やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2017年02月

2月28日 (火) 、早いもので2月も今日で終わりです。
この日の中日新聞の西三河版のページに「春間近 白梅が見頃」という記事がありました。
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豊田市のとなり、みよし市莇生(あざぶ)町の「あざぶ梅の里」を紹介する記事でした。
我が家から車で10分ほどの近い所に、こんな場所があるとは知りませんでした。

どんな場所なのか出かけてみました。

旧国道153号線で現在は県道520号線になっている飯田街道を、豊田市からみよし市へ向かい莇生郷の信号のすぐ近く手前の道を左折して坂道を登って行くと「あざぶ梅の里」と書かれた大きな看板がありました。
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カラフルな綺麗な看板で、みよし市観光協会と莇生梅栽培振興協議会が作成したものでした。
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あさぶ梅の里は三好池近くの高台に広がる梅の実を収穫する果樹園で、約8ヘクタールの広さに約三千本の南高梅や小梅などの品種が植えられているそうです。
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高台にあるので見晴らしも良く、遠くに猿投山が見えていました。
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黄色の屋根の建物は幼稚園です。

花の見ごろは3月半ばまで、畑の中に入って花見を楽しむこともできます。
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白梅が多く植えられている中に紅梅も植えられています。
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梅の里に訪れる人への、観賞用に植えられたものだと思われます。
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しだれ紅梅が満開に咲き誇っていました。
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観賞用の梅林公園ではなくて、梅の実を収穫する果樹園なので色とりどりの梅が並んでいるわけではありません。
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あざぶ梅の里を紹介している梅栽培振興協議会の話では、「白梅がずらりと並んだ光景は壮観ですよ」ということで、「ちょっと寄り道してみませんか」と呼びかけています。

豊田市郷土資料館は、昭和42年(1967年)に開館してから、今年、平成29年(2017年)で50年を迎えました。
常設展では「豊田市のあゆみ」旧豊田地域の歴史を原始から現代までの指定文化財などが公開展示されています。
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開館50年を迎えたこの機会に、豊田市内に伝わる文化財の魅力を再発見してもらうために、学芸員による常設展ギャラリートークが2月26日 (日) の午後に開催されました。

今回のテーマは、豊田市郷土資料館に展示されている重要文化財の「織田信長像のなぞをさぐる!」でした。
豊田市長興寺が所蔵している「紙本著色織田信長像」です。
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今回のギャラリートークでは、

① なぜ、豊田市に織田信長像の掛軸が伝わっているのか?
② なぜ、この画像が最もよく紹介されるのか?
③ この絵を描いたのは誰か?

という内容を中心に、午後1時半から、豊田市郷土資料館常設展に展示中の「紙本著色織田信長像」の複製を見ながら、描かれている織田信長像や、信長と市域の関わりの歴史について、学芸員の伊藤智子さんより説明がありました。
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この催しを新聞で紹介したこともあって、ざっと数えても70人以上の参加者が有り、会場のロビーは満員状態でした。

今回の話の中で、信長像の裃(かみしも)の家紋が織田家の代表的な家紋の織田木瓜ではなくて、なぜ足利将軍家の家紋の桐紋を着用しているかという説明がありました。

これは信長が足利義昭から拝領した家紋で、 皇室の家紋でもある桐紋を足利氏から拝領した武家として、名誉ある家紋といえるそうです。

またこの肖像画を描いた人物についての説明があり、絵の裏側に書かれている文字を写した写真を見せてもらえました。
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黒い文字で「狩野」と書かれており、朱印で「元秀」と印されていることから、狩野元秀の作と言われています。

狩野派の家系図で説明があり、狩野永徳の弟の狩野宗秀(そうしゅう)が元秀(もとひで)とも称していたということで、作者は狩野宗秀でも狩野元秀でもどちらでも良いようです。
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現在、この肖像画の実物は常には何処に保管されているのかという質問がありましたが、お宝などの保管場所は秘密にされていることが多く、この信長像も何処にあるか答えられないということでした。

