やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2014年05月

5月の最後の日、今日も気温がグングン上がって、気象庁のデータで、豊田市の最高気温が午後3時20分に観測された34.2℃だったようです。
全国的にも、九州の大分県をトップに、この日の最高気温のベスト10に入る数値です。

こんな暑い日でも、朝の散歩の時間の6時頃は気温が18℃くらいで爽やかでした。
今日の朝散歩のときに、近所の家で見つけたアジサイの花です。
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ガクアジサイの一種ですが、花びらが八重で花の形が丸くなくてチョッと尖った形をしています。

そしてもう一つは、葉っぱが柏の葉の形をしているカシワバアジサイです。
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この家のカシワバアジサイは、花びらが大きくてとっても綺麗でした。
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どちらのアジサイの花も真っ白で涼しげな花でした。

散歩の最後に、数日前にブログで紹介した近所の家のツバメの巣を覗きに行ってみました。
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ツバメのヒナが大きくなっていて、巣からこぼれそうです。
先回見たときは6羽のヒナがいましたが、この日は4羽しか確認できませんでした。

大きくなっても、まだまだ子供です。
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巣の中で大きな口を開けて親ツバメが運んでくる食べ物を待っています。
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ツバメは孵化してから巣立ちまでに、およそ3週間と長い期間かかります。
巣立ったあとも数日間は親から食事をもらいながら少しずつ訓練して、やがて自分で餌を捕るようになると親から離れ、それから秋までの間は、河川敷やため池の草むらなどで集団生活をしているそうです。
巣立ちのときが見られるかどうか、ときどき覗かせてもらおうと思っています。

まだ5月だと言うのに連日、真夏日の30℃を超える気温を観測しています。
夕方近くに逢妻女川近くの田園地帯を散策しました。
気温は高いようですが、空気が乾燥しているので、夏の蒸し暑い時期とは体感する暑さが違って爽やかな暑さです。
田植えが終わって、緑色が濃くなった田んぼと並んで、収穫が近い黄褐色の麦畑が広がっています。
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麦畑の向こうに見える緑の林は、トヨタ自動車の貞宝工場です。
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麦が実るこの時期のことを、「麦秋(ばくしゅう)」と言います。
岡崎市や安城市を中心にして、西三河地区の畑では小麦の生産が盛んで、このころには麦畑が黄褐色に色づく景観をよく見ることができます。
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自動車の街の豊田市にも、まだまだ田園地帯が多くあり麦畑が広がっています。

麦が実った時の色を「小麦色」ともいいます。
小麦の種子のようなつやのある薄茶色で、特に健康そうに日焼けした肌の色のことを「小麦色の肌」といいますが、最近では「日焼けは肌の大敵」のイメージで、「小麦色」という言葉をあまり使われなくなったように思います。

5月29日、名古屋市の最高気温が30℃の真夏日になると予報されています。
豊田市も同じぐらいの気温になっていると思います。
そんな真夏日の気温になっている午後3時ごろに、西山公園へ出かけてきました。
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バラ園は見ごろのピークを過ぎてもまだまだきれいです。
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暑さの中でも、たくさんの人がバラの花を見に来ていました。

そのバラ園の隣に、菖蒲(しょうぶ)園があります。
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冬の間、公園の担当者の人たちが、ビニールの鉢植えになっているショウブの苗を池から出して、鉢の中の雑草を抜いたりして、お世話をしているところを見ました。
手入れされたショウブの苗の鉢が、菖蒲園の池の中に並べられています。
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池全体に緑の葉が伸びてきて、少しずつショウブの花のつぼみが見られるようになっていました。
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そのつぼみにトンボが止まっていました。
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そして水の中でチョロチョロと動くものがいます。
オタマジャクシです。
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よく見ると、花菖蒲の鉢の間にいっぱい泳いでいます。
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このオタマジャクシがみんな親になったら、この菖蒲園の池の周りがゲロゲロと賑やかになりそうです。
鳥などに食べられないように大きくなって欲しいものです。

菖蒲園の池の横のアジサイが、涼しげな色を付け始めています。
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まだ5月なのに、季節はもう初夏ですね。

やつば池散歩道のブログは、 花やガーデニングが多いので、今回はチョッと変わった話題です。
豊田市内にも多くの古墳が有りますが、その中でも最大級の古墳群を紹介します。

豊田市平戸橋町、矢作川の左岸の丘陵地にある馬場瀬(まばせ)古墳群です。
5年ほど前の2009年4月に、豊田市の文化財課が誰でも気軽に見学ができるように、案内看板や遊歩道を整備しています。

豊田市街から国道153号線の平戸橋を渡って足助方面に少し行くと、右手にこの看板があります。
 
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Uターンに近い右折をして急な坂道を登って行きます。
住宅地を抜けて砂利道を少し行くと、馬場瀬神社の駐車場があります。
そこに車を停めて、案内板に従って進んでいくと、古墳群の場所に着きました。
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散策路には歩きやすいようにウッドチップが敷かれています。
今回の整備の前の、昭和59年に建てられていたと思われる古墳群を説明した石碑がありました。 
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7世紀頃に造られたもので、一番奥にある8号墳が最も良く原形をとどめている、と説明されています。
その8号墳です。
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 説明板がありました。
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8号墳の大きさや、ここから出土した土器などの写真が紹介されています。
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この8号墳の石室の中には、入ることができます。
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遺体が納められた棺(ひつぎ)が置かれていた石室の内部です。
最奥部には、奥壁と呼ばれる2枚の大きな石があり、高さが2mを越える大きなものです。
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石室の天井です。最大幅は2.1mあり、4枚の天井石が架かっています。
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そして側壁です。
大小の石がしっかりと積まれています。
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石室から外を見たところです。
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ガッチリと丈夫に造られていて、中にいても恐怖感はありませんでした。 

古墳群の周囲は緑がいっぱいで、すぐ近くを国道153号線が走っているようには思えない、静かな場所でした。
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緑の木立の中で、ウグイスの鳴き声が聞こえます。
 
