お盆明けの8月17日(金)、猛暑日が続いたお盆までとは違って、秋雨前線が南下し大陸からの高気圧が寒気を運んできて、一気に秋が来たような爽やかな日になりました。
豊田市足助の香嵐渓の飯盛山に「キツネノカミソリ」という花が見頃になっているという情報を知り、午後から出かけてきました。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)という名前の花は、日本の東北より南の地域に自生する球根植物です。
雑木林の中やその縁辺、日の強すぎない北側の傾斜地、里山や神社の境内などでよく見かける夏咲きの野草で、お盆ごろによく見られます。
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お彼岸頃に真っ赤な花を咲かせる
ヒガンバナ(彼岸花)と同じ仲間で性質も似ています。

飯盛山のこの場所は毎年、春にはカタクリの群生地で、多くの観光客が訪れる所です。
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カタクリの花を見るために作られたゆるやかな傾斜の散策路を登って行きました。
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緑のシダの葉などの間からスクッと伸びたキツネノカミソリのオレンジ色の花が鮮やかです。
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キツネノカミソリというおもしろい名前ですが、これは細長い葉っぱをカミソリに見立てて付けられたと言われています。
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なぜキツネと付くのか?
キツネが生息するような場所に自生するのか、花の色がキツネの毛と似ているためとか、それは憶測の域を出ません。

葉がない状態でいきなり花がにょっきり伸びてくる姿が、キツネに化かされたようだからという説もあるようです。

散策路を昇り降りして、六角形の屋根の太子堂まで来ました。
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このお堂の近くにも群生している場所がありました。
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見頃の時期は年ごとに変わりますが、今年はまだしばらくの間は楽しめそうです。