やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2017年04月

4月30日 (日) 、花と緑のイベント「とよたガーデニングフェスタwithとよた都市緑化フェア2017」の3日目、今日が最終日です。
良い天気になり、メイン会場の豊田スタジアムは朝から多くの人で賑わっています。
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この日は午後からステージで表彰式が行なわれました。
とよたガーデニングフェスタ実行委員長の挨拶の後、
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豊田市の花のあるまちづくり協議会が主催している「花のあるまちづくりコンテスト」の優秀な花壇づくりで入賞したグループや、ガーデニングフェスタのコンテナガーデンコンテストで入賞した人たちの表彰が行なわれました。
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コンテナガーデンコンテストで最優秀のグランプリに輝いた神谷さんです。
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入賞作品については28日のブログを見てください。
神谷さんにお話を聞いたら、「初めてコンテストに参加してグランプリ賞をいただき驚いています」と嬉しさいっぱいでした。
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今回ボランティアで、このイベントを陰ながらお手伝いさせていただき、忙しい中で楽しい数日間でした。
来年のガーデニングフェスタには、ぜひともコンテナガーデンコンテストに参加してみようと思っています。

花と緑のイベント「とよたガーデニングフェスタwithとよた都市緑化フェア2017」 の2日目です。
この日(4月29日 昭和の日)も朝から青空が広がる爽やかな日になりました。

今日からゴールデンウイークが始まり、子供たちと一緒の家族連れの姿が目立ちました。
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親子講座の会場も賑わっています。
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ステージでは、豊田市西山公園の花とみどりの相談所で指導されている谷澤先生によるバラの育て方の講演会が行なわれました。
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バラの鉢植えを買って、次の年にも綺麗な花を咲かせるには、このままにせずに大きな植木鉢などに植え替えて、お世話して下さいと呼びかけていました。
講演会が始まる前には、参加者にはバラの苗が無料でいただけるということで、整理券を求めて長い列が出来ていました。

とよたガーデニングフェスタの「テーマガーデン」では監修をされたガーデナーの阿部容子さんによる
講演会も行われました。
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ヘルシー&セラピーガーデンへの誘い「美しさの中に隠れる機能」という内容で講演されました。

美しい花や木々を見たり触れたり香りを嗅ぐことで、心がなごんで幸せな気分に満たされて、リフレッシュすることができます。
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「植物の世話をすることで心身が癒され、ストレス緩和や免疫力向上効果があるといわれています」と熱く話しかける阿部先生です。
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阿部先生の講話を100人近くの人が熱心に聞いています。
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この日は休日ということもあり2万人を超える入場者でにぎわっていました。

午後2時までの講演会の時までは穏やかだった空模様が午後3時ごろには一変し、真っ黒な空が迫ってきたかと思ったら、急に強風が吹き荒れ大変な状態になってしまいました。
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テントは吹き飛ばされそうになり、急いで外して転倒から逃れました。
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骨組みだけになった屋台のテントです。
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30分ほどで強い風はおさまりました。

幸いに、強風によるけが人や大きな事故は無かったようです。

明日がイベントの最終日ですが、明日の天気予報は安定した晴天になりそうです。

4月28日 (金) 、今日から30日までの3日間開催される、花と緑のイベント「とよたガーデニングフェスタwithとよた都市緑化フェア2017」 の初日です。

メイン会場の豊田スタジアムの西イベント広場で、午前10時の開会式に、太田稔彦豊田市長の挨拶がありました。
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青空の広がる良い天気に恵まれました。
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会場には、植木や花の苗を売る店が並んでいます。
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覗き込んで、慎重に買い物をされている様子がありました。
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これからの季節、夏の花壇をいろどる花の苗が、ところ狭しと置かれています。
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となりのコンテナガーデンコンテスト会場には「健康と癒し」をテーマにした、壁掛け式のハンギングバスケット部門と、
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寄せ植え部門の作品が並んでいました。
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コンテスト参加作品の審査が午前中にはすべてが終わり、午後には入賞作品の横に各賞の表示がされていました。
最優秀作品のグランプリ作品はハンギングバスケット部門から選ばれました。
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ハンギングバスケット部門の銀賞です。
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同じく銅賞です。
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甲乙付け難い作品です。
その出来栄えの差が分かる人は、審査員ができますよ。

そして、中日新聞賞です。
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特別審査員の阿部容子賞です。
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日本ハンギングバスケット協会理事長賞もありました。
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芝生の上に鉢植えが並んでいます。
寄せ植え部門、金賞の作品です。
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銀賞の作品です。
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銅賞です。
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寄せ植え華道協会理事長賞です。
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特別審査員の天野麻里絵賞です。
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この作品は、午前中の会場で一般の人が500人で審査した結果、選ばれた「あなたも審査員賞」です。
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この他に、数名の優秀賞が選ばれました。
コンテナガーデンのコンテストには県内外からの約70点の応募があったそうです。

これらの写真を見て、これなら私もと思われた方は、来年のとよたガーデニングフェスタに挑戦してみてはいかがでしょうか!