国道153号線で足助方面に行くときに、平戸橋を渡ったらすぐのところですので、一度訪ねてみてはいかがですか。

東名高速道路の上り東郷パーキングエリアの隣にある日進市の愛知牧場には、この時期にピンク色のヒナゲシの花が咲いています。
ヒナゲシ(=ポピー)の中のシャレーポピーという品種です。
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5月初旬に咲き始め、5月いっぱいきれいな花が楽しめます。
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愛知牧場の広い花畑の中が迷路になっていて、コースの途中に「幸せの鐘」があり、花を見ながら楽しめます。
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春の風にピンクの花が爽やかです。
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愛知牧場の駐車場は、平日は無料ですが、休日には有料になります。
花も綺麗ですが、牧場の牛乳で作るソフトクリームは、愛知牧場の名物です。
とっても美味しいですので、ぜひ味わってみてください。

先日、久しぶりに鞍ヶ池公園の「四季の古里(さと)」の花畑を見に行ってきました。
広い花畑が一面、黄色とオレンジが散りばめられた絨毯のようになっていました。
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この花の名前は、アイスランドポピーです。
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北極探検隊によりシベリアで発見されたので、和名ではシベリアヒナゲシと名付けられていますが、現在ではその名前はあまり用いられなくなり、一般には英名のアイスランドポピー(Iceland poppy)で呼ばれています。
そう言えば最近、ヒナゲシをポピーと呼ぶようになって、ヒナゲシっていう名前を聞かなくなっています。
その隣には、紫色の花畑が広がっています。
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デルフィニウムという名前の花です。
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名前はギリシア語の「デルフィン(=イルカ)」に由来し、つぼみの形がイルカのように見えるところから名付けられました。
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残念ながら上まで花が開いているので、イルカの形のつぼみが有りません。
また来年にでも、機会が有ったらつぼみをみてください。
アイスランドポピーとデルフィニウムのどちらの花も暑さに弱く、寒冷地以外では夏には枯れてしまうため、また秋に種をまいて育てます。
広い花畑を手入れされているボランティアの人たちのおかげで、こうしてきれいな花畑を楽しませてもらっています。

5月25日、豊田市小原地区の小原交流館において、小原歌舞伎が公演されました。
小原歌舞伎(豊田市無形民族文化財)は、江戸時代中期に地芝居として始まったといわれています。
地芝居は全国的にみて山村地帯に分布していることから、娯楽に乏しい村人の心を慰めるものとして始まり、後世に引継ぎ伝えられたものと考えられます。
現在、小原歌舞伎は5月と10月の年2回定期公演が行われています。
小原交流館前には、歌舞伎の公演を知らせるのぼりが立てられていました。
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歌舞伎が公演される会場になります交流館のホールの入り口の飾りつけです。
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開演前のホールの中の様子です。午前11時からの開演でしたが、開演前には満席になり立ち見が出るくらいでした。
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この日は午前中に一幕、午後から二幕三幕の合わせて3つの演目が行われました。
小原歌舞伎保存会の会長さんの挨拶の後、第一幕が始まりました。
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木の音(拍子木)が鳴って、幕が開きました。
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歌舞伎というものを見るのは初めてです。
独特のセリフ回しに耳を傾けて聞いていましたが、なかなか聞き取れません。
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それでも時間が経っていくうちに、ゆっくりとした仕草やセリフ回しにだんだんと慣れてきました。
表情豊かに演技する役者さんです。
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舞台の横では、太夫と呼ばれる語り手と三味線の二人が場を盛り上げます。
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弁慶が花道を進みながら木の音に合わせて見得を切る最後の場面では、観衆からたくさんの御ひねりが舞台に向かって投げられました。
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およそ1時間の演目でした。
昼休みになりロビーや休憩所などで食事をするところで、地元の小原のゆるキャラが愛嬌を振舞いながらカメラに対応していました。
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小原の観光PRをする「バラッキー」です。
頭には四季桜、顔には紅葉、胸にはササユリです。
歌舞伎の鑑賞は午前の一幕だけを見させてもらい、会場を後にしました。

5月24日(土)、豊田市公設地方卸売市場で、通常では一般の人が利用できない卸売市場を一般の方に開放して買い物が出来る催しがありました。
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「来て!見て!買って!卸売市場を一般開放!」のキャッチコピーで、最近では年に4~5回、この催しが行なわれています。
先回は2月に行われ、およそ3000人の来場者があったそうです。
買い物が出来る時間は9時30分~11時30分までの2時間だけとなっていますが、9時過ぎに市場へ着いた時には、もうすでにたくさんの人が買い物をしていて賑わっています。
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水産の売場では、マグロの解体が行なわれていました。
その場で1ブロックを千円で即売しています。
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人気があって、マグロのブロックを買い求める人で長い列が出来ていました。
マグロのどの部分かは選べないので、運しだいです。
解体している調理台の近くに、解体前のマグロが置かれていました。
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天然のインドマグロで44㎏と書かれたラベルが貼られています。
刺身が旨い、お寿司屋さんが良く使うマグロだそうです。

三河湾の魚介類の試食もあり、シジミの味噌汁が美味しかったです。
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また、四国(宇和海)から直送されてきた魚(鯛)を”たも”ですくい取って、その場で3枚に下ろしてもらえるコーナーもありました。
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元気に泳いでいる大きな鯛が1匹千円と言うことで、1時間もしないうちに完売になりました。

青果の売場では、愛知県田原産のメロンの試食コーナーがありました。
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こちらにも長い列が出来ていました。 
私も並んで試食しました。

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「レッドメロン」は濃厚な味で・・・

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「イエローキングメロン」はサッパリとした甘さでした。
どちらのメロンも美味しかったです。(・・でも試食しただけで買いませんでした)

市場の中を、あちらこちらを見て歩くだけでも楽しいですが、
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季節の野菜や果物が、スーパーよりも安く買えるものがたくさん有り、
手にいっぱいの袋をぶら下げての買い物をして帰りました。


5月23日の西山公園です。
モデルガーデンの「四季の花園」は、春の花壇から夏の花壇に模様替えがされていました。
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昨日、苗の植え付けがされたばかりということで、これからの生育が楽しみです。
そして、「バラ園」に行ってみました。
先回(13日)のブログのバラ情報から、10日ぶりにバラの花の紹介です。
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バラの花盛りで、まさに今が見ごろのピークと言っても良い状態です。
ちょっと古くなりましたが、いつ見るの? 今でしょ!って感じです。
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バラのアーチも素晴らしいです。
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思わず近づいて写真を撮りたくなりますね。
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西山公園のバラを手入れされている方たちが、咲き終わった花柄を切り取って手入れされているので、毎日きれいなバラ園が見せてもらえます。
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この日は、午後3時頃に行ったので、駐車場も余裕がありましたが、明日からの休日にはバラ好きの人がたくさん見に来るので駐車場が混雑しそうです。