そんな話の続きに、過去の修理の記録についての説明があり、記録に残っている一番新しいのが、昭和20年4月の太平洋戦争の最中に修理されていたということで、その後70年余の長い期間保存している中で傷みが出てきたということから、現在は京都の文化財修復所で修理されているそうです。

修理が終わった後、実物の展示については、信長が岐阜城に居城してから今年が450年という記念の年になるので、岐阜市で7月~8月頃に公開予定だそうです
(歴史上の記録に、信長がこの地を岐阜という名前に改めたとあります)

学ぶことが多かった豊田市郷土資料館のギャラリートークでした。


先回の平芝公園の梅の開花状況から10日が過ぎました。
2月24日 (金) 現在の開花状況を午前中に見てきました。
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良い天気になりました。
冷たい北風が吹く寒い日でしたが、十分に梅の花が楽しめるように咲いてきていました。
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しだれ梅の花も咲きだしていて、公園内が華やかになってきています。
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濃いピンク色の花も加わりました。
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早咲き品種は散り始めているものもあり、中咲き品種がもうじきに見頃になりそうです。
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遅咲き品種の梅がまだつぼみですが、公園全体では三分咲きといったところです。
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あと一週間後の3月4日から平芝公園の梅まつりが始まります。
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これからの気候にもよりますが、梅まつりが始まるころには見頃の平芝公園になりそうです。

この肖像画は歴史の教科書でも採用されている、あの有名な戦国武将の織田信長です。
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昭和10年に国の重要文化財に指定されている「紙本著色(しほんちゃくしょく)織田信長像」の部分図です。

このお宝は豊田市の長興寺が所蔵しているものなのです。
そのお寺は豊田市街地から南へ2~3キロほど行った矢作川右岸に有ります。
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お寺の境内へ車が出入りできる通用門の北側には長い白壁の土塀が続いています。
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通用門を入るとすぐに、大きな石碑が有ります。
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石碑には「集雲山長興寺 愛知縣」と刻まれています。
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この石碑の左方向に鉄筋コンクリート造りの本堂が有り、
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本堂入り口に銘板が掲げられていました。
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本堂の横には、昭和55年に本堂庫裏を再建した記念碑があり、
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本堂の前には、豊田市教育委員会が作成した説明板が立てられていて、長興寺の説明が書かれていました。
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寺宝の中に書かれている「織田信長像」が「紙本著色織田信長像」のことです。

本堂の正面方向(南の方)に向かうと山門がありました。
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こちらが参道の入り口で、門には「長興寺」と書かれた銘板が掲げられています。
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それでは、なぜ長興寺に信長の肖像画があったのかについて調べてみました。

長興寺は室町時代初期の建武2年(1335年)に中条備前守秀長公が、菩提寺として建立したものです。
(境内の片隅に中条秀長公のお墓がありました)
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当時の寺域は、南北5丁(約550m)余り、東西4丁(約440m)余りあり、地域で最大の寺院でした。

永禄10年(1567年)、余りの偉容に城と間違えた織田信長の兵火によって長興寺は焼失してしまいました。
その後、信長の命で家臣の衣(挙母)城代・与語正勝によって長興寺は再興されました。

信長が天正10年(1582年)6月「本能寺の変」で倒れると、与語正勝は主君の死を深く悲しみ、信長像を京都の画家狩野元秀に描かせ、翌、天正11年6月の1周忌に長興寺に納め、法要を営んだと伝えられています。
この時納められた信長像が、全国的に有名な「紙本著色織田信長像」であり、今日現存している信長像のなかでは最も真の容姿に近いものといわれています。
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肖像画の上側には、
天徳院殿一品前右相府
泰岩浄安大禅定門 
天正十年壬午六月二日御他界

