豊田市西山公園の土手に群生して咲く黄色い野草の花が綺麗なので紹介します。
花はタンポポに似ていますが、茎がすっと立っています。
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植物図鑑で名前を調べると「ブタナ」という名の帰化植物じゃないかと思われます。
別名を「タンポポモドキ」ともいうようです。

ブタナという名は、フランスでは豚が好んで食べることからフランス名で「豚のサラダ」と言われ、それが日本では「ブタナ」になったと言われています。
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ブタナは、春4月頃から秋口まで咲いている花期の長い花ですが、最盛期はなんと言っても5月初めから6月頃までということです。
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野原や空き地、荒れ地、造成地、特に高速道路の横の土手や中央分離帯などで見かけます。
この時期、ちょっと背の高い黄色い花を見つけたら、まずブタナと思って間違いありません。
いまでこそ、わがもの顔に荒れ地を席巻していますが、実は、まだ歴史の浅い帰化植物なのだそうです。