やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2014年09月

9月30日、やつば池散歩道の花畑で、夏の終わりに種蒔きをしたコスモスに花が咲き始めました。
一週間前はまだつぼみでしたが、今日の午後に見に行ってみると、背丈も伸びていて、ピンクの花が咲いていました。
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雑草が生えていた根元も草取りがされて、周囲がきれいになっていました。
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こうしたやつば池クラブの人たちのお世話で、コスモスが順調に育っていて、今からどんどんと花が開いていきそうです。
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土手に咲いているマツバボタンとコスモスとの競演が、もうすぐ見られそうで楽しみです。
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花壇のマリーゴールドの黄色の花も、やつば池クラブの人たちの水やりで何とか暑い夏を乗り越えて、元気いっぱいに秋の花を咲かせています。
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そのマリーゴールドの花の蜜を求めて、蝶々(ツマグロヒョウモン ♂ )がとまっていました。
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こちらの花壇のコスモスは去年の種から春に芽が出たもので、背丈が1m以上に伸びて、たくさんの花を咲かせています。
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もう満開状態のようですが、まだまだつぼみがたくさんあります。
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ピンクのコスモスがきれいです。
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明日から10月に入ります。
これからが秋本番といったところですが、今年は秋が少し早く来たようにも感じます。

2014年の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)も、今年の見ごろが9月末で終わろうとしています。
今年は例年に比べて開花が少し早かったようです。
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やつば池散歩道のブログで紹介させてもらいました彼岸花情報・第2弾~第6弾で、順次彼岸花の開花情報をお伝えしましたが、まとめとして同じ場所から見た開花状況の変化を写真で並べてみました。
いずれの写真も、宮上橋から上流方向を見た景観です。

①、9月12日の時には花芽がニョキニョキと顔を出してきた状態でした。
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②、4日後の9月16日、緑色の堤防にうっすらと赤く薄化粧がされてきました。
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川辺の石垣の近くには赤い帯が出来ていました。

➂それから4日後の9月20日(秋の彼岸の入り)、いっきに開花が進み、堤防が赤く染まってきました。
  満開までもう少しです。
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④9月23日の秋分の日(彼岸の中日)、ヒガンバナを見ながらの野点が堤防の上で行なわれました。
  ちょうどこの日には見ごろの満開になりました。
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一部の早く咲きだしたところの花は、少し白くなってきています。
花芽が出だした9月12日からわずか10日間ほどで満開になるという変化の早い花だということがわかります。

⑤それから4日後の9月27日(昨日が彼岸明け)、土曜日ということもあって、まだたくさんの人が見に来ていましたが、枯れ始めた部分が目立っていて「チョッと遅かったね!」という声が聴かれました。
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今年は秋の彼岸の入りから彼岸明けの間が見ごろという、まさに彼岸花でした。

逢妻女川彼岸花育成会の人たちが1年間かけて世話をしてきた苦労が、わずか2週間ほどの短い期間だけ華やいで、もうすぐ終わろうとしています。
育成会の人たちには、ほんとうにお疲れ様でした。綺麗な花を見せていただき有難うございました。
また来年も、きれいなヒガンバナの景観を楽しみにしています。

9月27日と28日に行われた、とよた都市緑化フェア2014の「まちなかウォーク」に参加してきました。
”楽しく歩いて、緑化を感じよう”というキャッチフレーズです。
名鉄豊田市駅前ロータリーには緑化フェアの看板と熊の形をした植え木が並んでいました。
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このような樹木を「トピアリー」というそうです。
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「トピアリー」とは、あまり聞かない言葉ですが、樹木や低木を刈り込んで動物をかたどっ たり、立体的な幾何学模様を造ることを言います。言い換えれば「樹木アート」のことです。
まちなかウォークのコースにはスタンプラリーが有ったので、スタートの参合館前からゴールのエコフルタウンまで、スタンプを押しながら歩いてきました。

スタート地点の参合館前には、歩道の上に樹木が植えられた特設緑化展示がありました。
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イベントが終わっても片付けるがもったいないくらいの素晴らしいものです。

少し進むと歩道の上に、きれいな花壇がありました。
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まちなかガーデン「爽秋の街かど」と説明がされていました。
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さわやかな秋の色合いがデザインされた花壇です。
さらに駅前のストリートを進むと・・・

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2つ目のまちなかガーデン「テラスガーデン」がありました。
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高さの違う木製花壇の中に秋の草花がモザイク模様に植えてあります。

さらに進み、喜多町ポケットパークという所にスタンプが置かれており、ここにもコアラの刈り込みがされた木(トピアリー)がありました。
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ここで右折して、とよたエコフルタウンに向かいます。

途中に、お城の石垣が残る公園があり、
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この場所にもトピアリーが有り、スタンプポイントになっていました。
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国道153号線を横切りしばらくで、ゴール地点のとよたエコフルタウンに到着です。
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キリンやウサギ等の刈り込み(トピアリー)がたくさん並んでいました。
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ここでスタンプラリーをゴールして景品を受け取りました。

とよたエコフルタウンの中の広場では、この日2回目の「それいけ!アンパンマンショー」が始まったところでした。
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子供に大人気のアンパンマン、悪者のバイキンマンをやっつけます。
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みんなで喜びのポーズです。
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一つのものがたりが終わった後で握手会があり、長い列が出来ました。
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ショーを演じた皆さんは、暑い中で大変だと思います。ご苦労さんでした。

この後、大型緑化展示の巨大フラワータワーがあるという豊田スタジアムへ行きました。DSCN7007
スタジアムでは、とよた産業フェスタが開催されていて、大変な賑わいでした。
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その会場の中に動物の形の刈り込み(トピアリー)に囲まれた高さが5メートルのフラワータワーが有りました。
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緑が多くて、フラワータワーというには鮮やかさに欠けてチョッと寂しく感じましたが、こんなの作るのは大変だろうと思いながら、あまり注目をされていない花のタワーを見て家に帰りました。