と書かれています。
右の二行は信長の戒名で、天正十年(1582年)壬午(みずのえうま)6月2日は本能寺の変で明智光秀に襲撃された日です。

下側には
右信長御影
為御報恩相
當於一周忌之
辰描之三州
高橋長興寺
与語久三郎
正勝寄進之 
天正十一年六月二日

と書かれています。

現代文に訳すと

右は信長のお姿です。
御恩に報いるために、
一周忌のとき、
これを描く。
三州(三河国)高橋の長興寺へ
与語久三郎正勝より
これを寄進する。
天正十一年六月二日

となります。

この複製が豊田市郷土資料館にあり、いつでもみることができるように展示されています。

豊田市郷土資料館では、開館50周年記念企画として、今週の日曜日(2017年2月26日)の午後から「織田信長像のなぞをさぐる!」というテーマで、ギャラリートークが開催されます。
なぜ、豊田市内に織田信長像の掛軸が伝わっているのか?
豊田市郷土資料館常設展に展示中の複製を見ながら、描かれている織田信長像や、信長と市域の関わりの歴史について話しがされるということです。

2月16日 (木) 昨日までの寒さが嘘のようにポカポカ陽気の日になり、豊田市の最高気温が14℃にもなりました。

豊田市西山公園の「今の見どころ」案内板に「クリスマスローズガーデン」の看板が掲げられていました。
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今年初めての西山公園クリスマスローズの紹介です。
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毎年この色の花が一番早く咲きます。
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満開に近いぐらいたくさんの花を咲かせていました。
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ガーデン内にある他の品種のクリスマスローズも少しづつ咲きはじめています。
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昨年の開花状況を参考にすると、あと1ヶ月後が見頃になるように思えます。
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高価な花なので、1か所に千株のクリスマスローズの花が見られるガーデンはなかなか有りません。
3月頃に一度西山公園に出かけて、見事に咲き誇るところを見に行ってみてください。

2月14日の午後5時すぎ、3機の自衛隊機が、やつば池散歩道のある豊田市朝日町の上空を旋回しながら飛んでいました。
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どんな機種の飛行機か、写真をもとに、インターネットで調べてみました。
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プロペラが4基の中型輸送機でアメリカロッキード社が製造しているCー130 ハーキュリーズだと思われます。
ハーキュリーズ(Hercules)とは、ギリシア神話に登場する英雄、ヘラクレスの英語読みです。
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航空自衛隊は、今までにC-130H型を16機購入しています。
戦術輸送機として愛知県の小牧基地第1輸送航空隊第401飛行隊で運用し、陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練・作戦なども支援するものです。
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3機編隊の自衛隊機は、豊田市上空を数キロの円を描いて、数回旋回して基地の方に飛んで行きました。
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来月3月5日 (日) 航空自衛隊小牧基地のオープンベース(航空祭)が行なわれるので、編隊飛行のリハーサルをしているようにも思えます。

下の2枚の写真は、昨年(2016年)3月の小牧基地のオープンベースの時のものです。
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輸送機の中へ一般の人も入って見学が出来ました。
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豊田市の位置が自衛隊の小牧基地や岐阜基地と浜松基地の中間地点にあたるので、上空を自衛隊機がよく飛んで行く姿を見ることがあります。
大きなエンジン音が気になりますが、飛行機好きの私は、時々空を見上げて楽しんでいます。

PS.
3月3日の午後には5機編隊で飛んでいました。
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航空祭を見に行かなくても豊田市の上空で楽しめます。

2月14日 (火) 現在の、豊田市平芝公園の梅の開花状況はどんなものか、見に行ってきました。
公園の片隅には、今年の「平芝公園梅まつり」のポスターがありました。
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平芝公園の梅まつりは今年で第14回目になるということで、年々多くの人が訪れるようになってきています。
今年もまつり期間中の3月4日(土)、5日(日) の2日間には、おしるこの無料サービスがあるようです。

梅の開花状況は、ここ最近寒い日々が続いていたので、まだまだの状態でした。

それでも、早咲きの品種の花はもう満開の状態になっていて、その周辺だけ見るともう春が来たみたいです。
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満開の白梅に数羽のメジロが集まってきていました。
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体をひねったり伸ばして梅の花の蜜を食べているようです。
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平芝公園全体の梅の開花状況はまだまだで、見頃までには10日間ぐらい先になりそうです。
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2月下旬ごろに、また開花状況を、このブログでお知らせします。