花と緑のイベント「とよたガーデニングフェスタwithとよた都市緑化フェア2017」 が4月28日~30日の3日間、豊田スタジアムをはじめ、3つの会場でイベントが開催されます。

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今回のメインテーマは「健康と癒し」です。
開催一日前の4月27日 (木) に豊田スタジアムへ出かけてきました。

会場の西イベント広場では、朝早くから、今回のテーマガーデンを作る作業が行なわれていました。
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健康と癒しのテーマガーデン
“ ヘルシー&セラピーガーデンへの誘い ”
と書かれた看板の横で、
ガーデナーの阿部容子さん監修による「健康と癒し」のテーマガーデン作りが始まっていました。


作業を始めてしばらくすると、まずは外回りに紫色のの花が咲くラベンダーが並びました。
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ガーデンの反対側にはローズマリーのアプローチが出来ています。
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中央で作業を指揮されているのが、このテーマガーデンを監修されたガーデナーの阿部容子さんです。
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阿部先生の指示で、およそ70種類の苗が植えられていきます。
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涼し気な色合いの中に暖色系の赤や黄色の花も植えられています。
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オレンジ色系のナスタチウム(キンレンカ)や黄色のキンギョソウです。

存在感のある白い大きな花はアジサイ・アナベルです。
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ビオラの紫色の花やギボウシの緑の葉が周囲を埋めています。

ガーデンの中央にイスとテーブルが置かれ、ゆるやかな曲線の通路には芝生が敷かれています。
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10人余の女性のみの手で、作業開始からおよそ6時間、テーマガーデンが完成しました。
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セラピーガーデンということで、植えられた植物にはミントやカモミール、セージやオレガノ、マリーゴールドやパセリも有りました。
草花の他に樹木も植えられていて、ボダイジュやオリーブ、ゲッケイジュやレモン、バラも使われています。

明日(4月28日)から始まるとよたガーデニングフェスタの健康と癒しのテーマガーデンを多くの人に見てもらって、家庭の庭に「癒しのガーデン作り」の参考になればと思いました。



4月の下旬になり、各地のふじ(藤)の花の名所から藤まつりの便りが届けられています。
我が家から近くの豊田市朝日町のKさんのお宅のふじ棚が見頃になっていました。
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このお宅では毎年この時期には見事なふじの花が咲き、家の前を通る人を楽しませてくれています。
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うす紫色のふじは高く伸びておよそ3mぐらいあります。
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もうじき房の先端まで開花しそうです。
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並んで白い色のふじが咲いています。
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こちらの方は開花が少し遅れて咲くようで、もう少しで見頃になりそうです。
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どちらの藤棚も綺麗に枝を剪定されていて、花がギッシリと枝いっぱいに咲き誇ります。
我が家からの散歩コースの一つに、こんな素晴らしいふじの花が楽しめるところがあって、嬉しい散歩道です。

4月も下旬に入り、早朝の散歩が気持ちのいい季節です。
4月23日 (日) 、やつば池と逢妻女川の間に広がる豊田市丸根町の田園地帯の農道を朝散歩しました。
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田植え前の田んぼと麦の穂が伸びてきた麦畑が広がります。
麦畑の向こうには、遠くに少し靄がかかった猿投山が見えています。

