豊田市の市街地に賑わいを生み出そうと、豊田市西町のとよた参合館のロビーに、飲食や雑貨作りなどを楽しめる憩いの場「アトリウムパーラー」が9月3日(日)までの期間限定で設けられています。

その会場の一角に、県の有形民俗文化財に指定されている挙母まつりの8台の山車の中から、西町の山車が展示されています。
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アトリウムパーラーはコーヒーや菓子、軽食を販売する屋台があり、周りに並べられた椅子やテーブルで飲食できます。
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軽食のメニューは日替わりで市内外のパン店や弁当店などが交代で出店しているそうです。

この会場への山車の展示に協力した地元の自治区長は「アトリウムパーラーでくつろぎつつ、美しい山車を間近でじっくりと見てほしい」ということで、9月9日(土)まで展示される予定です。
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お祭りの時のような祭り囃子の笛や太鼓は聞けませんが、美しい彫刻や刺繍の絵が静かな中でゆっくりと見ることができます。

山車の正面にある霞幕(かすみまく)には金文字で「金聲玉振(きんせいぎょくしん)」と刺繍されています。
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「金声玉振」の四文字熟語の意味は、才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえで、すぐれた人物として大成することをいいます。
中国で、孟子が孔子を賛美したとされる言葉だそうです。

鮮やかな赤色の大幕は、楠木正成父子の絵で大正時代のものです。
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西町の文字がいろいろな所に見られます。
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参合館の3階からは、祭りの時にはなかなか見られない山車の屋根の上が見られます。
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毎年10月の第3日曜日とその前日の挙母まつりの本番では、この屋根に乗った若衆たちが、豪快に紙ふぶきを舞い散らす光景が見られます。