このフラワータワーはまだしばらくの間、この場所に展示されているようです。

9月27日、逢妻女川のヒガンバナの様子を4日ぶりに見に行きました。
いつも写していた天王橋から下流方向を見た景観です。
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右岸堤防側と、
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そして、左岸堤防側です。
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早くから咲いていた土手の上の方は、もう花が枯れて黒くなっていました。

宮上橋から下流方向の男橋を見た景観です。
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振り返って、宮上橋から上流を見た景観です。
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枯れ始めた部分が目立ち、4日前の鮮やかさは無くなってきていました。

堤防の下に降りてみると、その様子が良くわかります。
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今年も綺麗に咲いてくれた逢妻女川のヒガンバナ。
また、来年の秋の季節まで一年間のお別れです。
逢妻女川彼岸花育成会の皆さん、ありがとうございました。

9月26日、豊田市西山公園の四季の花園に、秋の花を植えるというので出かけてきました。
朝の9時半ごろに行ってみると、花壇に花の苗のケースが置かれています。
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昨日の雨で、花壇の土も良い感じに湿っています。
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秋の花にはコスモスが欠かせないようです。
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秋植え用の野菜の苗もありました。
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10時ごろから植え付けの作業が始まりました。
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通路側のよく見える場所には、色鮮やかなジニア(ヒャクニチソウ)をたくさん並べて植えています。
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濃いピンクに薄いピンク、オレンジ色のジニアが並んでいます。
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黄色一色の花壇にはジニアとマリーゴールドが並んで植えられています。
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石垣の花壇にはピンクのアスターと観葉植物が植えられています。
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大きな植木鉢にはダリアにコスモスが秋を演出しています。
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およそ1時間で植え付けがほぼ終わりました。
まだ植えたばかりなので、このあとの成長が楽しみです。
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コスモスが元気なく倒れ掛かっていますが、水をもらって立ち上げれば見栄えが良くなりそうです。
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野菜の花壇にはガーデンレタスや、
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お弁当イチゴが植えられました。
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野菜の値段が高いので、盗難が心配です。

1週間もすれば、根付いて花にボリュームが出てきて鮮やかな秋の花園になってくると思われます。
また、そのころに見に行こうと思っています。

9月26日、家の近くの町の中を散歩していると、今までに無かった香りがしているのに気が付きました。
多くの家庭の庭に植えられているキンモクセイの木の枝に、いつの間にか黄色い花が咲き出しています。
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キンモクセイは、中国原産の常緑性樹木で秋に小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせます。
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キンモクセイの一番の特長は花の放つ心地よい芳香です。日本人には最も馴染みの深い花の香りのひとつではないかと思います

キンモクセイの名前の由来を調べてみました。
樹木の皮の様子が動物のサイ(犀)の皮膚(ひふ)に似ており、金色の花を咲かせるので「金木犀(キンモクセイ)」の名前が付けられたそうです。
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キンモクセイのモクセイは、惑星の木星を何となくイメージしていましたが、動物のサイの皮膚に似た木だからモクセイはチョッと驚きでした。

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キンモクセイの花の香りは、心地よい甘い香りで、また強く周りに広がることから、日本において汲み取り式便所が主流の時期には、便所の近くに植えられることも多くあり、公園の公衆便所などにも春に咲く沈丁花と同じように秋に咲くキンモクセイが植えられていました。
そうしたことからか、キンモクセイの香りがトイレの芳香剤として1970年代から1990年代の前半頃まで主流で利用されていました。
一部の年齢層においては、キンモクセイの香りがトイレを連想させることがあるとも言われています。
どの年齢層なんでしょうかね!

今週の9月27日(土曜)と28日(日曜)の2日間、とよた産業フェスタ2014と同時開催で、とよた都市緑化フェア2014が開催されます。
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会場は3つに分かれていて、豊田スタジアム会場、都心のまちなか会場。そしてとよたエコフルタウン会場で、「緑と花につつまれた、美しい豊田の街をみんなでつくろう」のスローガンのもと、緑のフリーマーケットや園芸講座、まちなかウォークそして、子供向けにアンパンマンショーなどが行なわれます。
週末は、台風崩れの低気圧も去って行ったので、良い天気に恵まれそうです。

今日、25日の午後から、西山花クラブの皆さんが、まちなかウォークの散策コースになる豊田市駅前の一角に、コンテナガーデンを設置するというので行ってみました。

場所は名鉄豊田市駅前から東へ200mほどの所にあるコモ・スクエアという建物の中間地点の広場でした。
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コンテナガーデンを作る約2m✕4mの場所にビニールを敷いて、丸太で作った木の枠を3つ並べました。
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そして、大きな植木鉢も3つ並べます。
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まずは植木鉢の中に、ダリアとコスモス花の鉢を並べ、周りを背の高いマリーゴールドで囲いました。
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その後は、真っ赤なゼラニューム。カラフルなジニア(ヒャクニチソウ)やマリーゴールドなどをプランの配置に合わせて並べていきます。
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バランス良く、見た目に綺麗にと、並べ方にもいろいろと難しいようです。
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ポットの隙間には土を入れて見栄えを良くします。
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午後2時30分、作業を開始してから1時間半でガーデンが完成しました。
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斜めから見たところ。
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正面からみたところ。
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後ろの階段の上から見たところ。
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どの方向からでも、きれいに見えます。
このコンテナガーデンは10月2日まで展示されているそうです。