この時期に農道を散歩していると、数か所からキジ(雉)の鳴く声が聞こえてきます。
麦畑に姿を隠すようにしているのでなかなか見つかりませんが、畦道に上がってきて「ケン・ケーン」と良く響く声で居る場所が判ります。
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朝日を背にして体を伸ばし羽ばたくようにして鳴きます。
鳴いているのはオスで、春になると縄張りを主張してメスを呼んでいるのだそうです。
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人の姿を見ると警戒して、遠くへ逃げるように移動していくので、なかなか近くで写真が撮れません。
そんな中で、そお~っと近づいて綺麗なキジの姿が撮れました。
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オスの羽の色は独特で、体は緑、頭は青緑で目のまわりには真っ赤な肉が覆っています。
背中は褐色の斑点があり、しっぽは茶色です。
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やつば池散歩道からすぐ近くの丸根町や、となりの横山町に広がる田園地帯には、こんなのどかな景観が楽しめます。
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ところが、数年後には田園地帯の一部に国道のバイパス道路が通るようになっており、もうすでに工事が始まっています。

車の移動などには便利になりますが、その反面キジが鳴く姿が見られなくなってしまわないかと心配です。

豊田市指定史跡の一つ、豊田市小坂本町にあります七州城(しちしゅうじょう)址を紹介します。
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七州城は、豊田市の市街地中心部を見下ろす小高い台地上にあります。
標高60mにある典型的な平山城で城全体の面積は約20haです。
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江戸時代、挙母藩2代藩主内藤学文(さとふみ)は、矢作川に近い低地に桜城(挙母城)を造っていましたが、度重なる矢作川の氾濫による洪水のため築城をあきらめ、この地への移転を幕府に願い出て許されました。

安永9年(1780年)に築城を開始し6年余りで完成、以後明治維新まで85年間、内藤家6代の居城となったお城です。

散策路に豊田市教育委員会の説明板がありました。
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七州城は通称で、正式には地名の通り「挙母城(ころもじょう)」といいます。
この城からは、三河の山河をはじめ、遠く信濃・美濃・尾張・伊勢・近江・伊賀の7つの国の山々が望めるところから「七州城」と呼ばれました。

この7つの国について、今年のある信用金庫のカレンダーには「伊賀の国」が「遠江の国」と書かれているものが有りましたので、豊田市郷土資料館に問い合わせたところこんな返事をいただきました。

七州城の7つの国について、資料館では「伊賀」を含めており、「遠江」を含めておりません。
その根拠は、挙母藩家臣であった人物が記した『七州城沿革小史』に「伊賀」」とあるためです。
インターネットでは「遠江」という説もあるようですが、その資料的根拠が確認できません。
ということでした。

隅櫓の後ろ側の散策路に「擧母城址之碑」と刻まれた大きな石碑もありました。
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明治時代に描かれた七州城図が、七州城の様子を伝えています。
挙母藩士の子で画家の牧野敏太郎が挙母城の情景を実見した記憶に基づき、明治20年代に描いた七州城の鳥瞰図です。
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この図は七州城を南東上空から見た構図で、中央少し手前に大手門を、奥に本丸を据えて城郭全体を遠近法で描いています。

散策路の説明板にその図がありました。
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この画を参考として昭和53年に復元された七州城の隅櫓(すみやぐら)です。
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この隅櫓は、城の端の角に建てられた櫓で、戦いの時には敵を防ぐための施設で重要な働きをしていたものです。
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石垣は築城当時のものだそうです。
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隅櫓の正面には「七州城隅櫓再建之碑」と刻まれた石碑が置かれていました。
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江戸時代には七州が見渡せたといわれる高台ですが、現在では建物などが邪魔をして見渡せませんが、白壁と石垣の隅櫓は豊田市街地を見つめています。

豊田市西山公園の四季の花園が、今はまさに春の花園です。
4月19日 (水) の午前中に訪ねました。
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ボランティア「西山花クラブ」の皆さんが手入れをしている四季の花園のボーダー花壇です。
昨年の秋に植え込んだチューリップの球根が順調に生育して、豪華に花を咲かせています。
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この花壇にはチューリップの球根を1ヶ所におよそ50球植えているそうです。
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まさに、チューリップのブーケ(花束)です。
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となりの花壇はシックな色合いのチューリップが並んで咲いていました。
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うす紫の色合いが涼しげです。
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落ち着いた色合いで、大人の雰囲気を感じさせます。
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暖色系で鮮やかな花壇と、
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涼し気な花壇の色分けが見事です。
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あなたはどちらの花壇がお好きですか?
チューリップは残り僅かの期間しか楽しめません。
ぜひ出かけて見てはいかがですか。

