やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2014年08月

8月最後の休日になる30日(土)と31日(日)の二日間、名古屋市の栄を中心に愛知県内の観光名所や商店街など14か所の会場で、第16回にっぽんど真ん中まつり(略称=どまつり)が行なわれました。
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今年の参加チームは昨年より4チーム増えて、総勢209チームが参加しているそうです。
今日31日(日)に、どまつりの会場の一つ、名古屋市南区の商店街で行なわれる道徳会場へ見に行ってきました。
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午前11時15分過ぎから始まり午後5時までに、6分間隔で50チームが次々とトラックの荷台などにセットされた音響装置から流れるチーム独自の曲に合わせて踊っていきます。

そのなかで、元気いっぱい一糸乱れぬ素晴らしい演技を披露した名古屋学生チーム「(しゃち)」の踊りです。
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この鯱チームが最終審査で、今年の最高賞のどまつり大賞を受賞しました。

そして、準どまつり大賞を受賞した犬山市の「笑``(じょう)」チームの演技です。
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この上位に入賞した2チームは道徳会場で演技をしていたチームでした。

毎年素晴らしい演技を見せてくれる名古屋市緑区の鳴海商工会「 猩々(しょうじょう)」チームも道徳会場に出場していました。
トラックに大きな猩々が乗っています。
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衣装は鳴海絞りで揃えており、動作もピッタリと揃って素晴らしい踊りです。
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途中での衣装の早変わりも見事です。
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素晴らしい踊りでしたが、今年は大賞には手が届かず、優秀賞でした。

度肝を抜かれた踊りを演じたのは、北海道大学の「縁(えん)」でした。
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踊りの終盤に衣装を脱ぎ捨て
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赤ふんどしで観衆の前で踊りを披露しました。
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このチームは、前夜祭で学生25チームが競ったキャンパスバトルで、第1位になっています。
若さはじける演技に、たくさんの拍手が送られていました。

その他にも次々と素晴らしい演技が続きました。
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最後まで見るには遅くなってしまうので、午後3時過ぎまで見て帰りました。
暑さの中の演技中に、タンカで運ばれた人がいたのがチョッと心配でした。


8月30日、太陽が顔を出し、久しぶりに青空が帰ってきた感じがします。
そんな日の朝の散歩で小さな秋を見つけました。
やつば池の近くの農家の畑の一角に、実りの秋の季節を感じるところがありました。

それは栗(くり)の木です。
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まだ8月なのに、もうこんなに実が大きくなっていました。
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栗の殻がはじけて、実が顔を出しているものがあります。
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まだこれから実る緑の殻の閉じたものがたくさんあるので、今年の栗は豊作のようです。
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秋の味覚の栗ご飯や栗きんとんが味わえるのも、もうすぐのようです。

やつば池に行くと、池の周囲にあるドングリの樹にも小さな実が枝先にくっついていました。
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もう少し大きくなって、ドングリの実が散歩道に落ちてくるのも、もうそんなに先のことでもないようです。

まだ9月に入っても、残暑の厳しい日もあると思いますが、季節は確実に秋に近づいていると感じる朝の散歩でした。

8月29日の午後、やつば池から数百メートル南西にある逢妻女川の堤防に行ってみました。
毎年8月末ごろに咲く早咲きのヒガンバナが、宮上橋の下流側の右岸20~30mの距離の堤防斜面に、今年もすでに咲いていました。
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地元自治区の有志で結成されている「逢妻女川彼岸花育成会」の人たちが、平成8年度から宮上橋近くの堤防にヒガンバナの球根を植え続けています。

その活動をする中で、豊田市からの援助で数年前に早咲きの品種のヒガンバナの球根をこの場所に植えられたそうです。
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標準的なヒガンバナの花は、秋のお彼岸頃に咲きますが、まだ8月なのに一足早くヒガンバナが咲いているのが見られます。
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宮上橋の上流では、1か月後のヒガンバナの花が咲く場所の草刈りが行なわれていました。
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彼岸花育成会の人たちが草刈り作業をされていると思われます。

堤防に生えた雑草がきれいに刈り取られ、この場所にヒガンバナが咲き出す準備がされています。
およそ100万本のヒガンバナの花で、真っ赤に彩られる逢妻女川の堤防が見られる9月末頃が、今から楽しみです。

8月も残り少なくなりました。
しばらく行っていなかった豊田市鞍ヶ池公園の四季の古里(さと)の花畑に行ってみました。
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毎年、いろんな花を咲かせている花畑に咲いていた、今年の夏の花は「ケイトウ(鶏頭)」でした。
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ケイトウは夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができます。
その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついたそうです。
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ケイトウの花畑の横には濃いピンク色が鮮やかな花畑がありました。
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こちらは「ハゲイトウ(葉鶏頭)」です。
ケイトウが花を観賞するのに対して、葉を観賞するケイトウという意味で、この名前があります。
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1本だけでも鮮やかなのに、一面に咲かせてあるので、そこだけが燃えているように真っ赤になっています。

ケイトウは秋まで鑑賞できるので、まだしばらくの間公園の花畑を彩っていてくれると思います。

四季のさとの花畑には、ケイトウの他に、
千日紅のピンク色や
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千日紅の赤色。
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カラフルな色のポーチュラカやピンク色のペンタスが通路わきにたくさん植えられていて、どれも花盛りでした。
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公園内を爽やかな風が吹き抜け、心が癒されるのんびりとした時間を楽しんできました。