この他にも明日中には、まだまだたくさんの花と緑の飾り付けが各会場でされるということです。

どんな都市緑化フェアの展示が出来るのか、土曜日の開幕を楽しみにしています。




やつば池散歩道の横の花畑のヒマワリの花が終わってから、その跡地にコスモスの種を蒔いてから1ヶ月余りが過ぎました。

夏の日照りの乾燥が心配でしたが、適度に雨が降ったりして、順調に育ってきました。

ピンクと白のマツバボタンが咲いている横に、2本の緑の帯が並んでいるのが夏の終わり頃に種蒔きをしたコスモスです。
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周りには雑草も伸びていますが、負けずに大きくなってきて、茎の先っぽに小さなつぼみが出来ていました。(小さいので見難いですが・・・)
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背丈は低いけれど、つぼみは大きなものが付いているので花が咲くのが楽しみです。
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やつば池クラブの人たちが、西山公園の緑の相談室の先生から指導を受けて、ヒマワリに続いてコスモスの種まきも今回が初めての試みなのです。
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やつば池散歩道を歩く人たちが「大きくなってきたねぇ」と話しをしていて、コスモスが咲くのを楽しみにしています。

今日9月23日は秋分の日、お彼岸の中日です。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。


仏教では、私たちの住む世界をこちらの岸「此岸(しがん)」、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸「彼岸(ひがん)」と考えられています。
極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分のお彼岸にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。
これは仏教にはない習慣で、日本独自のものだそうです。

秋分の日の朝の9時半過ぎに、逢妻女川に咲くヒガンバナを見に出かけました。
北の空にはポッカリとちぎれ雲が浮かんでいます。
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天王橋から見た下流方向の堤防に咲くヒガンバナです。
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右岸側の堤防です。
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そして、左岸側の堤防です。
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どちらの堤防道路にも多くの人が来ています。

左岸堤防を宮上橋に向かって進んで行くと、右岸の堤防の上に青色と白色のテントが4つ張られた場所が有り、混雑しています。
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今日はこの場所で、ヒガンバナを見ながら「お抹茶とおはぎ」がいただける催しが行なわれています。

宮上橋の手前まで来ました。
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一面がヒガンバナで真っ赤になり満開です。
宮上橋から見た下流側の男橋方向です。
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30mほど進んで、振り返って見た宮上橋の下流側からの景観です。
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橋に戻って、宮上橋の上から上流方向を見た景観です。
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宮上橋から右岸堤防を上流方向に進んで行きます。
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テントの手前付近に堤防の下に降りれる場所が有ったので、川の近くまで降りてみました。

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川の向こう側の堤防を見上げると、左岸堤防が真っ赤になっています。
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テントの手前まで来ました。
ここで200円の呈茶券買って、空いた席に座って抹茶とおはぎをいただけます。
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逢妻女川彼岸花育成会の人のユニフォームです。
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満席状態の中を、小学生がお茶とおはぎを運んでいます。
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ゆっくりと景色を楽しみながら、お彼岸の味をいただきます。
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今回のおはぎには、きな粉がまぶしてありました。

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こちらは大忙しの厨房です。
抹茶茶碗の一つ一つを茶筅(ちゃせん)を使って抹茶をたてています。
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厨房では子供達が頑張っていました。

さらに上流方向に戻ってきたところでは、年配の仲間で撮影会をしているようで、「ちょっと見てちょう」「うみゃあこと撮れんでいかんわ」などと、カメラ談義が交わされている、微笑ましい光景がありました。
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今年は例年よりもヒガンバナの開花が早かったようで、今日がちょうど見ごろでした。
月末には、花の見ごろが終わりになりそうです。

※チョッと余談ですが・・・

お彼岸と言えば、あんこ餅の「おはぎ」ですよね。
地域によっては「ぼたもち」とも呼びますが、これは同じものです
漢字では「お萩」と「牡丹餅」と書きます。
小豆の粒を萩の花に見立てて「お萩」、牡丹の花に見立てて「牡丹餅」と呼んだのです。
ですから、厳密に言うと春は牡丹(ボタン)の花が咲くので「ぼた餅」、秋は萩(ハギ)の花が咲くので「おはぎ」ということになります。

知立市の知立神社内にある秋葉社では、毎年9月20日前後の日曜日に「秋葉まつり」が行われます。
知立は江戸時代、東海道の宿場町として栄えましたが、しばしば大火に見舞われ、火伏の御神徳あらたかな秋葉社は町衆の厚い崇敬を受けてきました。

今年の知立の秋葉まつりは9月21日に行われました。
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知立神社内に鎮座する秋葉社の社殿です。
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社殿の隣では、笛や太鼓に合わせて巫女の舞いが行なわれていました。
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夜の7時から9時までの2時間、知立神社の境内で、6ヶ所の各町内(山町・山屋敷町・中新町・本町・西町・宝町)が順番に、手筒花火と乱玉花火を奉納します。

10人ほどの若い衆が、長さおよそ30センチの手筒花火の両側に付けられた縄の握り手をつかんで円陣をつくります。
火種を持った4~5人が一斉に手筒花火に点火すると、炎が吹き出し、
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高さが数メートルの火柱が立ち上がります。
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火の粉を身体に浴びながらも、大きな声で威勢をあげます。
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手筒花火の炎が上がると、暗い境内が明るく照らされます。
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小さめの手筒花火なので1回の点火で炎は20秒ほどで終わってしまいますが、持つ人が交代して一つの町内で3回ほど繰り返し行います。

その後には、鳥居の前に固定された3本の大型の手筒花火に点火されると、
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炎は10メートルほどの高さまで燃え上がります。
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手筒花火が終わると、続いて乱玉花火が打ち上げられます。DSCF0134
境内の樹木よりも高く上がります。
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1つの町内での受け持ち時間はおよそ20分です。
6つの町内が入れ代わって、各町内が手筒花火の勇壮さを競うように行なわれます。
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三河の伝統ある手筒花火が、すぐ近くで見られる知立の秋葉祭りです。
興味がありましたら、来年にでもお出かけして勇壮な手筒花火をご覧ください。

9月20日(土)、今日は秋の彼岸入りです。
朝からどんよりとした曇り空の日になりました。
やつば池散歩道の端に数本生えているヒガンバナが満開の状態になっています。
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逢妻女川のヒガンバナの群生地も前回見に行ってから4日過ぎたので、どれくらい咲いてきているのか見に行ってみました。