2月11日 (土) の午後1時半から、豊田参合館10階の豊田市コンサートホールで「豊田市消防音楽隊・40周年記念コンサート」が開催されました。
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豊田市消防音楽隊は昭和51年に発足し、演奏活動を通じて防火・防災の普及啓発に努めながら、現在では市民からも演奏者を迎え、豊田市消防団員が一体となって演奏活動をしています。
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コンサートホールのロビーには防災食の紹介がされていました。
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また、消防士の防火衣や消防ホースをリメークした商品の販売もされています。
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大きさによって2千円程度から5千円を超えるものも有りました。
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消防ホースは防火設備の保管庫に入っていて保証期限の過ぎた未使用のものが使われているということで、真っ白のきれいなバックでした。
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演奏会は3部構成になっていて、じっくりと演奏を聴かせる第1部と、
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第2部は子供に喜んでもらえるキャラクターショーが始まりました。
正義の味方「ファイヤーマン」
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悪さをするのが大好きな「ファイヤーデビル」と「ライターマン」
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その他に、弱虫の「消防士」、正義感の強いけどやられてしまう「署長」が登場して防災の大切さを呼びかけます。
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消防ファッションショーも行われ、豊田市消防本部の隊員が実際に使用している装備や被服を身に着けて登場し、装備の紹介がされました。
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第3部はカラーガード隊の「ひまわりフェアリーズ」の参加で魅せる演奏と
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観客全員に配られたペンライトを使って、全員参加のヤングマン(YMCA)で会場が盛り上がりました。
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午後3時半までの2時間、あっという間の楽しいコンサートでした。


2月11日 (土) 建国記念の日、日本列島に大寒波来襲です。
豊田市もこの日の朝には積雪になり、やつば池散歩道もこの冬3度目の雪景色になりました。
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積雪量は数ミリ程度でしたが、一面に積もって真っ白になっていました。
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やつば池の説明看板や時計塔にも
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散歩道の石灯籠にも
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薄っすらと雪が積もっていつもとはチョット違った景観になっていました。

冷え切った空気の中、池の水面には十数羽のカモたちがいました。
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仲良しカップルは、寒さも気にならないようです。
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雪道を散策された何人かの人たちの足跡が散歩道に残っていました。
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この冬も、もうこれで最後の積雪になりそうです。
春が待たれるやつば池散歩道でした。

「ひいなの春~資料館のひなまつり~」が2月7日(火)から4月2日(日)まで、豊田市郷土資料館で開催されています。
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市民から寄付された内裏びなや御殿飾りなどが展示されています。
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明治・大正・昭和の時代に、大切に受け継がれてきた雛人形です。

豊田市郷土資料館は「豊田大塚古墳」の発掘を契機として貴重な歴史的資産を活用し後世に伝えるために、昭和42年(1967年)に開館したものだそうです。
資料館が建てられる契機になったというその大塚古墳が、豊田市内に保存されているということなので、現地へ見に行ってきました。
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トヨタ自動車本社の南東1キロほどの、豊田市河合町一丁目、巨大なマンションが建ち並ぶ 一角に、ポツンと緑地が残ってます 。
そこに保存されてるのが豊田大塚古墳でした。
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土が盛られた円墳だったようです。
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愛知県指定史跡になっていて、立派な石柱と説明板が有りました。
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その横に、横穴式の石室の跡が有り、真新しい金属製の骨組みと透明なカバーで保護されています。
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柵で囲われていますが、石室内部には明るく光が入り、良く見えるようになっていました。
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長さが9m近くもある大きな石室です。

昭和38年の発掘調査で、この古墳からは多くの副葬品が出土したそうです。
その中の須恵器や刀など貴重な物は国の重要文化財に指定されており、豊田市郷土資料館に保管展示されています。
下の写真は、豊田市郷土資料館に常設展示されている大塚古墳から出土した装飾須恵器「台付四連壷(だいつきよんれんこ)」です。
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重要文化財に指定されたお宝です。

