このブログでは久しぶり(およそ1年半)の天体ショーの話題です。

5月23日 (火) の夜明け前です。

暦では二十四節気の夏至(げし)まであと1ヶ月ということで、名古屋市の今日の日の出時刻は4時43分です。
朝5時に起きたのでは、もう太陽が東の空に昇っています。

そんな日の朝4時ごろの少し明るくなってきた我が家の東の空に、月齢26の細長い月に接近して明けの明星の金星が輝いていました。
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月と金星だけの接近の天体ショーはそれほど珍しくはないことですが、それでもやっぱり綺麗です。
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大接近というまでは近づいていませんが、写真では伝わらない綺麗な空です。
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お隣さんの屋根の上での天体ショーです。

さすがに明けの明星と言うだけあって、空が明るくなってきてもしばらくは金星が確認できています。
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月は日に日に欠けていき3日後には新月になって今度は夕刻の西の空になりますが、明けの明星の金星はまだしばらくは夜明け前の東の空で見られます。

朝4時ごろに何んとなく目が覚めてしまったときには、窓の外の東の空を見てください。