県道284号線の宮上町2丁目の交差点に、この前行った時には無かったヒガンバナの案内板が立てられてました。
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交差点から200mほど歩いたところにある天王橋から逢妻女川の下流方向を見た逢妻女川の堤防に咲くヒガンバナです。
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右岸堤防と、
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そして、左岸堤防です。
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朝日が当たるのは右岸堤防ですが、なぜか左岸堤防の方が全体にはたくさん咲いています。
左岸堤防の道を、下流にある宮上橋に向かって進んで行きました。
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途中のところどころに白色のヒガンバナが咲いていて、真っ赤の中での良いアクセントになっています。
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チョッと振り返って見た、天王橋と宮上橋の中間地点付近の景観です。
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そして、宮上橋の手前まで来ました。
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そのまま進んで、宮上橋を20mほど通り過ぎてから、堤防の土手の下に降りて、振り返った景観です。
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宮上橋に戻って、橋の上から上流方向を見た景観です。
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遠くにトヨタ自動車の貞宝工場があり、その向こうには猿投山が見えています。

今度は右岸堤防を歩いて戻りながら、土手の下に降りて川のすぐ近くから見た景観です。
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土手の緑の草の部分にもヒガンバナのつぼみがニョキニョキと伸びているので、もう少しすると全体が真っ赤になりそうです。

堤防の道には、望遠レンズを付けたカメラを担いでいる人がいます。
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ヒガンバナの写真とは別に、逢妻女川に飛んでくるカワセミを写すのが狙いのようです。

カワセミも、ヒガンバナを見に来る人が多くいるので警戒してあまり姿を見せませんが、帰る途中でヒガンバナが植えられていない天王橋よりも上流のところに来たら、偶然にも川の中の小魚を狙って、川辺にチョコンと止まっているカワセミを見つけました。
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岸から飛び立って川に魚を狙って突っ込んでは岸へ戻って
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また川へ向かって突っ込んで行っては戻るのを繰り返して、川の中でキラキラと光りながら泳いでいる小魚を狙っていました。
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数回飛び込んでいくのを見ていましたが、なかなか魚を捕まえるのは難しいようでした。
そのうちに見えない場所へ移動して行ってしまいました。

ヒガンバナとカワセミを一緒に写真に撮れればいいけれど、簡単にはそんな写真は撮れそうもありません。

次回のヒガンバナ情報は、秋分の日の23日に見に行こうと思っています。

逢妻女川へ行く田んぼ道の道端に、今の時期には可憐な野の花がいろいろと咲いています。
そんな中で、明るい黄色がよく目立つのは「マツヨイグサ(待宵草)」です。
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「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」と、竹下夢二が詠んだ「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われた為、すっかり宵待ち草(ヨイマチグサ)の名で一般に定着してしまったようです。
けれど、正式名にはマツヨイグサ(待宵草)といい、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまうのでこの名が付けられました。
「マツヨイグサ」 より 「ヨイマチグサ」 の方が語呂も響きも良いので、竹下夢二が意識して書き換えたのか、単純に間違えたのかは定かじゃないようです。
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この他にもこの花を、世間一般の通り名として「ツキミソウ(月見草)」とも呼ぶことがあります。
でも、これも間違いで、実際の月見草は白花の別の花ですが、作家の太宰治が、「オオマツヨイグサ」のことを「富士には月見草が良く似合う」と書いた為、黄色のオオマツヨイグサが月見草として定着してしまったという話もあるようです。
いずれにしても、あまりかたい事を言わないで「マツヨイグサ」は「宵待ち草」や「月見草」と呼んでも差し支えないようです。

青い花が爽やかなツユクサ(露草)も道端でよく見かける花です。
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朝咲いた花が昼にしぼむことで朝露を連想させることから「露草」と名付けられたということです。

ツユクサには他にもいろいろな呼び方があり、青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたり、着き草を「月草」と字を変えたり、この他にも、特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名があるようです。DSCN6536
また、俳句を読む人の間では、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされています。
青色は水に溶けやすく古くは染物に多く使われたようですが、中国から藍染(あいぞめ)の技法が伝わってからは、ツユクサでの青い染物は衰退していったようです。

9月の第3木曜日の18日、豊田市西山公園の四季の花園の花壇が、夏の花から秋の花への模様替えが行なわれます。

まだまだ綺麗に咲いている夏の花壇です。
黄色のガイラルディア
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ピンク色のペンタス、
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赤色のガイラルディアに濃いピンクのペンタス、
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ニチニチソウやトレニアなども元気に咲き誇っています。
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小さな苗だったコリウスの葉っぱも大きく成長しました。
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木立ちベゴニアの鉢植えは花がこぼれそうに盛り上がって咲いています。
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一般家庭の花壇なら、まだ十分に花が楽しめる状態ですが、公園の四季の花園は季節ごとのモデルガーデンの役目をしている花壇なので、咲き誇る花たちには可哀想ですが涙をのんでお別れです。
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およそ25人の西山花クラブの人たちで作業が始まりました。
秋の花壇にする前の準備のため、花を抜いて苦土石灰や殺虫剤を土に混ぜて耕し、1週間土壌の養生をします。
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1時間もすると、咲き誇っていた夏の花が無くなり、花壇が寂しくなりました。
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来週には秋の花が植えられます。
どんな花壇に変身するのか楽しみです。

今日9月17日は、豊田市の名誉市民であります、豊田英二氏が逝去されてからちょうど1年になる日です。

名鉄豊田市駅に近い豊田市喜多町にある「豊田市近代の産業とくらし発見館(以下くらし発見館と略します)」では、現在企画展として「車のまち とよた -豊田英二の生きた100年」が開催されています。
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午後から、くらし発見館へ見に行ってきました。
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企画展では「車のまち とよたの100年」と「豊田英二の生きた100年」を、年表と豊田市民から募集した「わが家にはじめて来た車」「私のはじめての車」「想い出の車」の写真が100点ほど展示されています。
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個人の写真なので、館内に展示された写真を撮影することはできませんでしたが、クラウンやコロナの他、パブリカやカローラを初めて買った時に記念に撮ったそれぞれの自慢の写真を見ることができます。
もちろん、トヨタ車以外の日産や三菱自動車やスバルなどの軽自動車やトラックなどの写真もありました。