8月27日の朝6時、気温が22℃まで下がり、今までの熱帯夜の朝とはチョッと違って涼しさを感じる空気になってきました。
そんな日のやつば池には、真夏の間には姿を見せていなかった鳥が居ました。
菱(ひし)の葉が浮かぶ池の水面を、仲良く泳ぐカルガモです。
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池の中に倒れた木の枝の上に乗って日光浴をしています。
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朝日に向かって、大きな羽根をパタパタと羽ばたいて気持ち良さそうです、
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池の周囲にある細い木の枝に、チョコンと止まっているのは、カワセミです。
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水面近くを泳ぐ小魚を求めて逢妻女川から飛んできたようです。
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水面に浮いているのはヒシの葉っぱです。
カワセミは人間に敏感で、カメラを持って近づくと、すぐに飛んで行ってしまいますが、じっとしていると、また戻ってきて枝に止まってくれました。

ここ数日、朝散歩のやつば池でカワセミを毎日見ることができます。
先日も、大きな望遠レンズを付けたカメラを持った人が、カワセミの写真を撮りに来ていました。
やつば池散歩道が、カワセミの撮影ポイントになってきているようです。

先日三好稲荷の大提灯まつりがありましたが、江戸時代からの歴史のある大提灯祭りが西尾市一色町の諏訪神社でおこなわれます。
毎年8月26日~27日に行われる、三河一色の大提灯まつりです。
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三河一色の諏訪神社は、永禄年間(1558年ごろ)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられています。

三河一色大提灯まつり当日、三河一色諏訪神社から参道を北側に進んだところに、2本の大のぼりがたてられます。
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これは、祭礼のときに神の御霊(みたま)が、天上より降りてくるときの目印として立てられています。
大のぼりの大きさは、縦20m、横2.9mで、これを立てる柱は、長さ25m、周囲90cmの杉丸が2本使用されています。
昔は小さかったのぼりが、提灯の大きさに合わせてどんどんと大きくなっていったそうです。

諏訪神社の入り口の鳥居です。その奥には大提灯が見えています。
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三河一色大提灯祭りの起源は今から遡ること450年になります。
毎年夏から秋にかけてこの地に海魔(かいま)が現れ、田畑を荒し、人畜に危害を加えていました。
そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大かがり火をたき、海魔退散を祈願したところ、海魔は退散し被害が無くなったと言われています。
以後、毎年祭りの神事として、かがり火を焚くのが習わしとなりました。

100年ほど神事としてかがり火を焚くことが続きました。
其の後の寛文年間(1661年ごろ)に、かがり火を焚くことから提灯を献灯する祭りになっていったようです。
当時は竹ざおに提灯をつるす「高張提灯」のようなものであったと考えられています。
そして天下泰平の世となった江戸時代中期には、経済的な余裕も生まれ、竹ざおが丸太柱に変えられ、提灯も大きくなり、提灯の上部に覆いが付けられたりと華美なものになっていき、現在の姿へと変わっていきました 。

そんな歴史のある大提灯まつりです。
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狭い境内に、町内の6つの組がそれぞれ2張づつ、全部で12張の提灯を掲げます。
大提灯の大きさは小さいものでも長さ約6m、大きいものになると長さ約10mにもなります。
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大提灯は長い間に張替えなど、幾度となく手を入れられて現在に伝わっています。
近年では平成6年から平成13年にかけて約130年ぶりに全ての提灯を修復し、平成13年の例祭より全組が鮮やかな提灯を献灯することができているそうです。

神社の前に提灯に使われる蝋燭(ろうそく)が12本、並んでいました。
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提灯に使用するろうそくは和ろうそくで、最大で長さ約1.1m、重さは100㎏近くあります。
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午後7時からの神社内での神事が終わった後、このろうそくを担いで提灯の下に運んでいきます。
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お祓いを受けた御神火で、ろうそくに火が灯されました。
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火のついた大きなろうそくを、提灯の下から大勢の人で持ち上げて提灯の中へ運び入れます。
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ろうそくの灯りで提灯が照らされました。
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ろうそくの灯りで大提灯の文字や絵が浮かび上がりました。
大提灯まつりの一番の見どころです。

翌日の午後には大提灯が外されますので、ろうそくの灯りで照らされる大提灯が見られるのは26日の夜だけです。

歴史のある三河一色の大提灯まつり。
また見に行きたいお祭りです。

8月25日(月)、早いもので夏休みも最後の一週間になりました。
ここ2~3日、雨が降ったり止んだりの天気で、植物にとっては恵みの雨の日が続きました。
数日前に、やつば池散歩道のヒマワリの跡地に撒かれていた種がどうなったか、見に行ってみました。
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遠くから見ても良く分かりませんが、近づいてみると小さな芽がたくさん生えてきていました。
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この二葉はの芽は、コスモスのようです。
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夏のこの時期に種まきをして咲かせるコスモスは、背の低い状態で花が咲いてくれるようなので、散歩道より少し高いところにある花壇にはちょうど良いようです。

これからの日々の散歩をしながら、小さな芽の成長を楽しみにして見ていきたいと思います。

8月23日(土)と24日(日)の二日間、みよし市の中心部にある三好稲荷で夏季の大祭「三好大提灯まつり」が行なわれました。

24日の午後、あいにくの雨模様の日になってしまいましたが、小雨が降る中で、お祭りの様子を見に行ってみました。
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たくさんの屋台が並んでいましたが、お祭りの人出は少なくて寂しそうでした。
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お稲荷さんなので入り口には白狐が有りました。その向こうに大きな提灯が見えています。
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階段を登って境内に入ると、そんなに広くない三好稲荷の本殿前に、高さが11mもある3基の大提灯が並んでいました。
本殿の左側に2基。
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右側に1基です。
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提灯の向こうに見えるのが三好稲荷閣の本殿です。
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青空の下でおこなわれると良かったのに、今年は少し残念な天候になってしまいました。
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提灯なので当然のことながら、夜には灯りが灯されて夜空に浮かび上がりますが、夕方になっても雨が降り続けていたので、今年は夜の提灯を見に行くのは止めにしました。