散歩中に見つけたチョッと驚きの光景です。
この時期に夏の花のペチュニアをよく見かけます。
多くの家庭のガーデニングでは、プランターやハンギングバスケットなどに植えているのが普通だと思いますが・・・ここの花は違います。
なんと、住宅地の石垣にピンク色のペチュニアが咲いています。
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古くて崩れかかった石垣ではなく、ほとんど隙間など無いしっかりとした作りの石垣です。
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石と石の間に有るコンクリートの割れ目です。
こんなところに苗を植えることなんて出来ないので、種から芽が出て育ったものでしょう。
それにしても、この生命力にはビックリです。
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大きく成長して、次々と花を咲かせています。
朝の散歩でこの家の前を通るたびに、石垣の隙間で元気に咲いているペチュニアの花に元気をもらっています。

3月末まで咲いていた八ッ谷池散歩道の菜の花の後に、5月11日の日曜日にやつば池クラブの人たちが夏の花「ヒマワリ」の種を蒔きました。
ヒマワリの種は鳥の大好物です。
種が見つかったらみんな食べられてしまうので、蒔いた後に薄い布が被せられていました。
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種まきから10日が過ぎ、ヒマワリの芽がたくさん出てきました。
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もう鳥除けの布は要らないようです。
これからの成長が楽しみです。

散歩道の別の場所には、昨年数本のヒマワリが咲いていた場所に、種がこぼれて自然生えで育っているヒマワリがあります。
こちらのヒマワリは、芽が出たのも早かったですが、やつば池クラブの方がきちんと植えかえて面倒を見ているので、どんどん大きく育って、もうすでに1メートルくらいの背丈になっています。
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さすがにまだつぼみは有りませんが、この勢いで育っていけば早い時期にヒマワリの花が見られそうで楽しみです。

朝の散歩で、八ッ谷池に近い民家の玄関先に、ツバメの巣がある家を見つけました。
田んぼが近くにあり、八ッ谷池のような葦が生える溜め池もあるので、ツバメが生活するには適した環境になっているようです。
町の中を散歩していても、ツバメが飛んでいるのをよく見かけます。
これだけ飛んでいるんだから、あちらこちらの家に巣を作っていると思います。
でも、なかかな巣を見つけることができませんでした。
ツバメの巣を見つけたこの家の巣は、道路から良く見えるところに有ります。
数年前から犬の散歩で一緒になり、親しくしているお宅です。
写真を撮らせてもらったこの日には、巣の中でヒナが孵(かえ)っていました。
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この家の方は、ヒナの数は5羽ぐらいかなって言っていましたが、
手を叩くと親が来たかと勘違いするのか、ヒナが大きな口を開けるので、その瞬間に写真を撮って、よ~く数えてみると・・・
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1羽が口を開けていないようなので、もう1回手を叩いて、
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1羽が陰に隠れていますが、全部で6羽のヒナが確認できました。
(ツバメのヒナさん、手を叩いてダマしてごめんなさい!)

カメラを持って、巣の近くに人がいたのでは、親ツバメが巣の所へ来てくれません。
少し離れたところに移動して、しばらく待っていると、さっそく、ヒナに食べ物を運ぶ親ツバメが飛んできました。
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一瞬で口の中に食べ物を入れて、すぐにまた飛んで行ってしまいます。
親ツバメは、オスとメスの2羽で食欲旺盛なヒナに食べ物を運んでいるようです。
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ヒナが一斉に口を開けていますが、どの子に食べ物をあげたかどうかが分かっているんでしょうね。
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それにしても、6羽のヒナに食事を与える親は大変です。
巣から飛んで行っても、すぐに戻ってきて食べ物をあげています。

昔から、「ツバメが巣を作る家は繁盛する」という言い伝えがあります。
ツバメの巣を襲うカラスやスズメなどや卵を狙うヘビが来ないような、人の出入りの多い、家や場所の環境を探して巣を作ります。
そんな習性から、人が多く行き来する商家にツバメが巣を作るので商売繁盛の印ともなっていたようです。
今でも、ひっそりとした家よりも、元気な声が聞こえる賑やかな家をツバメは好んで巣を作るのかも知れません。
最近では公園のトイレの中や、高速道路のサービスエリヤの建物にも、ツバメの巣が多く作られています。
これも、人が多く行き来して、ツバメが安心できる場所だからだといえるようです。

道路の街路樹として多く植えられているサツキが、今の時期きれいに咲いているのが見られます。
八ッ谷(やつば)池散歩道と道路の境目に植えられているサツキも咲き出しました。
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先日のブログでも紹介しましたが、昨年の秋に咲いたコスモスの花の種がこぼれて、たくさんの芽が出ています。
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そのコスモスが大きくなって、もう花を咲かせているものも有り、春と秋の花が一緒に咲いている面白い状態が楽しめます。
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アジサイの葉の横で、こんなきれいなコスモスが咲いています。DSCN2172

ところで、ツツジとサツキはどこが違うのかってよく聞かれますが、サツキもツツジと同じ仲間です。
ツツジを品種改良して花の咲く時期が遅くなったものを、花が5月に咲くのでツツジとは別の名前のサツキ(五月=皐月)と呼ぶようになりました。
サツキの盆栽展などでは、ピンク色以外の花の色や大きな花が咲くものを見かけますが、サツキの愛好家の人たちが他の花と交配させて作り出したものだそうです。