先日、名古屋市の東山動植物園方面に行く用事が有って、その帰り道で豊田市に向かって車を走らせていたら、ちょうど名古屋大学正門前に差し掛かった時、目の前に紅白に塗られた鉄塔が見えました。
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この塔は、テレビ放送がアナログ時代に、UHF帯の中京テレビ(35ch)とテレビ愛知(25ch)などの送信所として活躍した電波塔の「東山タワー」です。
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電波塔の近くに車を停めて、塔の周辺を散策してきました。
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東山タワーは「中京テレビ鉄塔」という名称も持つ電波塔です。
近くの東山動植物園内に建てられた展望塔「東山スカイタワー」の完成以降は、名前がよく似ていて混同されやすいことからか、付近住民も中京テレビの職員の間でも「東山タワー」の名称をあまり使わなくなっているという話もあるようです。
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名古屋に有るテレビ局初にして広域テレビ局唯一のUHF放送だった中京テレビが、昭和44年(1969年)の開局に合わせて中京テレビ局の敷地内に建設したものです。
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標高が65mの小高い丘の上に、高さ162mの鉄塔が建設されました。
標高と電波塔の両方の高さを併せると、名古屋市の中心地の栄にある名古屋テレビ塔(高さ180m)よりも高いことになります。
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テレビはアナログ放送が2011年7月に終了してデジタル放送に移行されましたが、この東山タワーでは名古屋テレビ塔と同様に地上デジタルテレビ用のアンテナを設置すると強度不足が生じると判断されました。
そのため、中京テレビとテレビ愛知両局のデジタル送信所は、NHKおよび他の民放局共々、新しく建てられたの瀬戸市のデジタルタワーの方に設置されました。

そんな時代の流れで、現在は使用されていない中京テレビの旧本社の建物の解体・造成工事が行なわれていました。
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2013年現在、この東山タワーそのものの耐久性は問題ないとされていますが、仮に維持した場合は7年ごとのペンキの塗り替え作業で維持費がかかり、仮に解体する場合でも中京テレビが試算を明らかにしないほどの撤去費用が掛かると見られています。
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付近の住民の中には「中京テレビが移転した際に鉄塔だけ残されても困る」という声も上っている中で、2016年10月、NHK名古屋放送局は老朽化したFM送信アンテナの更新のため、他のFM局と共に当タワーの従来より高い位置(中京テレビがアナログ時代に使用していた位置)にアンテナを移設したことを発表しました。
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アナログテレビの放送からFMラジオの放送用に電波塔の役目が変わって、中京テレビの移転後もしばらく東山タワーは残ることになったそうです。
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塗装したり点検整備など費用がかかりますが、名古屋市の歴史遺産として末永く残っていくように願っています。

4月19日 (水) 、豊田市西山公園の花時計が春の花で見頃になっていました。
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およそ1ヶ月前に植えられた「リビングストンデージー」の苗が大きく育ち、たくさんの花を咲かせています。
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青空が広がる晴れの日の午前11時ごろの状態です。
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このリビングストンデージーという花は、太陽の光が大好きな花で、朝早くや日が沈んだ後などには、花が閉じてしまっています。
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まだつぼみがたくさん有るので、これからもっときれいに咲き誇りそうです。
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リビングストンデージーは春の花なので、暑くなる初夏には花が終わってしまいます。
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綺麗に咲き誇るのは5月から6月の初め頃です。
ぜひ西山公園の花時計へ出かけて見てください。

4月16日、朝の散歩が爽やかな季節になってきました。
毎年この時期には散歩の途中に山菜を見つけるのが楽しみになっています。
今年もワラビとツクシの収穫が出来ました。
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雨上がりの後だったので、ワラビの大きなものが採れました。
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散歩をしながら、春の山菜の味を楽しんでいます。

4月15日 (土) 、16日 (日) の2日間、岐阜県土岐市のセラトピア土岐全館とその周辺道路を会場にして、土岐陶器祭りが開催されました。
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昨年、初めて行ってみて楽しかったので、今年も16日 (日) の午後から出かけてきました。
2日目の午後に行くと、各店舗で値段を割安にしてくれていることが多くあります。

豊田市内から土岐市への道路は、有料道路の東海環状自動車道が時間的に早くて便利ですが、陶器祭りで少しでもお値打ちに買い物をしようというのに、有料道路を使って行ったのでは、陶器をせっかく安く買っても意味がありません。
休日のETC割引でも、豊田松平から土岐まで往復で、およそ1600円です。
国道155号線など一般道で豊田市内から瀬戸市と多治見市を経由して土岐市まで行くルートでもそんなに時間は変わりません。