2年前の2012年に写した夜の三好提灯まつりの画像です。
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灯りはロウソク(蝋燭)ではなく、電灯(蛍光灯)の光なので情緒には欠けますが、明るく照らされてとってもきれいでした。
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来年の大提灯まつりは、良い天気になることを願っています。
その時には、また見に行こうと思います。

以下、三好稲荷の大提灯祭りの歴史を調べてみました。

三好稲荷閣の本尊「三好咤枳尼天(みよしだきにてん)」は、享保17年(1732年)に庄屋・久野太郎右エ門が、三好村の3ヶ所に古くからあった農業神を合体して名づけた神様です。
村の守護神としてあがめられ、村人の尊崇を集めていました。
その後、当時の領主 大岡越前守によって三好稲荷閣は満福寺の境内へと遷座し、以後司祭と管理・運営を満福寺が行うようになりました。

昭和2年、三好稲荷閣が愛知の新十名所(中日新聞社の前身である新愛知新聞社主催)の第2位に選ばれました。
これを受けて三好在住の野々山弥蔵さんが第2位選出と自分の還暦を記念した手造りの大提灯を昭和4年の夏季大祭にて奉納しました。
これが「三好大提灯まつり」が始まったきっかけです。

昭和63年、古くなった大提灯の替わりに、三好町制30周年を記念して三好町と多数の篤志者によって大提灯が新調されました。
平成5年、さらに2基の大提灯が加わり、現在3基の大提灯が毎年献灯されています。
現在の3基の大提灯は、高さ 11.0m、直径 6.5m、重量 1,250kgで御所型の大提灯です。
提灯内には電灯が取り付けられ、境内に白く浮かび上がります。

大提灯まつりの準備や運営は三豊講(さんとよこう)と呼ばれる三好地区の住民組織が行います。
一般的に講と呼ばれる組織は信仰を同じくする者らの集まりのことを指しますが、三好稲荷閣は旧三好村の総守護神であったことから、三好地区の住人は宗派を越えて全員三豊講の一員とされ、市民を挙げてお祭りが行われているということです。

8月23日、今日は二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」です。
暑さが和らぐという意味で、秋の七草の萩の花が咲き、穀物が実り始める頃になります。
暦の上では、厳しい暑さの峠を越して、朝夕は涼しい風が吹き始め、秋の気配を感じるようになるということです。

この日は、朝の散歩の時間帯の6時ごろから小雨が降り出し、午前9時ごろには激しい雨が降るという天気になりました。

そんな日だったので、一日前の朝に、やつば池の西側にある丸根町の田んぼを散歩した時に撮ってきた写真で紹介します。
田んぼは、もうすっかり稲穂が大きくなり、田んぼの場所によっては稲穂の色が黄色っぽくなっているところもあります。
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資料によると、豊田市は愛知県内での米の収穫量が一番多いそうです。
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豊田市は、くるまの町ですが、コメどころでもあるんです。
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田んぼを歩いていて驚いたことに、一ヶ所の田んぼでは、すでに稲刈りが終わったところもありました。
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まさに処暑の説明にあるように、穀物が実り始める頃でした。
猛暑日が減って、少しは過ごしやすくなっていくんでしょうか・・・

豊田市西山公園の季節の花園を管理しているボランティアの西山花クラブの人たちが毎月1回、およそ30人の全員が集まって作業をする日があります。
猛暑日が予報されている暑さの8月21日の午前中、花クラブの人たちで四季の花園の手入れをされていました。
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夏の花壇もあと一ヶ月で秋の花壇に模様替えをするそうですが、まだまだ夏の花がきれいに咲いています。
日頃の作業ではなかなか出来ない通路の階段の草取りもされて、雑草が生えていた通路がすっきりとしました。
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また、花壇の奥の方に生えている雑草も抜かれて細かいところまで手が入れられています。
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たっぷりと水も撒かれて、花壇の花も嬉しそうです。
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花壇に咲く日差しが大好きで暑さにも強い花、ペンタスです。
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まだまだ元気いっぱいです。

秋の花の花壇に変わったら、また西山公園へ出かけて行って紹介したいと思います。

8月21日、豊田市は35℃を超える猛暑日が続きます。
雨が降って欲しい時には降らなくて、まとめてドッと降る意地悪な気象状況です。
それにしても、あんなに一ヶ所に降らなくてもいいのにと、広島市の集中豪雨による土砂災害の悲惨な状態を見ると大雨の時の水の恐ろしさを痛感します。
それもこれも、地球の温暖化による異常気象の現象なんでしょうか。

しばらく、やつば池の散歩道情報から離れていましたので、久しぶりのやつば池散歩道です。
背の低いヒマワリの花が咲いていた場所が整地され、耕されています。
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そこには、何かの花の種が撒かれているようです。
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この日照りの中での種まきは大変だったと思います。
何の芽が出てくるのか、楽しみです。