豊田市との境に近い、刈谷市の北部にある小堤西池には、国の天然記念物に指定されているカキツバタの群落があります。
5月17日の午前中に出かけてきました。
カキツバタ群生地から少し離れた場所にある洲原公園の駐車場に車を停めて、そこから遊歩道が整備されています。
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遊歩道の入り口から池まで、徒歩でおよそ700歩と書かれた表示がありました。
歩幅が70センチなら、およそ500メートルということになります。
今の開花状況は、8分~10分咲きと最高の見ごろのようです。
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きれいな花が見られることを期待して、カキツバタの咲く池へ向かいます。
休日ということもあって、たくさんの人が遊歩道を歩いて行きます。
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遊歩道には親切に、100歩単位で表示がありました。
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ちなみに、次の400歩の所まで歩数を計ったら、100歩のところを112歩もかかってしまいました。
(私の歩幅が標準より短かいってことです。ショック!)
およそ800歩?ほど歩いて、カキツバタの咲く池に着きました。
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池の中には葦(アシ=ヨシ)などの雑草が茂っていますが、その中でカキツバタも頑張って育っています。
小堤西池のカキツバタ群落は、昭和13年8月に国の天然記念物に指定されています。
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説明板に書かれているのを見ると、カキツバタの日本三大自生地は、京都府の大田の沢、鳥取県の唐川、そしてここ愛知県刈谷市の小堤西池だそうです。
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広い池に群生しているカキツバタは、天然記念物なので、人の手を加えてはダメなんだそうです。
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文部省からの注意書きがありました。
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愛知県からの連絡事項の表示もありました。
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そんななかでも、昭和51年に地元の有志によって結成された「小堤西池のカキツバタを守る会」によって、必要最小限の除草などの保護活動が行われています。

 小堤西池のカキツバタはできるだけ自然のままにしてあり、栽培したカキツバタと比べて株ごとに、花の色や大きさ、咲く時期にばらつきが生じます。
また、肥料を与えないので、栽培したものに比べると背丈が低くいことが特徴となっています。
など、ボランティアの人からの説明がありました。


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守る会の人達の地道な活動のおかげで、こうして綺麗な状態のカキツバタを見ることができます。
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カキツバタの花の色は紫色が一般的ですが、自生地ならではの少し赤みがかった色のカキツバタの花もありました。
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この色の花が2~3個咲いていましたが、非常に珍しいことだそうです。
カキツバタの花を見に、池の遠い所にシラサギが飛んできていました。
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カキツバタを見た帰り道で振り返って遠くを見ると、木曽の御岳の雪山が見えていました。
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爽やかな五月の風が吹きぬける中で、空気が澄んでいることがわかります。
国の宝の天然記念物に指定された貴重なカキツバタ群落の花を、こんなに近くで見られて嬉しく思いました。

5月17日の土曜日、朝日小学校の運動会の日でした。
午後から、歓声が聞こえるグランドへ見に行ってみました。
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グランドでは運動会も終わりに近づいていて、プログラムの最後から1つ前の種目の、騎馬戦が始まるところでした。
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運動会の競技は、1組が赤組、2組が青組、そして3組が白組と色分けされて、組別対抗戦で行われていました。
騎馬戦のまず第1戦は、白組と青組の対戦です。
青組の騎馬に乗馬する人は、青色の帽子はなぜかこの種目には使わずに、赤い帽子に青色の服を着て青色の手袋を着けています。
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青色の帽子は、赤白の帽子と比べてデザインが違っていて、帽子を奪い取る時に差が出ないようにとの配慮のようです。
騎馬の数は、20頭です。
ピストルが鳴って、いよいよ戦いが始まりました。
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騎手が帽子の取り合いをして、最後の1人が帽子を取られると負けになります。
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激しい戦いが繰り広げられていきます。
およそ5分の戦いでした。
最後に残った白組の1騎に対し、3騎の赤い帽子の青組が囲んで勝負がつきました。
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第1戦は青組の勝ちです。
次の戦いの前に、3分間の作戦タイムです。
各チームが円陣を作っています。
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続いての対戦は、赤組と帽子の色を今度は白色に変えて青い手袋を付けた青組との戦いです。
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赤組が怒涛の攻めで白い帽子の青組を圧倒しています。
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赤い帽子に囲まれて、万事休す。
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第2戦は、およそ3分で決着が付き、赤組が勝ちました。
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そしてもう一度作戦タイムがあり、第3戦は赤組と白組の戦いです。
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先っきの戦いでは強かった赤組でしたが、これもまた激しい戦いの末、最後の赤組の帽子を白組が囲んで勝負有り。
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第3戦は、およそ4分で白組が勝ちました。
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騎馬戦は、これで終わりでした。
最終成績の発表では、残った馬の数で赤組が優勝でした。
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この後は、運動会の最終の種目のリレーです。
各組の1年から6年までの学年ごとに選手を2人ずつ選出しての6チームでの対抗戦です。
1年生から4年生まではグランドを半周、5年生と6年生はグランドを1周します。
まず最初は女子の部からです。
第1走者の1年生がスタートラインに並びます。
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ピストルが鳴って、スタートしました。
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バトンタッチして力いっぱいの走る姿に、観衆の家族や友達から大きな声援が送られます。
2年生から3年生へ、青色チームが先行します。
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接戦の末、女子の部は青色チームが1着でした。
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そして男子の部です。
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スタートしてすぐに、赤チームの子がバトンを落してしまいました。
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緑色チームが最初から抜け出し、うまくバトンをつなぎ、
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最後までそのままリードを保って1着でした。
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赤色チームは最初のつまずきが影響して6着でしたが、最後まで力いっぱい走る姿に大きな声援が送られていました。
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閉会式の表彰では、総合優勝した青組の代表者が校長先生から大きなトロフィー受け取りました。
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生徒のお父さんやお母さんはもちろんですが、お孫さんを応援に来たおじいちゃんやおばあちゃんの姿も多く見られました。
一日中快晴で26度にもなる暑い日でしたが、子供たちの元気な姿を見て、少しは若返ったような気がしました。

5月も中旬になり、しばらくぶりに逢妻女川近くの田園地帯の様子を見ると、田んぼにはすでに苗が植えられています。
最近の田植えは、ほとんどが田植え機を使っていますが、朝早くの散歩の時間で田園地帯に行くことが多いので、田植え機で植えているところをなかなか見ることがありません。
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田植え機の操作が上手な人とちょっと苦手の人との腕の違いが、苗の植えられた状態から良くわかって、くにゃくにゃと曲がった植え方を見ると苦労の跡がうかがえて面白いです。
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私も子供の頃に田植えの手伝いをした経験がありますが、その時代にはこんな便利な田植え機がまだ普及していなくて、すべて苗を1株ずつ手で植えていました。
それに比べて今の田植えは、楽になったものだと思います。
でも、田植え機を操作したことが無いので、いざやってみると以外に難しいものかも知れません。
くにゃくにゃと植えられた状態を見ても、決して笑えないかも・・・。