およそ1時間で陶器まつり会場の「セラトピア土岐」に到着しました。
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車は、会場のすぐ近くの駐車場に停めることができました。

桜がまだ見頃の土岐川の堤防道路に店が並んでいます。
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テントの下には器がぎっしり並んでいます。
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蔵出しセールのお値打ち商品は100円からさらに半額になっているものも有りました。
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瀬戸や多治見などこの地方では陶器祭りがいろいろと有りますが、この土岐陶器祭りは、こじんまりとした会場で行なわれるので、歩き疲れることのない、それでも品数の多い陶器祭りです。


4月13日 (木) 、岐阜県根尾谷の淡墨桜を見てきた帰り道に東海環状自動車道の美濃加茂SAと連結している日本昭和村の駐車場に車を停めて、昭和村の入り口前広場の桜を楽しんできました。

ピンク色が濃いシダレ桜が入り口前の小川の散策路にたくさん植えられています。
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白いユキヤナギも満開でした。
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桜と一緒にハナモモも数本植えられています。
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今年の桜は平年より満開になるのが1週間ほど遅く、日本昭和村の入り口前周辺や駐車場のソメイヨシノ桜もまだ満開の状態でした。
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広い駐車場にソメイヨシノ桜がずらりと並んで植えられています。
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まだソメイヨシノ桜の樹が若いので、咲いている花にも勢いが有ります。
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時間の都合で、昭和村には入りませんでしたが、桜を十分に楽しむことが出来ました。
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美濃加茂SAと直結している日本昭和村のハイウェイオアシスで買い物も楽しめます。
桜の季節にはお勧めの場所です。ぜひ出かけてみてください。

時間と懐具合に余裕が有ったら、日本昭和村の中に入って見るのもお勧めです。

中日新聞の桜だよりを見て、4月13日 (木) 今が満開の岐阜県本巣市根尾谷にある国指定天然記念物で、日本三大桜の一つの「淡墨桜(うすずみざくら)」を見てきました。
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道路の渋滞を考慮して、朝早くに豊田市を出発し、東海環状自動車道の関広見ICを経由して、渋滞もなく順調に走り、9時30分頃に本巣市の淡墨公園の市営駐車場へ到着しました。
ここから淡墨桜まではすぐ近くです。
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駐車場から北の方向に雪山が見えています。
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観光案内マップを見ると、あの雪山は奥美濃の最高峰の能郷白山(標高1617m)という山でした。
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駐車場から散策路の両側に多くの出店が並ぶゆるやかな坂道を登って行くと、広い平坦な芝生広場の淡墨公園に到着しました。
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そこには、満開の大きな桜が2本並んでいます。

2本のうち、右側の太い幹の古木が天然記念物の根尾谷淡墨桜です。
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桜の木の左側の方へ行ってみると、
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奥の方に植えられている若い樹の根元に、大正12年に植えた淡墨二世の表示が有りました。
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二世の桜でも樹齢が百年近くになっていますが、天然記念物の桜は何んといっても推定樹齢が千五百年の巨木の桜です。
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長く伸びた幹や枝先には30本近い柱で、枝が折れないように支えられています。
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本巣市観光協会発行のパンフレットに書かれた説明では、樹高が16mで、幹の太さ(幹囲目通り)も9.90mあります。
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過去には枯死寸前にまでに衰えた老木を、多くの人の懸命な保護活動で不死鳥のごとくよみがえり、毎年元気に満開の花を咲かせています。
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枝の先端には蕾みの時の薄紅色から満開の白い花に変化したたくさんの花が咲いています。
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やがて、散り際には名前のような薄墨(淡墨)色となるのです。

淡墨桜から少し離れた所に、石板に刻まれた天然記念物の説明板が有りました。
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大正11年、内務省天然記念物指定1号だそうです。

淡墨桜から少し離れた所に座って、のんびりと景観を楽しみました。
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帰りには淡墨桜の土産を買い求め、駐車場に戻りました。
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帰り道の国道には、これから淡墨桜に向かう車の渋滞の列が、およそ1キロを超えていました。
早くに出かけて良かったと、この渋滞を見てホッとしながら帰りました。

平日でも見頃の時期には多くの観光客で道路が渋滞しています。
土曜日曜日の休日の渋滞がどれほどか、予想が立ちません。
休日をなるべく避けて、遅くても朝10時ごろには着くように出かけることをお勧めします。