その横で、夏の暑さが大好きな、マツバボタンがピンクの花をいっぱい咲かせています。
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赤や黄色の花のポーチュラカも、マツバボタンに負けないように咲いていて、とてもきれいです。
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水道の設備が無いやつば池散歩道の夏の花壇の管理(水やり)は、ボランティアのやつば池クラブの人たちが、池の水をタンクに汲んで花に水をやっています。
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そんな中で、道路端のサツキの一部分は瀕死の状態です。
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花がいっぱい咲く楽しい遊歩道、やつば池散歩道に、市役所からの愛の手が届くことを期待しています。

お盆の頃から町中を散歩していると、道端や草むらや民家の庭などに咲いている白いユリの花を多く見かけるようになりました。
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駐車場のコンクリートの間にも咲いていました。
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この花はタカサゴユリです。

タカサゴユリ
は、台湾原産の帰化植物で、タカサゴという名前は、台湾のことを琉球語で「サカサング」ということに由来し、言葉が変化してタカサゴと呼ばれるようになったといわれています。
日本には観賞用として大正時代に導入されたようです。
日本のテッポウユリ(鉄砲百合)とよく似た花ですが、テッポウユリは5~6月に咲き、タカサゴユリは8~9月に咲きます。
荒地にも生育しますが、きれいな花を咲かせるので除草されず、広く日本国内に広がっていったようです。

タカサゴユリは種子で繁殖します。
花が終わると1輪につき1本、長さ10㌢ほどの細長い莢(さや)が出来ます。
晩秋になると莢がはじけてたくさんの種子が放出されます。
種子はポテトチップスのような形で、風で運ばれます。

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地面に落ちた種子は翌年の春に芽を出しますが、その年は葉っぱが出るだけで花を付けません。
球根が大きくなっていき、翌年ごろから花が咲き、年を追って1本の茎に咲く花の数が増えていきます。
ただし数年花が咲くと、急に芽が出てこなくなるようです。
連作障害が原因といわれています。

最近の散歩中、やつば池の周辺の町中で見かけたタカサゴユリです。
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草むらに咲いていた花には、昆虫が蜜を求めて止まっていました。
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まだしばらくの間は、涼しげな白いユリの花が楽しめそうです。

8月18日(月)、トヨタ自動車及びトヨタの関連企業がお盆の夏季連休だった9日間が終わり、休日モードだった市内の様子から、またいつもの活気のある自動車の街、豊田市に戻りました。

それでも、まだ学校は夏休みです。
ここ数日、雨模様の日が多くて猛暑日になっていませんでしたが、今日は久しぶりに気温が35℃を超える猛暑日になり、真夏の空が戻ってきました。
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この日の午後、やつば池から近くにある豊田市営のプールがこの暑さで賑わっているのか、様子を見行ってみました。
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豊田市の毘森(ひもり)公園の敷地内には、市営の屋外プールがあります。
8本のコースが並ぶ競技用の50メートルプールと、
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滑り台がある児童用遊戯プールを備えています。
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毎年7月第2日曜日から8月31日の夏季のシーズンにオープンし、夏休み期間中には、水泳や水遊びを楽しむことができます。
プールの入場料は、高校生以上が300円、中学生以下は100円です。

平日の午後ということもあってか、広い50メートルプールには15人ほどしかいませんでした。
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児童用遊戯プールの方が人が多くいます。
それでも、20人ぐらいでした。
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こんなに立派な施設が有るのに、利用する人が少ないのはどうしてなのでしょうか。
そういう私も、もうずいぶんこのプールに入ったことがありませんが・・・

お盆過ぎの日曜日です。
朝の散歩で、住宅の庭などに、きれいな花を咲かせている花木があります。
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その花の名前は、サルスベリです。
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サルスベリ(別名=百日紅)は、夏を代表する花木の一つで、薄桃色や桃色、赤紫、白色の花をを多数咲かせます。

中国原産で、江戸時代に日本に伝来した花木です。
サルスベリという花の名前は、樹幹を覆っている皮が薄く剥げ落ちやすく、木肌がツルツルしており、 木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうということから来ています。
(実際には猿は滑ることなく、簡単に上ってしまいます)
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薄い桃色の花です。
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白色です。
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赤紫色です。
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こんな珍しい色のものも有りました。
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別名のヒャクジツコウ(百日紅)とは、紅色の花が7~9月にかけての長期間(百日、3ヶ月間) 咲いていることによる漢名に由来します。
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暑い夏ですが、爽やかな色で咲くサルスベリの花を楽しみながら朝の散歩をしています。

今年の夏花火の第4弾です。
8月16日(土)、お盆明けの花火大会が刈谷市でありました。
刈谷市総合運動公園で行なわれる夏祭り、「刈谷わんさか祭り2014」です。
刈谷市観光協会が主催する祭りで、平成2年(1990年)に刈谷市制40周年記念行事として開催されたのが始まりだそうです。
当日は午前中からいろいろなイベントが行われますが、夜の部のメインのイベントには、約7000発の花火が打ち上げられます。
花火の開始時刻は、今年からは午後7時になりました。
運動公園には夕方の6時20分ごろ着きましたが、大勢の人でにぎわっています。
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空いてる場所をさがして、レジャーシートを広げ、お弁当を食べているうちに、すっかり暗くなってきました。
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定刻の7時ちょうどに、いきなり大迫力のスターライトシンフォニーというオープニング仕掛け花火が、まだ少し明るさが残る夜空に打ち上げられました。
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その後も、運動公園の横を流れる逢妻川の堤防の2ヵ所から次々と打ち上げられる花火を楽しませてもらいました。
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デンソーやアイシンなどの刈谷市に工場がある、トヨタグループ各社が提供する特大スターマインが5基も上がり、見ごたえ十分でした。
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午後8時15分の音楽に合わせて打ち上げられるスターライトシンフォニーで最後を飾りました。
すぐ近くの目の前で、豪快なスターマインが見られる刈谷市の花火大会は、蒲郡や豊田やみよしの花火大会とはまた一味違ったすばらしい花火大会でした。