今では、スーパーなどでお米を手に入れることができますが、農家の方のお米作りの苦労を忘れないで、ご飯をいただこうと思います。

最近のブログは花の話題が多いので、今回はちょっと違った話題にします。
八ッ谷池から西へ1キロほどの所に歴史の古い宮口神社があります。
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神社の入り口にある案内板によると文明5年(1473年)に創立と書かれています。
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室町時代の終わりごろから戦国時代に入った頃に出来た神社ということです。
そしてその昔、宮口神社の近くのこの村には津島神社(天王社=お天王さん)がありました。
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田植えが終わった頃に天王祭りが行われていて、お祭りの提灯の列に蛍が飛び交いお参りする人たちで賑わった話も由来記に残っています。
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この天王社は大正6年の神社合祀令で宮口神社に統合され無くなりましたが、その場所は今、ちびっこ広場になっています。
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その広場の隅に天王社跡の石碑が建てられています。
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平成13年に整備されて真新しい石碑の中に、一つだけ昔からあったと思われる古い手水石が残されています。
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今は使われていなくなったその石をよく見ると、その手水石の周りには10個を越えるたくさんの凹んだ穴があけられています。
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手水石には年号などの刻印が消えていて何時のものかは不明ですが、この凹んだ穴は歴史的にも貴重なものなんです。
この穴のことを「盃状穴(はいじょうけつ)」と言います。

盃状穴について調べてみると、
石に対する信仰は日本でも古くから存在し、日本の盃状穴は縄文時代から作られています。
子孫繁栄や五穀豊穣や病気治癒などを願ったものとされています。

鎌倉時代から江戸時代には、村の入り口などに魔よけの目的で作ったり、神社の灯篭や手水石等に彫る事が多くなりました。
盃状穴信仰は昭和初期までは作られていたという説もあります。
ということです。
その昔に、宮口村の人が天王社にお祈りしながら、石をコツコツと叩いていたんです。
いったい何をお願いしていたんでしょうか?
近くで、こんな貴重な物を見つけて、チョッとビックリでした。

豊田市美術館は豊田市駅の南側の高台に有ります。
市街地を一望できる「七州城」と呼ばれた旧挙母藩の城があった場所です。
美術館の入り口の横には、緑の木々に囲まれた七州城の隅櫓が復元されています。
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美術館の周辺は、まるで芸術作品を見ているような雰囲気をもっています。DSCN1890
屋外の庭にも彫刻作品を展示してアート空間を演出しています。
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この作品は「女性像」です。芸術ですね。
そんな豊田市美術館に、カキツバタが咲いているという情報があったので見に行ってきました。
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カキツバタの花は美術館の庭の大池の隅に植えられていました。
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先日見に行ってきた知立の無量寿寺のかきつばた園とは周囲の雰囲気は全く違いますが、それはそれで美術館のカキツバタもまた良い景観です。
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花の見頃の時期は過ぎてしまっていましたが、まだ十分に綺麗に咲いていました。
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豊田市内の市街地の中に、こんな景観が見られるところがあるなんて驚きです。
来年の見頃の時期には、忘れずにまた訪ねてみたい所です。

前線を従えた低気圧が日本を横切って進み、昨日の夜から朝方までしっかりと雨が降りました。
雨上りの5月13日の午前中、西山公園のバラ園へ行ってみました。
気温が30℃近くまで上がる夏日が続いていたので、バラの花の開花がどんどん進んでいます。
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バラ園全体でも、もう見ごろと言っても良いくらいの開花状態でした。
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雨を受けて水玉が花びらに溜まっていてバラの花がまた一段ときれいに輝いています。
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先回のブログで紹介した皇室の名前のバラの続報です。
プリンセスミチコというバラです。
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プリンセスヒサコというバラも見つけました。
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さらにクイーンエリザベスというイギリスの女王の名前のバラもありました。
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西山公園のバラの花はメインのバラ園の他にも、公園の入り口の右手の花壇にも、たくさんのバラが植えられています。
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そちらのバラの花も見逃さないようにぜひ見てください。

もうじき新聞の記事で西山公園のバラ園が紹介されると思われます。
記事が載ると、バラの花を見に来る人がいっきに増えて、平日でも西山公園の狭い駐車場が満車状態になってしまいます。
車で公園に来られる時は、その点を考慮してお出かけください。

知立市の無量寿寺にある史跡「八橋かきつばた園」では、かきつばた祭りが行なわれています。

カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花を付けます。

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三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされることに由来して、この地で毎年かきつばた祭りが行われています。
在原業平が詠んだ歌は以下の通り。

ら衣 
つつなれにし 
ましあれば 
るばる来ぬる 
びをしぞ思ふ

なお、カキツバタ(燕子花、杜若)の花は、愛知県の県花でもあり、現在の五千円札の裏にも印刷されている花です。
5月12日、八橋のかきつばた園に行ってみました。
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平日でもたくさんの人で賑わっています。
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すでに花の見ごろのピークは過ぎている感じでしたが、むらさき色の花が一面に広がって咲く姿はとっても綺麗でした。
花が咲く池の横には茶店があり、
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知立名物の大あんまきを売っていました。
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ここでも「花よりだんご」です。お茶を飲みながら美味しくいただいてきました。

すこし気になったのは、昨年よりも池に咲くカキツバタの花が少なくなってきているようです。
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自然の姿のものを維持させるのは難しいのでしょうが、このままでは、だんだんと花が無くなってしまうようで心配です。
知立市観光協会の奮起に期待しています。

富士山が世界遺産に登録されたのが昨年の6月11日でした。
あれから11カ月が過ぎ、まもなく1年になります。
5月10日の土曜日、ゴールデンウイークも終わり、観光地の混雑も少しは和らいできたと思われるので、世界遺産に登録されてから初めての富士山を見に出かけました。
天気予報で晴天の日になることを確信しての、富士五湖をまわる日帰りのドライブ旅行です。
朝早くに出発したので、御殿場インターに8時半ごろに着きました。
御殿場付近から見た富士山です。
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予想通り、雲一つ無い見事な富士の姿が車窓に広がっていました。
ここからは富士山周回道路を走り、富士五湖を目指します。
渋滞も無く、9時ごろに最初の目的地「山中湖」に着きました。
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湖畔には冷たい風が吹いていて、服を1枚着こまないと寒いくらいでした。
山中湖から見た富士山です。
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富士五湖の二番目の湖に行く前に、そこまで行く途中にある「忍野八海(おしのはっかい)」という所に立ち寄りました。
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富士山が世界遺産に登録された時の正式名称が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」となっています。

