10月8日(月)体育の日の夕方5時過ぎの西の空に、夕日に照らされた秋の雲が見られました。
秋の空には、魚の鱗(うろこ)のようにみえる「うろこ雲」や、モコモコの羊の毛のような「ひつじ雲」などの雲が姿を現します。
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この日に見られた写真の雲は、うろこ雲なのか、ひつじ雲なのか?

この2つの雲の違いを調べてみました。
うろこ雲は、「いわし雲」という呼ばれ方もしますが、気象学的には巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。
秋を代表する雲で、上空の高いところに発生します。
また、巻積雲は雲が薄く、太陽がすけるため陰ができません。

ではひつじ雲はというと、高積雲(こうせきうん)の一種です。
巻積雲と比べると、発生する場所が低く、雲が厚いため、底に陰があります。
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発生する高さが違うということは、地上にいる私たちからの距離も異なってきます。
そのため、見かけの大きさでも判断することが可能と言われています。

手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高い所にできる「うろこ雲」の巻積雲の可能性が高くなります。
一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば「ひつじ雲」の高積雲ということになります。
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そういう見方でいうと、この日の雲は「ひつじ雲」じゃないかと思います。

空を見上げた時に「あの雲はどっちかな…?」と思ったら、手を伸ばして指を立てて判断する方法を思い出してみてください。