今日は終戦記念日です。
69年前の1945年(昭和20年)8月15日の正午、昭和天皇による「玉音放送」がラジオから流れ、日本が無条件降伏したことが伝えられました。
団塊の世代として、戦後の平和な日本に生まれてきたことに感謝する一日でした。

そんな日に、我が家の窓ぎわの緑のカーテンを紹介します。
その一つはアサガオです。
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毎朝、たくさんの花が咲いています。
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涼しげな淡い色です。
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もう一つはゴーヤ(ニガウリ)です。
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こちらは、栄養を補給する食材の一つとして、美味しくいただいています。
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どちらも、春に苗を分けてもらったものです。
暑い夏の日ですが、緑のカーテンで涼しさを感じています。

やつば池に近い町中の散歩道で、大きなイチョウ(公孫樹)の樹を見つけました。
朝日小学校に近いところにある、整形外科病院の敷地に植えられています。

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まだ緑色の葉ですが、その葉の周りに黄色の花が咲いたように見えます。
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よく見ると、その黄色のものはイチョウの実のギンナン(銀杏)でした。
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たくさんの実が、まるでブドウの巨峰の実の房のようにぶら下がっています。
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先日の台風の風で飛ばされたと思われる実が地面にもたくさん落ちていました。
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それにしても、たくさんの実が付いたイチョウの木です。
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もう少しすると、地面にいっぱい落ちた実から、ギンナンが収穫できそうです。

8月13日、今日からお盆です。
正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と言い、夏に祖先の霊を祀る行事です。
仏壇のある家のお盆には、先祖や亡くなった人達の精霊が道に迷わず帰って来ることができるように、13日の夕刻に盆提灯を灯し、庭先に迎え火を焚きます。
14、15日は精霊は家にとどまり、精進料理などで振舞います。
16日の夜精霊が帰って行きますので、今度は送り火を焚き送ります。
というのが一般的な過ごし方だそうですが、お盆の習慣は宗派や地域によって違いますので、それぞれの家や地域の風習に沿って行なえばいいと思います。

そんな時期に、南信州でブルーベリー狩りをしてきました。
2時間で取り放題という農園を友人に場所を教えてもらいました。
収穫の時期はもう終わりに近いですが、ここのブルーベリー農園では、まだ収穫ができました。
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受付の農家のオバちゃんの話では、もう残りが少ないので2時間を超えてもいいから、たくさん取って行ってな!ってことでした。
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甘い完熟のブルーベリーを食べながら摘みながら、2時間で充分バケツにいっぱいの収穫が出来ました。

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ブルーベリーの栄養成分が目に良いようなので、ジャムなどにしていただこうと思っています。

8月12日、甲子園球場で夏の高校野球が昨日から始まり、今日は愛知県代表の東邦高校が第一試合に登場し、猛打で見事な勝利をおさめました。
台風11号が去っても台風一過というような好天にはならず、雨が降ったり止んだりのぐずついた日になりました。
やつば池近くの町中の散歩道に、サツマイモ畑の横に、あまり見かけない穀物が実っています。
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台風の強風にも倒れずに踏ん張っています。
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穂先です。
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写真を撮ってきたものを家で調べてみると、この穂はキビ(黍)でした。

五穀豊穣という言葉を耳にしますが、キビはその五穀の中の一つにある穀物です。
ちなみに五穀とは、米(こめ)・麦(むぎ)・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)を呼ぶのが一般的のようです。

キビについて資料でみると・・・
中国の華北地方では、アワとともに古代の主要穀物であった。
日本には縄文時代に渡来したアワより遅く、弥生時代に中国から渡来したと考えられている。

生長すると1メートル程度になり、夏から秋にかけて茎の先に20センチメートル程度の穂ができ、垂れ下がる。
秋に花が咲き、黄色い実がなる。実が黄色であることから、「黄実(きみ)」→「きび」となったとするのが有力な語源説である。
実をそのまま炊いて粥にして食用にしたり、粉にして餅や団子などにしたりする。

岡山県の吉備団子も、元々は黍団子の一種で、その名の通り黍粉を原料としていた。
吉備と黍(キビ)の語呂合わせから吉備団子と書かれるようになった。
現在では、黍粉を使わずに白玉粉などで作られることも多い。
桃太郎伝説に登場するキビダンゴは黍で作られた団子であり、江戸時代末期になって登場した吉備団子ではない。
・・・と書かれています。
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ここの農家の方はこのキビをどうするのかは分かりませんが、穂が垂れさがっていて豊作のようです。

台風11号は10日午前6時過ぎに、高知県安芸市付近に上陸しました。
その後、徳島県を通り10時過ぎには兵庫県に再上陸し、そのまま速度を速め北北東の進路で日本海に抜けて行きました。
東海地方では、三重県に今まで経験したことのないような大雨が降り特別警報がだされましたが、豊田市は進路から離れていて、大きな被害も無さそうなので、まずはホッとしています。

今日の中日新聞の県内版に、半田市の新美南吉記念館の記事が載っていました。
新美南吉記念館は、半田市出身の児童文学者で童話作家の新美南吉の顕彰を目的に、平成6年に設立された記念文学館です。
この記事にもあったように今、南吉記念館の開館20周年記念の特別展として「南吉と良寛」が開かれています。
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南吉は子供のころから病弱で、結核におかされて29才の短い生涯で終わっています。
人を慈しみ愛した良寛和尚の心と、その生きざまに憧れた南吉の思いを感じられるような展示になっています。