4月12日 (水) 、豊田高専の桜並木を見た後、すぐ先にある豊田市西山公園を訪ねました。

西山公園内にも、たくさんの桜が植えてあり、その中でも数本のソメイヨシノ桜の大きな樹が並んでいる場所が有ります。
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その場所は、西山クラインガルテンと呼ばれる市民貸出し花壇の横に有ります。
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クラインガルテンには春の花が咲き誇っています。
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花壇のデザインも素晴らしいです。
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パンジー・ノースポールと一緒にチューリップが咲きだしました。
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同じ花の種類を使っていても、植え方でいろいろな変化が有ってどれも見ごたえのある花壇です。
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その花壇から桜の花を重ねて見ると、素晴らしい景観になりました。
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まさに「ハル~~~~!」っていう感じです。
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チューリップもソメイヨシノも綺麗な時期は一週間から長くて10日ぐらいです。
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満開の桜の前に集まって写真を撮っているデイサービスの人たちの姿が有りました。
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週末には雨模様の天気が予想されています。
来週まで、まだこの景観が残っていてくれれば良いけれどと、チョット心配です。

4月12日 (水) 、豊田高専(豊田工業高等専門学校)前の満開の桜並木を見てきました。
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西山公園前の三叉路までの道路の長さ約300mのソメイヨシノ桜が道の両側に約50本ほど植えられています。
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植えられてから数十年が経っていると思われる老木なので、年々剪定がされて枝が切られているようですが、それでも枝先が伸びて桜のトンネルになっている部分もあります。
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ソメイヨシノ桜の寿命が50~60年と言われていて、全国各地の桜の名所でも、いつまで桜が咲いてくれるか心配な状況になってきているという報道もされています。
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豊田高専前の桜並木は、まだまだ元気そうな樹の勢いが感じられます。
毎年、楽しみな我が町の桜の名所です。

「やつば池散歩道のブログ」を2013年12月に発信してから3年4ヶ月が経過しました。

初めの頃は10人ほどの少しの人が訪問してくれていたブログでしたが、最近ではおかげさまで毎日150人を超えるほどの人に訪問していただいています。
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そして今日、2017年4月12日に、やつば池散歩道の総訪問者数が「10万人」を達成しました。
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うれしくて、パソコンの画面の写真を撮りました。

この数字を励みに、やつば池散歩道を元気に歩きながら、これからも地域の話題や情報を発信していきたいと思っています。

これからもご愛読よろしくお願いいたします。

4月9日 (日) の午後です。
雨上がりの「やつば池散歩道」に春の花が綺麗に咲いています。
うす紫色が爽やかな「ミヤコワスレ(都忘れ)」です。
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山野に自生している「ミヤマヨメナ」を園芸用に改良されたものです。
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 ミヤコワスレの名は、鎌倉時代に承久の乱に破れた順徳天皇が北条家によって佐渡島に流された際に、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの伝承によるといわれています。
この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などです。
ただし栽培の歴史は江戸時代からとされます。

もう一つ元気に咲いている花が有ります。
その花は白色が清々しいカンシロギク(寒白菊)」という花です。
別名を「ノースポール」といい、キク科の半耐寒性多年草です。
しかし、高温多湿に極端に弱いため、日本では一年草として扱われています。
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「ノースポール」の名前の由来は、花付がよく株全体を真っ白に覆うように見えるところが「北極」を連想させることによるそうです。
花言葉は「清純」です。
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「ノースポール」はサカタのタネの商品名でありますが、種苗登録などはされていないため、一般名として定着しています。

春の花壇では、どうしても鮮やかなチューリップに目がいってしまいそうですが、可憐な花にも目を向けてやりましょう!

4月9日 (日) 午後4時半、雨上がりのやつば池散歩道です。
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昨年の秋に球根を植えたチューリップが、半年過ぎて一斉に咲きだしました。
歌にも有るように、赤・白・黄色、どの花見ても綺麗です。
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この他にも、しゃれた色合いのものも有りました。
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今が見頃のチューリップです。
長く咲いてくれると嬉しいんですが、花の命は短くて・・・・
半年待ってヤット咲いたのに、
残念ですが長くは咲いてくれないチューリップでした。

4月9日 (日) 、今年のソメイヨシノ桜の開花が平年より少し遅れており、豊田市街地の桜がやっと満開になりました。
ところが天気は意地悪で、昨日の土曜日から今日の日曜日の午前中まで雨が降って、桜の名所への花見客の出足が鈍ってしまったようです。

