豊田市扶桑町にある古鼡水辺公園は、矢作川に架かる平戸橋の下流500mほどの左岸にあります。
むかしはこのあたりの地名を「古鼡」と書いて「ふっそ」と読んでいました。
公園の入り口に立てられている石柱です。
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扶桑町自治区が立てられたものです。
「古鼡」の「鼡」の文字は「鼠」の俗字で、訓読みで「ねずみ」、音読みで「そ」と読みます。
古鼡(ふっそ)の地名が変化して、今はこのあたりを扶桑町(ふそうちょう)と呼ぶようになったと思われます。
この古鼡水辺公園は、豊田市平戸橋町にある旧飯田街道が明治時代中頃に、旧平戸橋で矢作川を渡った対岸に当たる場所になります。
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この場所は、矢作川の左岸側が湾曲した河川の水衝部にあたり河岸の浸食が激しいため、豊田市が平成3年に河岸保護を目的とした巨石による水制工(川の流れをゆるやかにする工法)や玉石による低水護岸の工事が行なわれました。
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同時に、昔は竹林が茂り人が近づけないような河畔林を地元の人たちと一緒に整備して、憩いの場所にしたところです。
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水制工の巨石が防波堤のように並んでいて、川の中央部は流れが速くても、岸辺はゆるやかな流れになっています。
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古鼡水辺公園から上流の方向に目をやると、手前には工事中の平戸大橋があり、その向こうに平戸橋が見えています。
河原からベンチに腰掛けて眺めると素晴らしい景観が楽しめます。
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古鼡水辺公園と書かれた、しゃれた形の銘板が立っていて、
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その横に、2007年度 土木学会デザイン賞 優秀賞と書かれた銘板がありました。
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散策するだけでなく、バーベキューも楽しめる公園になっています。
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冬の間は北風が寒そうですが、春から秋にかけての季節には景観を楽しみながら散策するのに絶好の場所になりそうです。
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平戸大橋の工事が終わり、周辺の整備がされれば、人気が出そうな古鼡水辺公園です。