この企画展は11月30日まで開催されています。
戦後生まれの団塊の世代には、なつかしく感じ取れるものがたくさんありますので、興味のある方はぜひ「くらし発見館」へ出かけてみてください。
詳しくはくらし発見館のホームページかブログで確認できます。


企画展とは離れますが、くらし発見館の中で展示されているパネルに昭和34年の豊田市鳥瞰図がありました。
55年前の昭和34年は、1月に挙母市から豊田市に市名が変更され、9月には伊勢湾台風が襲来した年です。
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やつば池のある現在の朝日町周辺を拡大してみてみました。
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毘森公園やキューピーの工場が書かれてありますが、朝日町の辺りは池も道路も書かれていない寂しい場所になっていました。
50年の間に、この地域の姿が大きく変わっていったことが良く分かりました。

9月16日の朝6時、やつば池上空に広がる雲の形が、夏の季節には見られない姿になっていました。
池から東の方向を見た空です。
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太陽が東の低いところの雲に隠れていて、上空の雲に太陽の光が当たっています。

こんなきれいな空を見ながら、逢妻女川のヒガンバナの堤防まで朝散歩をしてきました。
天王橋から見た下流(宮上橋)方向です。
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右岸堤防と
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左岸堤防のヒガンバナの様子です。
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左岸堤防を歩いて行きながら、近くから見たものです。
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早いものは花を広げて真っ赤に咲いています。
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さらに歩いて、宮上橋の手前まで来ました。
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宮上橋から振り返って、上流方向を見たものです。
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この様子なら、もうすぐ見ごろになりそうです。

宮上橋の近くに立てられている説明板です。
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そしてその近くには、ヒガンバナを見ながらお茶をいただけるという「野点」の案内看板もありました。
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地元の人たちで結成されている「逢妻女川彼岸花育成会」が主催し、近くの小中学校が協賛して、今年は9月23日の秋分の日の午前10時から行なわれます。(雨天決行)

この催しは毎年行われており、一昨年(2012年9月29日)の時の写真です。
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抹茶とおはぎのセットで200円です。
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今年もぜひ逢妻女川ヒガンバナの野点に行こうと、今から楽しみにしています。
そして、その日が良い天気になるようにと願っています。


今日は「敬老の日」。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日です。
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敬老の日の歴史を調べてみました。
兵庫県のある村の村長さんの提唱で「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期に当り、気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、昭和22年(1947年)から始まったようです。
その後その活動が兵庫県全体に広がり、さらに全国展開されてきて、昭和29年(1954年)には「としよりの日」という名前で祝日に制定されました。 
でもその後、この「としより」という名前では良くないという声が上がり、昭和39年(1964年)に「敬老の日」 に名称が改められました。

平成14年(2002年)までは毎年9月15日を「敬老の日」としていましたが、祝日法の改正いわゆるハッピーマンデー制度の実施によって、平成15年(2003年)からは、9月第3月曜日が「敬老の日」となりました。

ハッピーマンデーということですが、豊田市の企業の多くはトヨタカレンダーで生活がされており、今日は出勤日になっていました。

そんな日の朝のやつば池には、池の周りの石の上に数羽のカルガモが日光浴をしていました。
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朝日を浴びて気持ち良さそうです。DSCN6205

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石の上で動かずにジッとしている姿をよく見ると、カルガモは1本足で休んでいます。
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動物園でフラミンゴという鳥が1本足でいる姿はよく見ますが、カルガモも休んでいる時は1本足が楽ちんなんでしょうか?
バランスが悪そうに思えるけれど鳥と人間では違うようです!

9月14日の日曜日、朝8時のやつば池散歩道は、たくさんの人で賑わっていました。

豊田市の自治区の活動で、環境美化の日というのがあります。
この近くの町内の人たちが集まって、散歩道の清掃をしていました。
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草取りなどをして、きれいな散歩道になりました。
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少し離れたサツキの植込みの場所では、やつば池クラブのボランティアの人たちが作業をしていました。
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部分的にサツキが枯れかかっている場所が有り、上手く育っていない原因の対策として、土を補充して育ちやすい土壌への補修作業をされています。
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こうした地域の人たちの思いやり活動のおかげで、楽しく安心して歩ける散歩道が維持されています。
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コスモスの花が日増しに多く咲くようになり
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やつば池散歩道がすっかり秋の風景になってきています。
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今日も遠いところからカメラを持って、やつば池のカワセミの写真を撮りに来ている人に会いました。
人伝えに、この池でカワセミが見られるという情報が流れているようです。
2日ほど前の朝6時ごろに見かけたカワセミです。
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この日は朝の9時を過ぎていて、カワセミの姿が見られなかったので、写真を撮りに来ていた人には、朝早くに来れば見られる確率が高いですよと話しておきました。

ぜひ、やつば池でカワセミの良い写真を撮って、喜んでもらいたいです。

稲刈りが終わった田んぼ道や、逢妻女川の堤防の草むらに、小さなラッパ状の花が咲いています。
花の直径は10ミリ~15ミリ程度の白色の本当に小さな花です。
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写真に撮って、家で調べたら「マメアサガオ」という花でした。
北アメリカ原産の帰化植物です。
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別の所の草むらに、マメアサガオと同じような大きさの花で、朱赤色の花が咲いていました。
花の形もよく見ると五角形でマメアサガオとはちょっと違います。
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調べたら、マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)という名前の花でした。
原産地は中央アメリカで、 日本へは江戸時代の末期に観賞用として渡来した帰化植物だそうです。
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緑の中に鮮やかな色で咲いているので、小さな花ですがよく目立ちます。