しとしと降っていた雨も上がり、薄日が差し始めた9日の午後、やつば池散歩道に行ってみました。
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やつば池散歩道に有る2本のソメイヨシノが満開になっていました。
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桜の名所のように、何本もの桜並木があるわけでは無いけれど、散歩道の2本の桜が青空に綺麗に映えていました。
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やつば池の散歩道が整備される数年前には、この場所に桜が植え植えられていたものです。

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散歩道の工事でも伐採されずに残してもらえたおかげで、この時期に散歩する人たちに春を感じさせてもらっています。

鶴舞公園、山崎川に続き、名古屋市の桜の名所めぐり、その3は「名古屋城」です。

名古屋で指折りの観光地で、満開の桜が咲く時期に重なって、平日でも大変な賑わいです。
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名古屋城の正門入り口に向かいました。
入り口の手前に、特別史跡の看板が有りました。
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入場料は500円ですが、地下鉄の一日乗車券を見せると400円で入ることが出来ました。

正門をくぐって城内に入ると、お堀の土手づたいに植えられた満開のソメイヨシノ桜が出迎えてくれます。
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ソメイヨシノの他にもピンク色の濃い枝垂れ桜などが植えられていて、桜まつりが行われている名古屋城です。
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正門から入って少し進んだところの南西の方角から見た、名古屋城の天守閣です。
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そこから、ぐるっとお城の周りを廻って天守閣の東側に来ました。
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天守の屋根の上に、金のシャチホコが輝いていました。

この場所が名古屋城の本丸です。
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昭和20年に戦争で焼失した本丸御殿も復元工事が進んでいて完成も近いようです。
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そして今、昭和34年(1959年)に復元した鉄筋コンクリート製の天守閣の耐震性や老朽化が問題となり、天守閣の再建に向けて検討が開始されました。
平成25年(2013年)に木造再建の方針が示され、平成28年(2016年)には10年後の完成をめどに再建を実施する方針が名古屋市から示されました。

工事が始まって、現在の天守閣が解体されるようになると、この鉄筋コンクリート製の姿と桜との共演の写真が撮れなくなってしまうということです。

戦争で焼失を免れた3か所の隅櫓は、国の重要文化財に指定されています。
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久しぶりに訪ねた名古屋城は、いつ見ても素晴らしい所でした。

日本桜の名所100選は、平成2年(1990年)に公益財団法人「日本さくらの会」の創立25周年記念として選定、建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、財団法人「国際花と緑の博覧会協会」の後援によって行われたものです。
各都道府県から最低1か所を選ぶなど、9つの選定基準によって選ばれた桜の名所です。
愛知県には「日本桜の名所100選」に選ばれた所が4か所あります。
名古屋市の「鶴舞公園」と「山崎川四季の道」の2か所、そして岡崎市の「岡崎公園」と、もう一つは岩倉市・江南市・大口町の「五条川」です。

4月5日 (水) 、名古屋市の桜の名所めぐりで鶴舞公園の桜を見てから、もう一つの名所100選の地「山崎川四季の道」を訪ねました。
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山崎川の桜は、昭和3年(1928年)瑞穂区の中央部を流れる山崎川河畔の、石川橋から左右田橋にかけて両岸に500本の桜を植栽したのが始まりと言われています。
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日本桜の名所100選の記念碑が建つ山崎川に架かる萩山橋から上流方向を見た景観です。
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満開近いソメイヨシノ桜の枝が川の上に伸びています。

萩山橋から少し上流へ行った所にある木製の橋の「鼎(かなえ)小橋」です。
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この「鼎小橋」からもう一つ上流にある「かなえ橋」までの120mの区間で、桜が見頃の期間限定でライトアップがされているそうです。
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散策路の片隅に、昭和38年頃の鼎小橋周辺の山崎川の桜の写真が有りました。
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その頃の散策路から見たおよそ50年前の山崎川の桜の写真です。
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その写真とほぼ同じ場所から見た、今の桜並木の姿です。
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さらに上流の「かなえ橋」に着きました。
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かなえ橋から見た景観です。
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階段で川の下まで降りられるようになっています。

山崎川の桜並木は石川橋から新瑞橋までの2.8キロメートルの両岸には約600本のソメイヨシノの並木が続き、特に木造で風情のある「鼎(かなえ)小橋」付近には、美しい花をいっぱい咲かせる老木が数多く残されています。
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山崎川の桜並木は散策路専用になっており、桜の花の下にシートを敷いて、食事などをすることが禁止されているようです。
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山崎川沿いを散策しながらのんびりと花見を楽しんでみてはいかがですか。

