2016年11月
豊田市能楽堂で琴や尺八の演奏会
豊田市駅前の参合館の8階にある豊田市能楽堂は平成10年に開館して10数年が過ぎていますが、今まで一度も入ったことが有りませんでした。
11月27日(日)、豊田市能楽堂へ入場無料で入られる催し物が行なわれたので見に行ってみました。
その催しは豊田三曲会の演奏会です。
尺八や三絃や琴の楽器の演奏会で、今回が第35回という歴史のある演奏会でした。
豊田市能楽堂は、能楽が盛んであった桃山時代の能舞台をイメージした作りになっています。
客席数は461席というほどよい空間の中規模サイズの大きさです。
屋根は開放的な切妻作りで、寄木造りの上に桧皮葺となっています。
舞台正面の鏡板に描かれている老松は、東京芸術大学教授で日本画家である田渕俊夫さんの作品で、松のほこらの一つ一つや松ぼっくりにその特徴である写実的なものが表れています。
こんな素晴らしい舞台での邦楽の演奏は、今まで聴いたことのなかった音楽鑑賞になりました。
生演奏はあまり聞いたことが無かった琴の音色や、
高齢者の人たちが頑張って演奏をする尺八の合奏などを
素晴らしい舞台で、心地よく聴くことが出来ました。
西山公園の四季の花園が冬・春の花壇に模様替え
豊田市王滝渓谷の紅葉狩り散策
渓谷は、1.8Kmの距離を148mの落差で清流が流れ、その流れが、さまざまな巨岩や奇石をつくり出し、素晴らしい景色が連続する王滝渓谷を生み出しています。
愛知県下でも有数の景勝地で「東海の昇仙峡」とも呼ばれている所です。
豊田市内での紅葉の名所でも知られていて、秋にはハイキングを楽しむ人で賑わいます。
11月20日(日)の午前中に出かけてみました。
県道沿いの駐車場に車を停めて数百メートル歩いていくと、車を10台ほど停められる王滝渓谷の入り口に到着です。
清流が流れる川に沿って散策してきました。
期待した紅葉は少し色あせていて鮮やかさは有りませんでした。
30分ほど散策して、帰ってきました。
駐車場に戻る途中に「王滝渓谷 散策朝市」が行なわれている場所が有りました。
地元の農家の方たちが農産物などを並べており、
スーパーなどで野菜が高い時期に、大根1本50円で売られていました。
大きな鍋からは湯気が上がり、しし汁が1杯100円でした。
昨年に捕獲したイノシシの肉を使っているということでした。
野菜と一緒にイノシシの肉が入っています。
珍しいのでいただくことにしました。
肉は歯ごたえが有りましたが、味噌仕立てで美味かったです。
しし汁を賞味した後、格安の野菜も買って帰りました。
愛知県緑化センターで紅葉まつり
豊田市西中山町の愛知県緑化センターでは、11月19日(土)から23日(水)祝日までの5日間「ふじおか紅葉まつり」が行なわれ、その期間内の11月19日(土)と20日(日)の2日間、「みどりフェスティバル16秋」が同時に開催されました。
19日(土)は雨模様のあいにくの天気でしたが、20日(日)は良い天気になったので、午後から出かけてきました。
愛知県緑化センターの第1駐車場前近くのメタセコイヤ並木や
緑化センター内の日本庭園付近の紅葉が見頃の時期で、とっても綺麗でした。
「みどりフェスティバル16秋」の催しも、緑化センター内の芝生広場などで行なわれていました。
親子で触れ合うコーナーが有り、楽しそうな風景があちらこちらで見られました。
子供たちに人気の「松かさ釣り」です。
丸太切りの体験コーナーでは、お母さんの方が楽しんでいるようにも見えました。
この日は夕方から紅葉のライトアップも行われるようでしたが、暗くなる前に帰ってきました。
68年ぶりのスーパー十六夜
スーパームーンとは、満月の時に地球に最接近した月のことです。
月が地球に接近すると、当然ですが月そのものが大きく見えます。
今年(2016年)のスーパームーンは、最も小さく見えた時(4月22日)に比べて、面積で30%、直径で14%も大きく見えるのです。
こんなに大きく見えるのは68年ぶりとのことだそうです。
今日11月15日の月は、スーパームーンの一日後のスーパー十六夜(いざよい)の月になります。
十六夜は、十五夜ほど満月ではありませんが、その差は僅かです。
ある情報によると、地球と月の間の距離を比べても、
・スーパー十六夜: 35万6791km
となり、その差は僅か282kmしかありません。
率にして僅か0.08%程度の差なのです。
11月15日午後6時48分、我が家の玄関前で見た雲の切れ間から顔を出したスーパー十六夜の月です。
この後、雲の中に隠れて行ったしましましたが、ワールドカップ予選のサッカーの試合が終わってから
しばらくして外に出てみたら、夜空の真上付近にに明々と輝く月が見えていました。
午後11時07分のスーパー十六夜です。
デジカメの望遠をいっぱいにして、22倍ズームで写したものです。