国の天然記念物でもある「忍野八海」は、富士山の伏流水の湧水池です。
富士信仰の古跡霊場や富士道者の禊ぎの場の歴史や伝説、 富士山域を背景とした風致の優れた水景を保有する「忍野八海」も、世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されました。
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きれいな水がこんこんと湧き出る池の周りに、外国人観光客もたくさん来ていました。
このあと途中で立ち寄った道の駅「富士吉田」で、富士山の伏流水を自由に汲むことができたので、前もって準備して持って行ったペットボトルに詰め込んできました。
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ここまででもう11時になっていました。
昼食の時間には少し早かったけれども、山梨県の名物の甲州ほうとうの店で「かぼちゃほうとう」をいただきました。
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大きなカボチャをカットしたものが2つも入っていて、お腹がいっぱいになりました。
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おいしく食事を楽しんだ後に訪れた2つ目の湖の「河口湖」から見た富士山です。
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天気予報がピタリと当たって、雲が全くかかっていない見事な富士山です。
次の3つ目の「西湖(さいこ)」からの富士山です。
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そして4つ目の「精進湖(しょうじこ)」です。
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最初の2つの湖に比べると西湖と精進湖は小さな湖で、周囲に観光施設も少なく、釣りを楽しむ小舟が浮かんでいました。
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精進湖からの富士山です。
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まだ桜の花が残っていました。
そして、いよいよ5番目の「本栖湖(もとすこ)」です。
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知っている人も多いと思いますが、現在使われている千円札の裏面の富士山の姿は、この本栖湖からの写真がモデルになっています。
その場所にはたくさんの観光客が来ていて、カメラを向けていました。
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私も1枚、その場所からの富士山を写しました。
この時には雲がうっすらと右の方に現われてきましたが、幸いにもこの日の富士五湖から見る富士山の姿をすべて、雲の掛かっていない状態で見ることができました。

帰りの高速道路への途中に立ち寄った道の駅「朝霧高原」です。
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ここからも裾野まできれいに見える富士山の姿が見られました。
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ほぼ予定通りの順調なドライブ旅行でしたが、帰り道での富士宮市内では高速道路のインターまでが渋滞でノロノロとなり、豊田市に戻った時には夜の8時近くになっていました。

あとから知ったのですが、世界遺産に登録されているのは富士五湖のうち、単体の湖の名前で登録されているのは「山中湖」と「河口湖」の2つだけで、あとの3つの湖は「富士山域」の中に含まれた場所としての登録となっているようです。
いずれにしても、いつ見ても富士山の姿は最高にすばらしかったです。

5月9日現在の、西山公園内のバラ園の情報です。
公園の今の見どころの表示板に、バラ園が登場しました。
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先日(4月29日)のブログで、まだ開花していないバラ園を紹介しましたが、あれから10日が過ぎて、多くのバラの花が咲きだしてきていました。
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西山公園のバラ園には、前にも紹介しましたが、約470品種で1500株以上のバラの花が植えられています。
その中の、およそ3割に花が咲きだしていました。
きれいに咲いているバラの写真を撮ってきました。
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早咲きの品種のものは、もう満開のものもあります。
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花に顔を近づけると、とっても良い香りがします。
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一つの茎の先には、たくさんのつぼみが有り、次々に咲いていきます。
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バラ園のそれぞれの花には、名札が付けられています。
このバラの花は、淡いピンク色で何となく気品があると思ったら・・
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「プリンセス・アイコ」という名前が付けられていました。
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皇太子と雅子妃に平成13年(2001年)に生まれた愛子様(敬宮 愛子 内親王 としのみや あいこ ないしんのう)の誕生を祝して、2002年に日本のバラの園芸業者が作出したサーモンピンクの新しい品種のバラに名付けたものだそうです。

そして、故ダイアナ元イギリス皇太子妃に捧げられたバラもありました。
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「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」と名付けられたこのバラは、ダイアナ元イギリス皇太子妃がお亡くなりになった翌年の1999年にアメリカで作出されたものだそうです。
生前の慈善事業への熱意を生かすために、英国のダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ記念基金との協力により、このバラの売上金の一部が基金の活動に活用されているそうです。

この他にも「プリンセスミチコ」とか「プリンセスマサコ」などの皇族の名前が付けられたもの等、まだまだ470品種も有るので、いろいろな名前のバラが植えられています。
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花の名前を見ながら、バラの花を見るのも、また楽しいと思います。



やつば(八ッ谷)池散歩道のブログの話題の中で、今回初めて我が家に咲くチョッと変わった花を紹介させてもらいます。
その一つは、ニリンソウ(二輪草)です。
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3年ほど前に、足助の香嵐渓へカタクリの花を見に行った時に苗が売られていたので買ってきたものです。
宿根草ですので、3年過ぎた今年も春には芽が出て、また咲いてくれました。
葉っぱの先っぽに花芽が最初に1本、少し遅れてもう1本と、真っ白な小さな花が2つ並んで咲きます。
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そんな花の咲き方から、この花にはニリンソウ(二輪草)という名前が付いています。
演歌好きな人なら、川中美幸が歌う「二輪草」という歌でも知られている花です。
夏になると葉が枯れて地表の部分が無くなってしまうので、翌年の春に芽が出るまで気がかりです。

そして、もう一つはサンジソウ(三時草)という花です。
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南アフリカ原産の多肉植物ですが、寒さには比較的強くて、5年ぐらい前に花屋さんで見つけて苗を手に入れてから、冬に枯れることもなく、少しづつ株が増えていきました。
三時草という花は、午後3時頃になると花が咲きだすので、この名が付いたようです。
花が咲いている写真で、本当に3時に咲くのかが分かりやすいように、花の写真を撮るときに時計を一緒に写してみました。(^^ゞ
お昼ごろには、まだ咲いていませんが・・・
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午後3時頃には、タンポポのような黄色い花が開いています。
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日が沈むころまで咲いて、夕方には花がしぼんで、また次の日の午後3時頃になると開きます。
花は3~4日ぐらい繰り返して咲いてくれます。
三時草は乾燥にも強くて育てやすく、株分けして増やすことが簡単にできるので、近所の花の好きな人に分けてあげて喜んでもらっています。