道端に咲いている小さな花でも、調べてみるとみんな名前が有って、可愛いです。


9月12日の朝6時、散歩に出かけようと外に出ると、涼しいと言うよりも、ひんやりとした寒さを感じる空気でした。
涼しいはずです。気温が15℃近くまで下がっていました。
逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)がそろそろ咲き出すのではと気になったので、川の堤防まで行ってみました。
田んぼの稲刈りがずいぶん終わった風景になりました。
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刈り取りが終わった田んぼには、この日もシラサギが舞い降りて、
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朝の食事に来ていました。
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田んぼ道を歩きながら西の空を見ると、澄み切った青空に、中秋の満月を過ぎて3日後の月が明るく光っていました。
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デジカメのズームをいっぱいにして写してみました。
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表面のクレーターが見えるほどくっきりと写っています。
また1ヶ月後の満月が楽しみです。

逢妻女川へ到着して、天王橋から下流方向への左岸堤防を見ると、緑の草の中に小さなヒガンバナの花の茎が、ニョキニョキと伸びているのが分かりました。
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近づいて見ると、数えきれないほどのヒガンバナのつぼみが伸びてきています。
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左岸堤防は朝日が当たりませんが、朝日が当たっている右岸堤防には、まばらですが花を咲かせていました。
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川のすぐ近くの所には、花の茎がギッシリと列を作って伸びています。
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この状態なら、もう数日で咲き出しそうな感じがします。

宮上橋まで来ると、橋の向こうが真っ赤になっていました。
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少し前のブログで紹介したもので、8月の終わり頃から咲いている早咲き品種のヒガンバナです。
さすがにもう見ごろが過ぎて、花が少し白っぽくなっていました。
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宮上橋から上流側を見ると・・・
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川の両側の堤防は、地元の人たちの手できれいに草が刈られて、ヒガンバナが何時伸びても良いように準備が整っています。
今から一週間もすると、堤防の姿がどんどんと変わっていきそうです。

東海環状自動車道の豊田勘八インターと豊田藤岡インターの中間地点、猿投山の南10キロほどの所に豊田市御船町(みふねちょう)という地名の町があります。
海沿いの場所の町でもないのに、町の名前に船の文字が使われています。

先日、御船町に白髭草(シラヒゲソウ)の自生地があるということで、どんな花が咲いているのか見たくてその場所を訪ねた時に、御船町に関する面白い話を知ったので紹介します。

県道11号線の御船町にある看板です。
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ここから細い道を進んで行ったところにシラヒゲソウの自生地がありました。
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愛知県内では数少ない湿地植物で、豊田市指定の天然記念物になっていて、立ち入らないようにフェンスで囲われて保護されていました。
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開花期は8月~9月と書かれていますが、今年は花が咲くのはもう少し後みたいでした。
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資料によると、こんな花が咲くそうです。
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小さな可愛い花のようです。
もう少ししたら、現物の花を見に、もう一度行こうと思っています。

この場所から20mほど奥に「お舟石」があるようです。
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木の枝で蜘蛛の巣を払いながら進んで行くと、それらしい物がありました。
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御船町自治区井郷まちづくりの会が立てた立派な説明板がありました。
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そして、これが「お舟石」です。4m×2mぐらいの平らな石だそうです。
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平らな石の上に石碑が立てられていて、古くなったしめ縄が巻かれています。
石の周りを杭とロープで囲われていました。
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この「お舟石」は、明治初年頃までは猿投神社の宮司によって毎年9月にしめ縄を張り替えられ、お祀りをされていたそうです。
猿投町史には「大昔、猿投山の頂上近くまで神様が乗ってこられた舟石が三つあり、その内の一つが洪水によってこの地に流れ着き、残りの二つは猿投山頂近くにとどまった」とあります。
※参考までに下の写真が、猿投山にある2つ並んだ大きな石「御船石」です。
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(神話の中では、猿投山の頂上にある二つの御船石と御船町のお舟石は、その昔、景行天皇が海を渡ってきて、上陸した時に留められた舟が石になった物だといいます。)

そして、この御船町のお舟石には、こんな奇妙な伝説があるそうです。
「名鉄三河線工事の時に、この石が線路の堤に有り、土砂で埋められました。
その後、何故か工事での事故が重なるので、石垣を築いて場所を確保し、この石を掘り出し元の場所に置いて守りました。
その後、工事は順調に進んだということです」
今は廃線になった名鉄三河線がこの石のすぐ横を通っており、まだ線路が残っています。

このお舟石がある場所のこの地が、地名の「御船(みふね)町」の元になったともいわれています。
いつ頃の話なのか分かりませんが、その土地の地名が付けられたこんな話を調べてみると面白いですね。 

9月も中旬に入り、さすがに昼間でも30℃を超えるような猛暑日が少なくなってきました。
それでも今日は太陽が燦々と照りつけ、久しぶりに30℃を超える暑い日になりました。
こんな暑い夏の日照りを乗り越えて、やつば池散歩道に咲く花たちです。
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特に今は百日草(ヒャクニチソウ)が色鮮やかに咲いています。
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八重咲きなので花が大きくてボリュームがあります。
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蜜を求めて、蝶々が止まっていました。
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昨年に咲いた花の種がこぼれて、春から芽を出し、早くから咲いていたコスモス(秋桜)ですが、やっぱりコスモスの花は秋の季節が似合います。
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夏の初めごろに刺し芽をした、マツバボタンとポーチュラカが大きく伸びて、たくさんの花を咲かせています。
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コスモスとの競演が楽しみです。
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日照りにも強くて、まさに夏の花です。
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土手には雑草が生えていますが、雑草にも負けずに頑張っています。
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ただ残念なのは、マツバボタンの花は朝寝坊なので、朝早い散歩の時にはまだつぼみの状態で太陽が出てこないと花が開きません。
さらに夕方には花が閉じてしまう一日花です。