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新美南吉記念館の建物は屋根が芝で覆われた波打つようなシルエットのちょっと変わった形をしています。
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この一見奇抜な設計は、周囲の地形と連続することで、南吉が童話に描いた知多半島の自然・風景と調和することを目指しているのだそうです。

緩やかな坂を下っていくと入り口はあります。
入館料は大人 210円で、中学生以下は無料です。
常設展と特別展が一緒に展示されていて、展示室には、家族ずれや
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小学生の団体などで賑わっていました。
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南吉と言えば「ごんぎつね」で代表される、キツネが登場する童話がよく知られています。
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館内には、キツネの子供が、雪の日の寒い夜に人間の町に手袋を買いに行く童話「手袋を買いに」というお話の場面が造られていました。
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土産物売り場に置かれた、かわいいキツネにも癒されます。
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秋のお彼岸の頃には、南吉記念館の近くの矢勝川の堤防に咲く200万本のヒガンバナが良く知られています。
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昨年の秋の半田市矢勝川のヒガンバナの様子です。
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この半田市のヒガンバナに負けないくらい、やつば池散歩道から近くの逢妻女川の堤防にもヒガンバナがおよそ80万本咲きます。
また。その季節になったら、このブログでも紹介したいと思います。

台風11号の接近が気になる8月9日(土)、豊田市高崎町にある豊田市公設地方卸売市場において、「夏の地元くだもの大集合市!」と銘打って、朝の9時半から11時半までの2時間、一般開放が行なわれました。
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台風の影響で小雨がぱらつく中でしたが、開始時間の9時半の前に、もうたくさんの人が来ていました。
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この日は、学校の夏休み期間中でもあるので、「スタンプラリー」や「子ども模擬せり」、「地元果物が当たる大抽選会」、「豊田産ももソフトクリーム販売」など、今までにない企画がされています。

その他にも、この時期ならではの「豊田産のナシ(梨)の試食」や「三河一色産のうなぎのかば焼き販売」など、多彩な催しがありました。

うなぎのかば焼きの匂いに誘われて行ってみると、U字ブロックで作った炭焼きコンロで大きなうなぎが次々に焼かれています。
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大きくて肉厚のうなぎです。
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1本1,500円。スーパーではとてもこの値段では買えません。
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数量限定ということもあってか、うなぎを買い求める長い列が出来ていました。
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青果棟の建物の中では、豊田産ナシの試食がありました。
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白い帽子を被った「とよたPR大使」の女性が2名で、カットしたナシを手渡しています。
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笑顔もいっぱい振舞っています。
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その近くでは、JAとよたのマスコットキャラクターの「こめったくん」が子供相手に頑張っていました。
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2年前の2012年4月に誕生したJAとよたの宣伝部長だそうです。
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背中に大きなしゃもじを背負っています。
悪い食生活を見つけると得意技の「しゃもじ斬り!」で待ったをかけて、正しい食生活を教えるそうです。

同じ場所で桃のソフトクリーム販売をしていました。
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ここにも列が出来ていました。
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カップを買って、自分で機械から出てくるソフトクリームをカップで受け取るやり方なので時間もかかるようです。

10時20分から、ナシの試食コーナーの横で、こども模擬せりが始まりました。
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子供達に競りの体験をさせるということで、小学生が対象でした。
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地元の果物を、市価の半額以下で千円!、千二百円!千五百円!と、元気な掛け声で競り落としていました。
中には二千円を超える金額の品物もありました。
当然、隣には大人が付いてはいますが、子供の買い物にしては高価に感じました。
子供を対象にやるんだったらもう少し安い品で、ナシを2~3個とかブドウ1皿とかで2~3百円程度でやった方が良いように思いました。
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そしていよいよ大抽選会の時間がやってきました。
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ブドウの巨峰が30本、ナシの幸水と桃が各10本、合計で50本が当たります。
運命は、とよたPR大使の手にかかっています
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ナシの試食の時にもらった番号札です。
何故か5枚有ります。
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次々と番号が読み上げられていきますが、くじ運の悪く、なかなか当たりません。
あきらめ掛けていたその時、715番って声が有りました。

夢のような声でした。高く手をあげて賞品をもらいに前へ進んで行き、旨そうな巨峰を受け取りました。
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こんなことはそんなにあることでは無いので、当たり番号が書かれたボードを写真に撮っておきました。
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いろいろあって、楽しい2時間の公設市場でした。
次回は11月15日の予定です。

今日8月8日は、何の日か調べてみました。

8が二つでパパの日?とも思ったのですが、日本には父の日があるので、パパの日じゃなかったです。
「ぱちぱち」とそろばんの玉を弾く音の語呂合わせから、「そろばんの日」でした。
全国珠算連盟が、昭和43年(1968年)に制定したそうです。
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そろばんの歴史を調べてみると、そろばんの原型は紀元前のメソポタミアで誕生したといわれています。
それが中国に伝わり、現在のように珠を串刺しにする方式に進化しました。

このそろばんが日本に伝わってきたのは、今から500年程前の室町時代ともいわれています。

そろばんは長い間、計算の道具として広く使われて来ましたが、やがて電卓が普及し始めるとそろばんはだんだん部屋の片隅に追いやられました。
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やがてコンピューターが登場すると、計算はコンピューターが自動的に処理する時代になり、電卓もほとんど使用されなくなってしまいました。