5月7日に、コスモスの他にもう一つの話題があります。
八ッ谷池の真ん中付近を、のんびりと泳ぐ2羽の鳥がいました。
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冬にはたくさん八ッ谷池にもいた、冬の渡り鳥のカモ(鴨)の姿です。
でもよく見ると、カモはカモでも冬にたくさんいたマガモとは違うようです。
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くちばしの色や羽根の色などを確認すると、このカモはカルガモです!
マガモと違って、カルガモはオスメスの羽の色が同じで判別が難しいそうです。
カルガモは夏でも日本に居て、繁殖期の5月~7月には、水辺の茂みで10個ほどの卵を産み、1ケ月弱で孵化します。
カルガモの親の後ろに子ガモが連なって歩いたり泳いだりする可愛い姿をテレビなどで見たことがありますが、そんな姿が八ッ谷池でも見られるかも知れません。
いろいろと楽しませてくれる八ッ谷池散歩道です。

5月7日、大型連休が終わりました。
朝8時前、八ッ谷池散歩道を朝日小学校へ登校するランドセルの姿がありました。
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楽しかった連休の話をしながらの元気な足取りです。
そんな八ッ谷池散歩道の花壇には、春の花も終わりに近づいていて、パンジーやハボタンの間にコスモスが芽吹いていて、大きなものはもう20センチほどにもなっています。
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その中で、もう花を咲かせているコスモスが有りました。
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道路沿いに植えられているサツキのつぼみの横で、秋の花のコスモスが咲く様子にチョッとビックリでした。

5月6日、大型連休も今日で最終日です。
但し、トヨタ関連の会社に勤めている方は、この日から連休明けの仕事が始まりました。
昨日の雨も上がり、いつものように朝の散歩で八ッ谷池の散歩道に出かけました。
池の岸辺の近くにキショウブの花がきれいに咲いています。DSCN1457
よく見ると、その花の上の方に1羽のカワセミが来ていました。
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カワセミが葦の枯れた茎の先に止まっています。
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細い茎にチョコンと止まって、こっちの方を向きました。
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そしてその後、近くの石の上に移動しました。DSCN1567a
まるで、きれいに咲いているキショウブの花を見に来ているかのようにも見えます。
街の中では、なかなか見られないカワセミですが、こんな近くでバードウォッチングができる「やつば(八ッ谷)池散歩道」は、すばらしい散歩道です。

岡崎公園のシンボルの岡崎城。戦国武将の徳川家康はこの地で産まれています。
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そのお城の南側の乙川堤防沿いに、広さ1,300平方メートルという見事な藤棚があります。
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五万石ふじという名前が付けられている岡崎市のお宝です。
今年も4月20日〜5月5日まで、五万石の藤まつりが行なわれました。
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広い敷地内に7株の藤が植えられていて、藤棚から垂れ下がるふじの花の房の長さが1メートルに達するものもあるほどです。
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推定樹齢が120年といわれる古木があります。
根元近くには人が入らないように柵が設けてあり、藤の木の保護がされていて大切に育てられています。
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その思いやりの心が、このような見事な花になっていると思います。
ちなみに、ふじの花は、岡崎の市の花に指定されています。

5月4日。
この日に行われた、愛知県知多半島の北東部、衣浦港に面した半田市亀崎地区にある神前(かみさき)神社の祭礼「亀崎潮干(しおひ)祭」を紹介します。

豪華な刺繍幕や精緻な彫刻で装飾された5輌の山車(東組宮本車・石橋組青龍車・中切組力神車・田中組神楽車・西組花王車)を干潮の海浜に曳き下ろす勇壮華麗な祭りです。
祭りのメインイベントである5台の山車の海浜曳き下ろしが、午後2時過ぎから始まります。

海岸近くの秋葉社前に集合していた5台の山車は、浜に下りる前の待機場に向かって徐々に進んでいきます。

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待機場の亀崎渡船場跡です。潮干祭では大店坂跡と呼ばれています。

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昔は、ここから先が海岸だったそうです。
その場所に、海浜曳き下ろしを待つ5台の山車が並びました。 
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山車の上で、時間を待つ子供たち。DSCN2223
そして山車を曳く子供たちです。ちょっと退屈な子もいました。DSCN2274
出発を前に、エネルギーを補給です。DSCN2275
近くには大人用のエネルギーもありました。DSCN2256
午後2時が過ぎて、予定の時間になり、次々と浜に向かって山車の曳き込みが始まりました。
曲がり角では、威勢のいい掛け声とともに、山車のかじが切られていきました。

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自動車を止めて、山車が国道247号線を横切って行きます。
ここからは、引っかかりそうな電線も無いので、山車の屋根には吹流しが2本立てられています。

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国道を横切った所にある亀崎海浜緑地公園の中にお祭り広場があり、ここから海岸の砂浜に山車が曳き込まれます。
お祭り広場に並んだ5台の山車です。
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そして、いよいよ祭りのクライマックス
1台づつ山車が潮干の浜へ引き込まれます。
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目の前で迫力ある場面を見ようと、堤防には観衆がギッシリと集まっていました。
綱を曳く人は腰まで海に浸かり、山車を波打ち際いっぱいまで曳き下ろし、向きを90度変えて、砂浜に縦列に並べていきます。
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引き下ろされて波打ち際の砂浜に並んだ5台の山車です。DSCN2332
そして、今度は砂浜を登るようにして曳き上げますが、砂に山車の車輪が埋まってしまい、なかなか進みません。
途中で何度も止まってしまい、掛け声を合わせて力強く曳く様子は迫力満点です。
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応援が駆けつけて、なんとか進み出すと観衆から大きな拍手が送られました。DSCN2359
砂浜に残された車輪の跡です。
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砂地が柔らかくなるので、最初の組より最後の組が曳くのが大変みたいでした。
神前神社の境内では、山車の到着を待つ人が集まっていました。DSCN2369
狭い神社の境内を、それぞれの山車が順番に3回ぐるりとまわって、神社に正面を向けて横列に並んでいきます。
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この時の並べ方で、となりの山車とすきま無く並べるのが見せ場の様で、上手く並べられて時には、これまた観衆から大きな拍手がおくられました。DSCN2416
5台の山車は昭和41年に愛知県の有形民俗文化財に指定されていて、どれも素晴らしいものばかりです。
5台が並び終えた後、200年以上の歴史があるという人形技芸(からくり)の奉納がありました。
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それぞれの山車の前棚と呼ばれる下の人形が先に演技をし、そのあと上山と呼ばれる山車の上部の人形が演技をします。
その中で、中央の位置に並べられた中切組の力神車の上山で演じられた浦島太郎を紹介します。
最初に、亀にのった浦島太郎が海の中から出てきて左右に動きます。
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その後、うしろの貝が開いて現れた乙姫様から玉手箱をもらいます。 DSCN2470
玉手箱を置いて、ふたを開けるとモクモクと煙が出て 
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顔が変わって、おじいさんになってしまいました。DSCN2473
この他に、それぞれの山車の上で、全部で10種類の演目が行なわれます。 
亀崎潮干祭は平成18年に国の重要無形民俗文化財に指定されていました。
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愛知県内のたくさん有る山車まつりの中でも屈指の素晴らしい祭りでした。

