戦国時代(1560年)に織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦いにちなんだ「豊明市桶狭間古戦場まつり」が6月3日 (土) 、4日 (日) の両日、豊明市の国史跡・桶狭間古戦場伝説地周辺で開かれました。
桶狭間古戦場まつりは、戦いで命を落とした義元らの霊を慰めるため、地元有志たちが毎年開いているものです。
4日の日曜日の午後からは、当時の風俗を再現した武者行列があり、市内外の歴史ファンら300人余りが市内の小学校から桶狭間古戦場伝説地までの約1キロを1時間かけて練り歩きます。
行列は、公募で決まった今川義元役の小出雅男さん(41)と織田信長役の疋田功さん(44)を中心に、段ボール製の手作り甲冑(かっちゅう)を着けた子どもたちが参加しています。
こちらが義元隊です。
そして、信長隊です。
行列が到着する桶狭間古戦場伝説地の隣にある高徳院というお寺の駐車場では、祭りの最後を飾る桶狭間の戦いの時代劇絵巻が演じられました。
今川方の松平元康が大高城への兵糧入れに成功します。
つづいて今川方が織田方の鷲津砦と丸根砦を占領したとの報告が義元に入ります。
織田方の砦を落としたことで、義元隊は桶狭間で祝宴が行なわれています。
そこへ織田方が攻め込んできました。
戦いの末、義元は服部小平太の槍に屈してしまいます。
義元に勝ち、信長が勝利の雄たけびをあげます。
桶狭間の戦いを見事に演じた人たちが全員集まってフィナーレです。
そして、最後に「エイエイ オー!」と勝ちどきをあげて終了しました。
この他に、棒の手や桶狭間太鼓、火縄銃など趣向を凝らした豊明市の桶狭間古戦場まつりを楽しんできました。
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