豊田市郷土資料館の開設50周年を記念して、2月18日(土)午後に豊田市文化財課の学芸員から須恵器の特徴や用途などの説明会が計画されています。

豊田市陣中町にある豊田市郷土資料館で、企画展「古い道具と昔のくらし ~もつ・かつぐ・はこぶ~ 」が開催されています。
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明治後期から昭和中期ごろまでの生活で実際に使われていた道具類が並ぶ企画展です。
企画展の開催期間は3月12日 (日) まで行われていて、入場無料で月曜日は休館です。

豊田市は中心を矢作川が流れ、山地から平地へと豊かな自然環境が広がっています。
その中で、昔から人々の暮らしの中で使われてきた古い道具は、私たちのご先祖様が知恵と工夫をつめ込んで作り、使ってきたものです。

自動車の無かった時代にたくさんの荷物を運んでいた道具や水を運んだりするバケツは昔はどんな材料で作られていたのかなど、今回は、そんな疑問に答える道具たちが展示されています。

企画展の展示会場、第2展示室の内部の様子です。
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「衣食住」のコーナーに展示品が並んでいます。
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柳行李(やなぎごうり)や葛籠(つづら)、ザル(イカケ)や徳利(とっくり)が展示されています。

徳利は貧乏徳利とも呼ばれ、昔は酒屋でお酒を買う際は量り売りで、この徳利を酒屋さんで借りて使ったようです。
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そのため、徳利には酒屋さんの名前や所在地が書かれていることが多く、地域の特徴をうかがうことができます。

「はたらく」のコーナーです。
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背負子(しょいこ)や背中当て、天秤棒やイヂコ(ビク)などが展示されています。

そして、「あそぶ」のコーナーです。
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トランクや信玄袋、アルミ製や竹製の水筒やメンバと呼ばれた一人用の弁当箱などが展示されています。

農家に育った団塊の世代の私には、むかし懐かしいものが多く展示されています。

硝子戸の外に自由に触れられるように置かれているものもありました。
田植えなどに使った、田舟と苗籠です。
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乳母車もありました。
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赤ちゃんの子守りに使いました。藤(ふじ)のつるで編んでありました。

イズミと呼ばれるワラで編まれた籠です。
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ごはんが冷めないように、おひつをわらで編(あ)んだ入れ物に入れておきました。
今は、電気炊飯器(すいはんき)に保温の機能(きのう)があり、使われなくなりました。 

荷台に野菜が積まれた大八車です。
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説明には、大人が運ぶ8人分の荷物をこの車で運ぶことができるから、この名前で呼ばれるようになったと書かれていました。

子供たちを対象にした展示のようですが、団塊の世代にも十分に楽しめました。

豊田市の隣の長久手市に、大型商業施設『イオンモール長久手』が昨年(2016年)の暮れ、12月9日にオープンしました。
オープン当時はテレビ等で報道され混雑しているようだったので、オープンしてから2ヶ月近くが過ぎた2月3日にイオンモール長久手へ出かけてきました。
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名古屋市名東区の藤が丘駅から、豊田市の八草駅までを結ぶ、東部丘陵線(とうぶきゅうりょうせん)で、愛称「リニモ 」の長久手古戦場駅前がその場所でした。
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建物の側壁は植物が植えられた大きな壁画が有りました。
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寒さで植物の緑の色が寂しかったですが、夏にはまた雰囲気の違った壁画になりそうです。

イオンモール長久手は、リニモの駅から連絡通路で直結されています。

この日は平日でしたが、お昼頃だったので、フードコートやレストラン街の食事処は賑わっていました。
館内はカメラ撮影禁止になっていたので、残念ながら画像はありませんが、4つのフロアーの店内を歩き回って良い運動になりました。。

車は立体駐車場に停めました。
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立体駐車場4階の屋上からは瀬戸市のデジタルタワーが間近に見えていました。

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良い天気だったので遠くに真っ白に雪化粧した御嶽山が見えていました。

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