豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は、豊田市連谷町を流れる段戸川に架かる「旧郡界橋」です。
DSCN2436
国道153号線を足助から飯田方面へ向かい、伊勢神トンネルを越えると、道路は段戸川の谷間に切れ込むようにUターンします。
この段戸川に架けられ、大型車などが次々と走り抜ける国道153号線の現在の郡界橋の上から見た、コンクリートアーチ橋の旧郡界橋の景観です。
DSCN2441
大正6年(1917年)に造られたという古い歴史をもつこの橋は、愛知県内では最古のコンクリートアーチ橋です。
奥三河の清流・段戸川に架かるこの橋は、旧東加茂郡と北設楽郡の境界にあったことから、郡界橋と名づけられました。
ちなみに現在では、この地は豊田市内になっているので、郡の境界ではなくなっています。

旧郡界橋の通路面は、雑草が生えてはいますが、人が歩けそうな感じです。
DSCN2434
でも、橋の両側には豊田市の看板があり「危険なため通行止」と表示されていました。
DSCN2433
アユ釣りのシーズンになると段戸川には釣り人が河原に降りる場所が有るようですが、周囲を見渡したところ、近くにそんな場所は見当たらないので、安全を考慮して河原には降りずに橋の上流側からの道路から景観を見るだけにしました。
DSCN2438

DSCN2435
人も車も通れなくなってしまった橋ですが、このすばらしい景観は後世に残しておきたい豊田市の歴史遺産です。