8月5日(土)、豊田市近代の産業とくらし発見館で企画展「とよたの製瓦業」の関連行事として、ギャラリートークと鬼瓦作りの実演が行なわれました。
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企画展にあわせて、くらし発見館の玄関横に鬼瓦が並んで置かれていました。

鬼瓦職人の方の作業が見せていただけるということだったので参加させてもらいました。
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発見館の展示室で学芸員の方のギャラリートークが行なわれた後、同館内の作業場へ移動しました。
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豊田市内の鬼瓦店で、昭和30年代に数年間、型起しによる鬼瓦つくりをされていたという、鬼瓦職人の西村勇男さんによる鬼瓦作りの実演が行われました。
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西村さんが持参した石膏で出来た型に、程よい状態に練り込まれた粘土を隙間が出来ないようにと、少しづつしっかり貼りつけていきます。
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参加された人たちは、その作業を興味深く見つめています。
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粘土を平らにしたり削ったりする小道具は全て西村さんの手づくりだそうです。
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上の型を重ね、その周りに2センチぐらいの外回りを隙間なく並べます。
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その後、板で押さえて型を裏返します。
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型を外すと、鬼瓦の形になった粘土が現れました。
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余分な部分を手作りの小道具を使って削り取って仕上げていきます。
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職人の技といった腕の見せどころです。
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ここまで作るのに25分程度しか掛かっていません。
しばらく瓦を作っていなかったと言っていたのに、体に染みついた技術はそのままなんだと感心しました。

表面をきれいに仕上げてツヤを出し、最後に細かい飾りや模様を付けて作業は終わりです。
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粘土を乾燥させて、焼けば鬼瓦の完成です。

日頃なかなか見ることも聞くこともできないことを体験させていただきました。
とても楽しい1時間でした。