5月4日は、みどりの日です。

みどりの日が出来た経緯は、昭和64年(平成元年)、昭和天皇が崩御され、天皇誕生日が12月23日に変わった時に、それまでの天皇誕生日だった4月29日の祝日の名前を、昭和天皇が自然をこよなく愛したことから『緑』にちなんだ名がふさわしいということで「みどりの日」と改めた上で祝日として存続させることとなりました。
その後、憲法記念日と子供の日に挟まれた「国民の休日」というよく意味のわからない5月4日の祝日を、平成17年(2005年)の祝日法改正により、平成19年(2007年)以降は「みどりの日」を5月4日に移動し、4月29日が「昭和の日」となりました。

そんな「みどりの日」に、西山公園の新緑の木々の中で、まるで雪が積もっているかのように、この時期に枝いっぱいに白い花を咲かせている珍しい木が有るので紹介します。
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公園の管理事務所の横に1本と、
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そして豊田高専への交差点近くの園内に4本植えられている「ヒトツバタゴ」という名前の木です。
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タゴという木は一般に複数葉ですが、タゴによく似た木で一ッ葉なので、この名が付いたとか!
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細い白い花が枝先にギッシリ咲いています。
この木の銘板には大きな文字で「ナンジャモンジャ」と書かれています。
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ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の木は、全国的にも愛知県や岐阜県以外にはあまり見かけない絶滅危惧種に指定されている樹木だそうで、白い花が咲いているのを初めて見た人が「なんだこれは?」と言ったことからこの名が付いたとか???・・・諸説あるそうですが・・・
こんな珍しい木が近くの公園に有るので、チョッとうれしい気持ちになれた「みどりの日」でした。

5月3日、大型連休の後半が始まりました。
豊田市の南の端の近く、伊勢湾岸道路の刈谷ハイウェイオアシスにある岩ヶ池公園では、5月6日まで藤まつりが行なわれているということなので出かけてみました。
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ハイウェイオアシスの一般道から入る駐車場は、ほぼ満車状態で大変な賑わいでした。

藤棚が連なる通路はフジプロムナードと名付けられています。
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フジの花の見頃が過ぎていて少し残念でしたが、その藤棚の下でお茶会が開かれていて柏餅がお茶菓子に付いて抹茶が一服200円でいただけました。

オアシスステージでは和太鼓ライブがあり、迫力ある演奏を聴かせてくれました。
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西風が強く吹き荒れていましたが、寒さも感じなく気持ちの良い野外でのイベントを楽しむことができました。

 ♫ 夏も近づく八十八夜・・・今日5月2日が、その日です。
豊田市の最高気温が27℃と夏日になりました。
先月17日のブログで一報をお知らせしました豊田市のキリシマツツジの名所「つどいの丘」の花の様子を見に、午前中に行ってきました。
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4月17日には、まだほとんどがつぼみだったものが、あれから2週間が過ぎ、みごとに満開になっていました。
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駐車場の壁面が、ご覧の通りキリシマツツジの花の壁画です。
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白色と薄いピンクに濃いピンクそして紫も有りで、豪華そのものです。
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壁をバックに記念写真を撮る人たちが入れ替わりポーズをとっていました。
この陽気では、あまり長く綺麗な状態の花が楽しめないかも知れません。
ぜひ足を運んで、現物をご覧になってみてください。

つづいては、平戸ツツジです。
その場所はトヨタ自動車元町工場です。
国道153号線東新町2丁目の交差点から、元町工場の正門に続く工場周囲に植えられている平戸ツツジも、今が満開です。
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工場が出来た時に植えられたものだとすると、昭和34年(1959年)に元町工場が操業を開始しているので、およそ55年の年月が経っています。
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トヨタ自動車の他の工場も、元町工場と同じように工場周囲の樹木の手入れがしっかり行き届いていてどの工場も綺麗に整備されています。
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満開のツツジの奥には、すっかり葉桜になったソメイヨシノが植えられています。
この時期、あちらこちらの道路の街路樹や公園の周囲に植えられているツツジが、本当に綺麗な花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれています。

5月に入りました。
やつば池散歩道のブログを発信して5ヶ月が過ぎようとしています。
たくさんの方にご訪問をいただき有難うございます。
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散歩道の池の柵に、やつば池クラブの方が立てた鯉のぼりが、春の風をいっぱい受けて元気に泳いでいました。
池から田んぼの方に行ってみると、多くの田んぼに水が張られて、田植えの準備が進んでいます。
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田んぼをならすことによって虫などの鳥の食べ物が出てくるようで、トラクターの近くにはカラスが集まってきています。
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田んぼの隅には、青々と育った苗が準備されています。
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そして、田んぼの水が漏れないようにと、ご夫婦がそろってあぜ道をきれいに整えています。
農機具が進化しても、この作業だけは手作業で行われていました。
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コメ作りの準備が進む中で、こちらは麦畑です。
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大きく育っていて、麦の穂が風に揺れています。
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もうすぐ麦の実が色づいて、収穫の時期になります。
そんな田園風景を楽しんで散歩をしていたら、田んぼの中でキジのカップルを見つけました。
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オスは色鮮やかなのでよく見つけられますが、メスは田んぼの土の色と同じ色なので目立ちません。
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2羽が前になったり後ろになったりと仲良く揃って、食べ物を探しながら田んぼを横切って行きました。
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田んぼを耕すトラクターの音があちらこちらで聞こえていて、丸根町一帯の田んぼでも、もうまもなく田植えが始まりそうです。

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