豊田市寺部町は、戦国時代に徳川家康に仕え、槍の名手として徳川十六神将の一人といわれた戦国武将の渡辺半蔵守綱(もりつな)のゆかりの地です。
寺部町内にある「ふれあい広場」には、寺部・高橋まちづくり協議会が立てた「寺部・高橋ふるさとマップ 槍の半蔵(渡辺守綱)の城下町」と書かれた案内板が掲げられています。
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このマップの中に、寺部町を縦断する古道「柿野街道」が緑色の線で描かれ紹介されています。
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南は豊田市内の御立の方から続いていて、蓮台寺の横を通って、寺部八幡宮や守綱寺(しゅこうじ)の横を北上しています。
まずは、蓮台寺へ行ってみました。
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お寺の入り口の横に「善光寺街道」の道標と、「寺部の古道」と書かれた「寺部・高橋まちづくり協議会」が平成19年3月に立てた立派な説明板が有りました。
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善光寺街道と柿野街道について書かれています。
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後半部分を書き出すと・・・
また、蓮台寺西の南北の道は、岡崎から美濃の柿野へ通じる柿野街道といわれた。
ここから北へ、八幡宮と守綱寺の西側を抜け、矢作川を渡船で渡り、荒井の兵主神社に上がり、花本・御船・藤岡へ通じて、和紙や陶器の交易路であった。
と説明されています。

下の写真の道が蓮台寺横を通る「柿野街道」です。
お寺の西側一帯は、豊田市の都市整備で寺部地区の工事が行なわれており、県道343号(則定豊田線)の南側で区画整理がされています。
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その区画整理でもこの道は残されて、この部分の柿野街道が無くなってしまうことは無さそうです。
この先の県道を横切って寺部八幡宮へ来ました。
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横断歩道橋の下に道標が立てられています。
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柿野街道の道標18です。
北へ進むと寺部八幡宮の鳥居と郷社八幡社と刻まれた石柱がありました。
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さらに北へ進むと、渡邊家菩提所の守綱寺に突き当たります。
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お寺の入り口の左側に柿野街道の道標19がありました。
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この先は城下町でよく見かける、道が直角に曲がった丁字路になっています。
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左に曲がって20mほどの先の角で、また直角に曲がっており道標20が有りました。
この丁字路を右に曲がると、街道はこのままお寺の横の道を真っすぐに進んで行きます。
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坂を下り、矢作川の河川敷に出た所に最後の道標21が有りました。
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河川敷に作られた農道が真っすぐに矢作川の堤防に向かっていきます。
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最初の蓮台寺の横の説明書きによると、この先矢作川を船で渡って対岸の荒井へ進んで行くことになります。
この矢作川の先の柿野街道は、また今後ゆっくり歩いてみたいと思っています。