このように、世の中は便利になり、そろばんを使って計算する必要は無くなったのですが、そろばんが、計算する上で洗練された素晴らしい道具であることに変わりありません。

このタイミングで、そろばんに関する報道がされていました。
国内で現存するものとしては最古とみられるそろばんが、老舗メーカーの雲州堂(大阪市中央区)で見つかったということです。
16世紀末、豊臣秀吉の天下取りを支えた軍師、黒田官兵衛の側近が秀吉から与えられたものとされ、作りは豪華で保存状態も良好。7日から同市内で開かれる文具の見本市で初公開されています。

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そろばんは中国式の「二-五珠(たま)」。
枠が紫檀(したん)材で銀の装飾があり、片面に「貫」など重さの単位が、裏面には「石」などコメの量の単位が、それぞれ記されています。
雲州堂が戦後間もないころに入手したものでしたが、製造年代などは不明だったものです。

謎解きのきっかけは、NHKの大河ドラマでの官兵衛ブームと、そろばんを収めた木箱に墨書された「四兵衛重勝拝領算盤」の文字。
四兵衛重勝は、官兵衛の側近である「黒田二十四騎」の一人、久野重勝のことだったことからです。

今から60年前のいにしえに、そろばん塾に通った記憶のある団塊の世代のみなさん。
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まだ家のどこかに、そろばんが有りますか?
もし有ったら、孫に昔の腕前を披露してみてはいかがでしょうか。

8月7日、今日は立秋です。

この日から暦の上では秋になります。
朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日とありますが、現実の日中はまだ残暑が厳しく、皮肉なことに1年で最も気温が高くなる時期です。

それでも、夏の風と秋の涼やかな風が混在し始め、よく観察してみると、ふと秋の気配を感じることがあります。
空を見上げると、巻雲(すじ雲)など秋の雲も見えるようになってきます。

この立秋の日から、暑中見舞いが残暑見舞いになりますが、残暑が厳しくても、出すのは8月末までにするのが通例のようです。

やつば池散歩道のヒマワリの花は見ごろが終わって、すっかり疲れてきっています。
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ヒマワリの土手にはマツバボタンが日照りにも負けずに咲いています。

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散歩道の横に植えられている柿の木には、まだ緑色ですが大きな実がたくさんぶら下がっています。
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色づくまでにはまだしばらくかかりそうです。
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池の水辺に生えているのは葦(ヨシ)だと思っていたら、蒲(ガマ)でした。
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たくさんのガマの穂が姿を見せています。
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ガマの穂のソーセージ?が豊作です。

八ツ谷池の説明板に、風鈴が取り付けられて「チリン・チリン」と風に揺れていました。
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台風11号の接近が気になる、立秋の日のやつば池散歩道でした。

8月5日の中日新聞の豊田版(西三河版)に安城市役所庁舎の緑のカーテンが掲載されていました。

先日の安城七夕まつりで安城市役所が臨時駐車場になっていたので、車を停めさせてもらった時に緑のカーテンを見てきました。
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7年前の平成19年度から始めた安城市が市庁舎で取り組む壁面緑化活動です。
3階建ての庁舎には、屋上まで届く高さが約12m、幅が約50mの緑のカーテンで覆われています。
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5月に、アサガオやゴーヤ、ヘチマ、ツルムラサキの4種類の種を植えて育てたそうです。

アサガオのいろいろな色の花が咲いていました。
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収穫したゴーヤは、来庁者に持っていってもらっているそうです。
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見た目にも涼しそうですが、緑のカーテンの効果で室温が3℃近く下がる場合もあり、暑さ対策に役立っているそうです。

三河地方の夏の風物詩、第61回安城七夕まつりが8月1日~3日までJR安城駅前商店街を中心に行なわれました。
どんな飾り付けがされているのか興味があったので、最終日の8月3日に出かけてきました。

JR安城駅前です。
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駅前の高台から見たセントラルゾーン商店街の飾りつけです。
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セントラル商店街ゾーンの通りに降りてみました。
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道路の両側に、きれいな笹飾りが並んでいます。
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長く垂れ下がった飾りつけが、風に揺れて涼しげです。
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飾り付けコンクールで準特選(安城市議会議長賞)を受賞した、小林時計店の飾り付けです。
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本通り商店街ゾーンへ行ってみました。
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この通りは、食べ物屋の屋台がずらっと並び、いい匂いが漂っています。
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本通り商店街ゾーンの通りが一番賑わっているように思われました。
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名鉄の南安城駅につながる朝日町商店街ゾーンです。
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この商店街にはお化け屋敷がありました。
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市役所に向かう道の、花の木商店街ゾーンには、人通りは少ないけれど、笹飾りがきれいです。
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飾り付けコンクールで準特選(中日新聞社賞)を受賞したベル商店のサザエさん家族の飾り付けがありました。
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すべての商店街ゾーンを見るには余りにも距離が長すぎて見きれませんでしたが、七夕まつりを十分に楽しめました。

安城七夕まつりの歴史を調べてみると・・・


安城七夕まつりは、今から60年前の昭和29年(1954年)にスタートしています。
当初は、現在のJR安城駅周辺商店街の人々によって行われた「市民発信のまつり」でした。
大きな竹飾りをひとつひとつ手で作ったり、ステージでの催し物の準備をしたりして、誕生以来まつりに参加する人や地区は増え続けていました。
スタートしてから5年後の昭和34年には安城七夕まつり協賛会が結成され、今日のまつりのスタイルが出来上がりました。