こうした散歩道の花を見て楽しめるのも、ボランティア活動の「やつば池クラブ」の人たちのお世話のおかげです。

9月9日、今日は重陽(ちょうよう)の節句です。
昔、中国では奇数を陽の数とし、陽の極みである9の数が重なる9月9日は大変めでたい日とされています。
この日には、菊の香りを移した菊酒を飲んで邪気を払い、長命を願うという風習がありましたので、「菊の節句」とも呼ばれています。
日本には平安時代の初めにこの風習が伝わり、宮中では観菊の宴が催されました。
菊の宴とも言われています。

収穫の時期にもあたるため、庶民の間では栗を食べて「栗の節句」としてお祝いをしていたようです。
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いずれの行事も旧暦の9月なので、今の9月ではまだ菊も咲いていなので菊の節句というイメージになりませんが、栗は手に入ったので、我が家の今晩の食事には栗ごはんをいただきました。
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また。昨日は中秋の名月の十五夜でした。
夕方はまだ東の空に雲があったけれど、夜の8時過ぎには月も空の高いところに移動して雲が晴れて明るい月が輝いていました。

やつば池の上で輝く名月をと、カメラを持っていきましたが、こんな写真しか撮れませんでした。
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8日の午後9時過ぎのやつば池の上の十五夜です。

ということで、昨日の9月8日は「中秋の名月」でしたが・・・
今日9日は、月が最も明るく見える「スーパームーン」となるそうです。
スーパームーンというのは、楕円軌道している月が地球に最接近する時と満月の時とが同じ日になる現象のことを言います。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、通常の月に比べて、スーパームーンでは大きさが14%、明るさが30%増して見えることがあるとのことです。

珍しい現象ではありますが、今年は今までに7月12日と8月10日と2回見ることができたそうです。
そして、今年のラストチャンスは9月9日の・・・今でしょ!

ということで、9日の夕食後に、カメラを片手にやつば池に行ってみました。
真ん丸に光る満月の「スーパームーン」が夕闇の東の空に現われました。
午後6時40分ごろのやつば池です。
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十六夜の月の光が八ツ谷(やつば)池の水面に反射して輝やいていました。
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そのあと6時50分ごろに、月にうっすらと雲がかかってきました。
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夜のやつば池散歩道には余り行く機会がありませんが、今夜の涼しい夜風の中で散歩している人が何人かいました。

月の写真を撮っていたら、「うまく撮れますか!」って声をかけられましたが、返事に困る写真しか撮れません。
それなりの写真を撮って、きれいな名月を眺めながら家へ帰ってきました。

9月7日(日)、やつば池散歩道のヒマワリ畑の跡地に種が蒔かれ、先日には小さな芽が出ていたものがどんどん成長して、二筋の緑の線が分かるまでになっていました。
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葉っぱの形から、はっきりとコスモスです。
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夏蒔きのコスモスは、茎が長く伸びずに背の低い状態で花が咲くと聞いているので、どれくらいでつぼみが出来てくるのか楽しみです。
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茎の色が、緑色や赤っぽいものなど色々あるので、ピンクの濃い色や薄いピンクや白色など、カラフルなコスモスが咲きそうです。

最近の雨の多い日が続いたせいか、散歩道の土手にキノコが生えていました。
傘の下で雨宿りが出来そうな大きな傘のものや・・
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モッコリと白いまんじゅうみたいなものが有りました。
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キノコのことは良く分かりませんが、きっと猛毒を持つ恐ろしいものじゃないかと思われます。
決して食べないように、毒キノコには十分に気を付けましょう。

豊田市小渡町(旭地区)の中心にある風鈴寺こと増福寺の境内で9月6日(土)の午後6時から、「夢竹灯籠と十五夜お月見会」が開かれました。
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小渡自治区で河畔林や小渡城址整備などを行う小渡山里愛護会の人たちが伐採した竹を利用して灯籠を作り、風鈴の音と竹灯籠の灯りで十五夜の名月を楽しむ夕べが5年前から実施されているそうです。(※今年の十五夜は9月8日です)

どんな行事なのか興味があったので出かけることにしました。
ところが、夕方からは雨が降るという予報でした。
午後3時ころでも空が明るくて天気予報が信じられませんでしたが、念のため少し早目に小渡町に出かけてみました。

まだ明るい午後5時半ごろに小渡町の駐車場に着きました。
夏の行事の「夢かけ風鈴」で訪ねた風鈴寺(増福寺)には、たくさんの竹筒が並べられていました。
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本堂までの階段にも並べられています。
竹灯籠は全部で1200本も並べられているそうです。
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すでに竹筒の竹灯籠にはローソクの灯りが点いていましたが、まだ周囲が明るいので灯籠という景観ではありません。
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本堂前にも竹灯籠が飾り付けられています。
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参加者の先着100名に配られる「お月見だんご」です。
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5時50分ごろには、だんだんと暗くなってきました。
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ローソクの灯りがきれいに見えるようになってきました。
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ハート形の切り口がオシャレです。
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良い景観になってきたとこで、憎らしくも空からポツポツと雨粒が落ちてきました。
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天気予報が当たって、6時頃には雨がだんだんと強くなってきました。
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縦型の竹灯籠なので、雨が降ったら最悪です。
行事関係者には申し訳なかったですが、雨が強くなってきたので早めに引き上げることにしました。
当然ですが、もう一つの楽しみの十五夜のお月見も、今年は出来ない日になってしまいました。
来年こそは良い天気の下で行なわれるようにと願いたいものです。

9月5日、久しぶりの豊田市西山公園です。

花時計のサルビアが燃えるように真っ赤に咲いていました。

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サルビアの外周に植えてあった黄色のマリーゴールドは、春に植えられたもので花が傷んできていたので、また新しい苗に植え替えられていました。
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まだ花が小さいですが、もう少しするとサルビアの赤に負けないくらいのマリーゴールドの黄色の花が咲きそうです。

