6月22日 (木) 、豊田市西山公園の菖蒲(しょうぶ)園です。
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昨日、待ち遠しかった雨が2週間ぶりに降りました。
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涼し気な色の花しょうぶが並んで咲いています。
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先月(5月)の末に名古屋市鶴舞公園のバラを見に行った時に公園内の花しょうぶが見頃だったですが、西山公園の花しょうぶは少し遅れて今が見ごろです。
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菖蒲園は数日前までは多くの人で賑わっていたバラ園のすぐ隣にあります。
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黄色の花しょうぶが多く植えられています。
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ところで、「花しょうぶ」「かきつばた」「あやめ」の違いがわかりますか?

かきつばた・あやめ・花しょうぶは3種類ともアヤメ科アヤメ属の多年草植物で、見た目がとても似ています。
昔からことわざで「何れ菖蒲か杜若(いずれしょうぶかかきつばた)」といい、どちらも似ていて優れており、優劣がつけづらいことを意味します。

それでも、それぞれどう違うのか、調べてみました。
花の色や大きさ、形、生えている場所に違いがありました。

見分け方は以下の通りです。
「かきつばた」
池や沼の近くの湿地 に生えています。
背丈は50~80cm程度で、花びら(花弁)の付け根に白い線のような模様があります。

「あやめ」
草原などの乾いた土地に生えています。
背丈は30~60cm程度で、花びら(花弁)の付け根に黄色と紫の網目状の模様が特徴です

「花しょうぶ」
かきつばたと同じく、池や沼の近くの湿地に生えています。
背丈は一番高く80~100cm程度で、花びら(花弁)の付け根に黄色い模様があります。

そしてもう一つ・・・
「あやめ」と「しょうぶ」はどちらも漢字で書くと「菖蒲」なんです。
花の形も漢字も、どちらもややこしい菖蒲です。

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菖蒲園にはアジサイも植えられているので、アジサイと花しょうぶの共演が楽しめます。