豊田市の南部の上郷地区、安城市に近い豊田市広美町の明治緑道水車公園に3台が並んでいる水車があります。

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以前にも行ったことがありましたが、2017年9月20日(水)久しぶりに出かけてきました。
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この場所には明治用水が流れていて、用水の水を利用して水車を回すようになっています。

その明治用水は、矢作川の水を豊田市水源町の水源ダムで堰き止めて取り込んでいます。
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ダムで堰き止められた水を取り込む「明治用水頭首工」です。
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頭首工から取水した大量の水は明治用水へ流れていきます。
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明治用水は、ここからスタートして豊田市内から安城市や西尾市などの西三河南部の平野を潤していきます。
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江戸末期に碧海台地への灌漑用水の構想が始まってから、多くの苦難を乗り越えて、明治23年(1890年)に完成式典が開催されています。
翌年の明治24年に明治用水と命名されました。

明治用水頭首工の水源から用水路に沿って、およそ7.5キロの地点に明治緑道水車公園があります。
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水車を回すための水を流す小川が作られています。
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日本の産業の発展に貢献した水車を活用しての動力源や揚水機なども、電力利用の増加等で近頃その姿を見ることは少なくなっていますが、ここ明治緑道水車公園では、三つの水車が並んだ三連水車を見ることができます。
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水車は「木曽五木」の一つ「ネズコ材」で作られ、水車を支える土台は御影石を使い、農村の雰囲気を醸し出しています。 

ただ残念だったのは、この日は水車が回っていませんでした。
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水車の横に豊田市の張り紙があり、部品が破損していて運転を見合わせておりますとのことでした。
いつごろに修理されるのかこれだけでは分かりませんが、早く直してもらいたいものです。

水車公園の広場には大きな案内板が立てられています。
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表側には「上郷みどころ案内板」になっています。
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現在地の三連水車をの絵地図が書かれています。
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案内板の裏面には、見どころポイントの説明がされています。
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明治緑道三連水車について、もわかりやすく説明されていました。
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水車から流れてきた水が溜められて小さな池になっています。
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きれいな矢作川の水なので、コイなどの魚も元気よく泳いでいます。
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地上の用水路を流れてきた明治用水は、ここ水車公園の手前にある広畔(ひろくて)制水門で安城方面と刈谷方面に分水しています。
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ここからは用水は地下に暗渠化されて、その上が緑道になっています。
緑道は豊田安城自転車道となってサイクリングやウォーキングする人たちに使われています。
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水車公園内には公衆トイレもあって、明治緑道を利用する人たちには喜ばれています。
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残念ながら、今は部品の破損で止まっている水車も早く修理をして、現在では珍しくなった三連水車を観光ポイントとして、もっと市内外のみなさんにも知ってもらいたいと思っています。