園内を散策し、四季の花園から、秋のバラに向けて手入れをされているバラ園を横目に通過し、ドングリの森でUターンして、サルスベリの丘へ行ってみました。
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樹高が2mくらいのサルスベリの樹が草むらの斜面に10数本植えられています
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花の少ないこの時期だけに、この場所だけがサルスベリの花で華やかでした。
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散策路ではツクツクボウシの鳴き声が、頭の上の桜の樹の幹のあちらこちらから聴こえてきます。
「声はすれども姿が見えず」でしたが、それでも鳴き声がする場所をジ~~~と見つめると、何とか見つけられました。
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羽根が透明で、身体が桜の幹の色と同じように黒いので、正面からだとなかなか見つけられません。
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幹の横から、光を通して見ると、ツクツクボウシの姿がハッキリと見えてきます。
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お尻をピクピク動かして、繰り返し繰り返し大きな声で鳴いています。
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暑い夏の時期のクマゼミやアブラゼミの声から、ツクツクボウシの声に変わって、秋近しと季節の変化を感じ取れました。

花時計と日本庭園の間にあるカスケードでは噴水から水が噴き出ていました。


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夏の間には噴水から水が出ているのをなかなか見られなかったので、
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カスケードじゃなかったけれど、これならカスケードって言っても良さそうです。
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カスケードからの水が溜まった水辺の散策路の浅い池にはスイレンが咲き、鯉が元気に泳いでいました。
これからの西山公園は、木々の葉が色づき始め、少しずつ秋の風景が楽しめるようになっていきそうです。


今年の1月のやつば池散歩道のブログでも紹介した、散歩道の脇に植えられているキンカン(金柑)の樹です。
冬には黄色く実って収穫の時期でしたが、9月の初めの今の時期のキンカンの樹は緑一色です。


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近づいてよく見ると、いつの間にか小さな実がたくさん枝先に付いていました。
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小さなキンカンの実の横には、白い花が咲いているのが見られます。
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一つの枝先に実がなっているものや花が咲いているものが有りますが、キンカンは7月から9月にかけて、次々と花が咲きながら実が成っていくそうです。
ということなので、収穫時期も冬から春先の1月から3月頃までの長い間出来ます。

黄色く実った完熟したものを選んで収穫するようにしないと、まだ充分に熟していない実を採ってしまうと、酸味が強く、美味しく食べられません。

今の実の付き方を見ると、今年もたくさんの実が付きそうです。
来年の1月頃に、黄色く色付く栄養たっぷりのキンカンの収穫が今から楽しみです。

9月2日、夜半までの雨も止んで、良い天気になりました。
この天気を待っていたかのように、やつば池近くの田んぼでは、あちらこちらで稲刈りが行なわれていました。
すでに稲刈りが終わった田んぼに、最近では珍しい稲穂が天日干しされているものがありました。
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その田んぼを見渡したら、3台のコンバインが働いていました。
その中の1台は、チョッと小型の2条刈りのコンバインでした。
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田んぼの外回りから反時計方向に順々に中へ刈り込んでいきます。
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もう一ヶ所では大型のコンバインが刈り始めています。
こちらの方は一度にたくさんの刈り取りが出来る6条刈りでした。
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しばらく見ていたら、刈り始めのころには2~3羽しかいなかったシラサギでしたが、
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コンバインが稲を刈り取って行くにつれて、何処からともなく多くのシラサギが集まってきました。
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刈り取った所に虫がいるのか、それとも何か美味しい食べ物に有り付けるのか、10羽を超えるシラサギが、コンバインの周りに群がってきました。

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その様子は、まるで漁船の後ろにカモメが群がっているような風景でした。
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コンバインのタンクの中のモミが一杯になると、トラックの荷台の中に筒から吐き出しています。
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美味しいお米がたくさん収穫できて、お米の値段が下がってくれれば嬉しいのですが、さてどうなるのでしょうか?
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もう少しすると、愛知県産(豊田産)の新米が市内のお米屋さんの店先に並ぶようになりそうです。

9月に入りました。
夏休みも終わり、朝の風景の一つ、近くの朝日小学校へ通う集団登校の風景が久しぶりに戻ってきました。
今年も早いものであと4か月、指折り数えてしまいました。
朝の散歩のときはまだ雨が止んでいましたが、その後降り出した雨で今日は家の中でのんびりの一日でした。
なので・・・
今日のブログの話題は、10日ほど前の8月の土曜日に行ってきましたお伊勢さん詣りです。

暑い日の伊勢神宮でしたが、夏休みなので、子供連れの家族も多くて賑わっていました。
朝6時に豊田を出発して途中での休憩をしながら9時ごろに外宮に到着しました。
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外宮をお詣りしてから、内宮へ向かいました。
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宇治橋を渡り、長い参道の玉砂利を踏みしめて正宮へ
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汗を拭きながら、二つのお宮をお詣りしてきました。

そのあと、赤福の店に立ち寄り
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夏限定の赤福氷を食べて暑さを凌ぎました。
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お詣りを済ませた後、鳥羽水族館に行ってみました。
スナメリが赤ちゃんを生んで母親と一緒に泳ぐ姿がテレビで放送されていたので、見てみようと何十年ぶりかに訪れた鳥羽水族館でした。
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スナメリの姿は見えましたがフラッシュ禁止なので写真がうまく撮れませんでしたが、鳥羽水族館の人気者のジュゴンがのんびりと泳ぐ姿に癒されてきました。
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アシカのショーも楽しめました。
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鳥羽水族館の入館料もシルバー料金の割引がありラッキーでしたが、のんびりと長い時間をかけて館内を見てきたので、駐車場の割増し料金に少々驚きでした。

帰りは東名阪自動車道の鈴鹿辺りでの渋滞や、途中での集中豪雨で順調にとは言えませんでしたが、休憩を取りながら無事に帰ってこれました。

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