冬はスキー場の滋賀県高島市にある「びわこ箱館山」に、夏季限定で開園する箱館山ゆり園。
今が見ごろということなので、７月２２日 (土) に出かけてきました。
北陸自動車道の木之本インターから国道303号線を経由して、およそ４５分の所に「びわこ箱館山ゆり園」があります。


約1100台が停められるというゴンドラの山麓駅前の無料駐車場に車を停めて、ゴンドラに揺られてゆり園がある山頂駅に向かいます。
入園とゴンドラの往復で大人1850円の料金ですが・・・


お得情報は、近くの道の駅で入園・ゴンドラ往復料金の割引券が手に入ります。
この割引券を使えば、大人が1400円となり、450円もお得になります。

ゴンドラは定員８名の小さなものでドンドンと連なって発車するので、１グループで１台専用の状態で乗ることができます。


後方の視界には少し霞んでいますが、琵琶湖の景色が見えてきます。

ゴンドラ内は空調設備が無くて、小さな窓からの自然の風のみのため、まるで温室の中にいるようで、備え付けの団扇（うちわ）が大活躍でした。
およそ８分で標高627mのゴンドラ山頂に到着です。

約5万400平方mの敷地が広がるゆり園です。


記念写真用のパネルがありました。


びわこ箱館山ゆり園は、約50種類で球根35万球が植えられ、約250万輪の色とりどりのゆりが咲き誇る関西地方で最大級のゆり園です。

カラフルな色合いの混色のゆり園や、


ピンク一色のゆり園。


オレンジのゆり園。


赤と白の２色のゆり園を「天空ゆりトレイン」が走っていきます。




散策路の一番奥に、地元高島市の伝統工芸「高島扇骨の扇子」をイメージしてゆりの花を植栽した場所がありました。

赤、白、ピンク、黄、オレンジの５色が扇面に、親骨、中骨、要は白のゆりの花が植栽されて、五色の扇がデザインされています。


残念ながらこの日は、まだ咲き始めの状態で、見頃にはもう少しあとになりそうです。


チョット変わった色のゆりもありました。


2011年に新設された木かげの中でゆりや景色を楽しめる林間コースの「森のゆり道」がありました。

散策路からは琵琶湖の眺望が開けて、涼しい風が吹き抜けていきました。


スキー場の設備を活用して、ペアリフトでの空中散歩が楽しめるようになっています。


ゆり園の中に、点在してコキアが植えられており「箱館山コキアパーク」としても楽しめるようになっていました。


４ヶ所に点在しており、2000本が植えられています。

秋の真紅に色付くコキアの紅葉も楽しめるようです。

広い園内でしたが、ゆりの花を見ながら散策し、屋外のテーブルで弁当を食べ、ゆっくりとした時間を楽しんできました。