と工夫をつめ込んで作り、使ってきたものです。

自動車の無かった時代にたくさんの荷物を運んでいた道具や水を運んだりするバケツは昔はどんな材料で作られていたのかなど、今回は、そんな疑問に答える道具たちが展示されています。

企画展の展示会場、第2展示室の内部の様子です。
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「衣食住」のコーナーに展示品が並んでいます。
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柳行李(やなぎごうり)や葛籠(つづら)、ザル(イカケ)や徳利(とっくり)が展示されています。

徳利は貧乏徳利とも呼ばれ、昔は酒屋でお酒を買う際は量り売りで、この徳利を酒屋さんで借りて使ったようです。
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そのため、徳利には酒屋さんの名前や所在地が書かれていることが多く、地域の特徴をうかがうことができます。

「はたらく」のコーナーです。
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背負子(しょいこ)や背中当て、天秤棒やイヂコ(ビク)などが展示されています。

そして、「あそぶ」のコーナーです。
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トランクや信玄袋、アルミ製や竹製の水筒やメンバと呼ばれた一人用の弁当箱などが展示されています。

農家に育った団塊の世代の私には、むかし懐かしいものが多く展示されています。

硝子戸の外に自由に触れられるように置かれているものもありました。
田植えなどに使った、田舟と苗籠です。
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乳母車もありました。
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赤ちゃんの子守りに使いました。藤(ふじ)のつるで編んでありました。

イズミと呼ばれるワラで編まれた籠です。
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ごはんが冷めないように、おひつをわらで編(あ)んだ入れ物に入れておきました。
今は、電気炊飯器(すいはんき)に保温の機能(きのう)があり、使われなくなりました。 

荷台に野菜が積まれた大八車です。
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説明には、大人が運ぶ8人分の荷物をこの車で運ぶことができるから、この名前で呼ばれるようになったと書かれていました。

子供たちを対象にした展示のようですが、団塊の世代にも十分に楽しめました。