さらに昭和53年には、日本商工会議所100周年記念の「全国郷土祭」において、こだわりの竹飾りを披露し、仙台・平塚と並んで「日本三大七夕まつり」と称されることとなり、名実ともに日本を代表する七夕まつりとなったそうです。
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「願いごと、日本一」を安城七夕まつりのキーワードにして、今年も盛大に開催されていました。
今度は夕涼みを兼ねて夜の飾り付けを見に、また来年も見に行きたいお祭りです。

今年の夏花火の第3弾です。
蒲郡まつり、豊田おいでんまつり、と毎週の週末には地元に近い地域での花火大会が有りましたが、今週はみよし市の三好池まつりの花火大会です。
8月2日(土)、まつり当日の朝6時過ぎに、三好池に出かけて花火大会の場所取りをしてきました。
池のすぐ横の西側堤防は、もうすでに9割は予約済みでしたが、堤防の中央部分にまだ少し空いている場所が有りました。
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三好町観光協会の場所取りについての通達が表示されていました。
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とりあえず無事にいい場所が確保でき、夕方を待ちました。
午後から空は曇り空で、ときどき細かい雨粒が降ってくる天候でしたが、夕食後の午後6時過ぎに三好池に向かいました。
混雑していましたが、朝に場所を確保しておいたおかげで、池の中央の花火の打ち上げ場所のすぐ前の、最高の場所での花火見物ができました。
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昭和34年に三好池が完成し、愛知用水の通水で待望の木曽の水が町内の田畑を潤し、人々に感動を与えました。
その水の恵みに感謝して、池に船を浮かべ、その上に山型の提灯を飾り、祈願船とともに奉る祭りを平成元年8月1日に実施したのが「三好池まつり」の始まりだそうです。
平成2年には、花火を打ち上げるようになり、提灯舟も平成3年から登場し、6年にかけて現在の7隻になりました。
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401個の提灯が灯された7隻の提灯舟が三好池を巡ります。
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午後7時30分、花火大会の始まりです。

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花火の打ち上げ数は1200発と少なめですが、目の前で上がるので迫力満点です。
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そして、三好池花火自慢のツインスターマイン。
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湖面2ヶ所に仕掛けられた
連発花火が打上げられ火を噴きます。

続いて、三好池花火の名物花火の水面に大きな半円の光の弧を描く水中スターマイン。
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池の中央から放たれるさまざまな打ち上げ花火と同時に上空でもスターマインの花が咲く、デュアルスターマインにうっとりでした。


そしてまつりのラストを飾る200mのナイアガラ花火です。
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池の水面に火の粉が落ちて、まさに光の滝です。

およそ1時間があっという間に過ぎました。
空模様が心配でしたが、何とか持ちこたえてくれて感動の花火大会を見ることができました。

雨が降らなくて、やつば(八ツ谷)池の近くの田んぼでは、成長中の稲が水を欲しがっています。

8月2日の朝、農業用の溜め池でもある八ツ谷池は、田んぼへ水を送るため、水位が下がり、貯水量が満水時の1割程度しかありません。
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土手の下に敷かれた石ころが水面に顔を出しています。
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そんな、水が少なくなった八ツ谷池に、久しぶりのカワセミを見つけました。
石ころの間に小魚の姿が見えて、捕まえやすい状態になっているのかも知れません。
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いつ見ても綺麗な羽根の色です。
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池の中を向いて魚を狙っています。
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カメラを持って、そ~~~と近づくと、人の気配に気が付いて、すぐに飛んでいってしまいますが、なんとか近くで写真を撮らせてもらいました。

水位の下がった池には灌漑用水からの水が池に補充されていました。
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台風11号が数日後に本州に向かっていますが、一度に大量の雨や強い風は要らないので、適度の雨を降らせる夕立があればいいのにと思うこの頃です。

8月に入りました。
夏の暑さには身体が少しは対応できてきているとは思いますが、それでも暑いですね。
8月1日、朝6時ごろのやつば池散歩道です。
犬を連れての散歩をする人や、
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暑さに負けずランニングをしている少年の姿があります。
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そんなやつば池散歩道の朝には、最近とくにセミの鳴き声が多く聞こえるようになってきています。
木の枝を見るとまず見つかるのがアブラゼミです。
桜の木の枝には、たくさん見つかります。
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太いどんぐりの木の幹には2匹が並んでいました。
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アブラゼミの名前の由来は、見た目の翅の色が油に濡れたような色からという説と、鳴き声が油が焼けて弾けるような音に似ているからという説があるようです。

見慣れたアブラゼミですが、翅が透明でなくて色が付いているセミは、多くいるセミの種類の中でも珍しいセミなんだそうです。

朝の散歩道からのセミの鳴き声は、アブラゼミよりもクマゼミの方が良く聞こえてきます。
翅(はね)が透明なので見つけにくいですが、よく見ると見つけられます。
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鳴き声は「シャーシャーシャー…」と、体を揺すりながら大きな声で鳴いています。
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アブラゼミとクマゼミが一緒にいる所では、朝早くはクマゼミが鳴いて、10時過ぎぐらいからアブラゼミが「ジィージィー・・」と鳴きだすそうです。
クマゼミの名前の由来は、見た目が黒くて大きいので熊蝉と名付けられたそうです。

ちなみに、ミンミンゼミやツクツクボウシは、鳴き声から付けられた名前だそうです。

早く「ツクツクボウォ~~シ」の鳴き声が聞こえてくる、涼しい秋が待ち遠しい夏の朝です。

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