山崎川への交通アクセスは、名古屋市地下鉄の瑞穂市役所駅または瑞穂運動場東駅または瑞穂運動場西駅から徒歩で数分です。

4月5日 (水) 、中日新聞の桜だよりを見ると、豊田市の水源公園や鞍ヶ池公園は「咲き始め」でしたが、名古屋市の鶴舞公園や山崎川は「満開近し」になっていました。
満開になりそうな明日以降の天気予報には傘マークが並んでいて、しばらくの間、雨模様のぐずついた天気みたいなので、「満開近し」の状態ですが、名古屋市の桜の名所へ出かけてきました。

出かけた先は、名古屋市昭和区にある「鶴舞(つるま)公園」です。
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JR鶴舞駅から公園内に入ると、満開に近い桜が一面に咲いていて、鶴舞公園花まつりが開催されていました。
桜の花の下の敷地には、空いている場所が無いくらいにブルーシートが敷かれています。
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花見客の予約も含めて、桜の木の下にはもう空いている場所が無く、
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遅くから来た人たちは、芝生広場の上でシートを広げて座っています。
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新聞の桜だよりでは満開近しでしたが、もう満開でした。
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夜桜用に灯りがともされるピンクのぼんぼりが、花見の雰囲気を盛り上げています。
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満開の桜が咲く時期の鶴舞公園には初めて来ましたが、明治42年(1909年)、名古屋市で最初に設置された都市公園で、現在も名古屋市民の憩いの場として親しまれているところです。
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公園内には、平成9年に開園(明治42年)当時の様式で再建された奏楽堂や、
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明治時代に建設された噴水塔は、名古屋市指定文化財と名古屋市都市景観重要建築物等に指定されています。
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歴史ある建造物が残っています。

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園内にはソメイヨシノを中心に約750本の桜が植えられているということで、日本の桜の名所100選の地になっています。

4月2日 (日) 、犬山祭りを見に行った日に、犬山城にも立ち寄りました。
犬山祭りの針綱神社前は、お城へ行く道が通行止めになっていたので、木曽川沿いにお城をぐるっと回って行くことにしました。
木曽川の方から見た犬山城の裏正面の姿です。
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ソメイヨシノ桜が満開だったら素晴らしい景観になるようですが、チョット残念です。

犬山城を一周して正面側に到着しました。
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犬山祭りに集まった観光客で周辺は混雑しており、お城の入り口の前に有った案内板には天守入場までの待ち時間が50分となっていました。
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せっかくなので、待ち時間は覚悟して入場券を買い求めてお城の入り口の門をくぐりました。
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目の前に現れた国宝犬山城の天守です。
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ソメイヨシノ桜の花が咲き始めの状態でした。

正面から見た天守の姿です。
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文明元年(1469年)応仁の乱の最中に 岩倉織田氏当主の織田敏広の弟・織田広近がこの地に砦を築いたのが始まりといわれています。
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その砦を織田信長の叔父・織田信康が改修して築いた城であり、その後、池田恒興や織田勝長が入城、豊臣政権の時に石川貞清(光吉)が改修し現在のような形となったものです。

その天守の前には、50分待ちという長蛇の列が出来ていました。
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並んでいる中には、外国からの観光客も多くいました。
ゆっくりと列の流れが進み、やっと天守に入れました。

天守の最上階から見下ろした犬山市内の景観です。
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そして、お城すぐ下を流れる木曽川です。
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天守の中は、階段の上り下りにも列が出来ていて自由に行動が出来ないくらいの混雑でした。
急な階段をゆっくりと降りて天守から外に出てきて一休みです。
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観光ボランティアの人に、お城の前で記念写真を撮ってもらいました。

およそ2時間、のんびりと犬山城を楽しんだ後、祭りで賑わう城下町に戻ってきました。
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お城も城下町も、観光客でいっぱいの犬山祭りでした。

4月1日 (土) 2日 (日)の2日間、愛知県犬山市の 「犬山祭り」が行なわれました。
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昨年(2016年)12月に「山・鉾・屋台行事」の名称で、地域の安泰や厄よけを願う全国18府県の祭礼行事の合わせて33件が「ユネスコ無形文化遺産」に登録がされました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された33件の祭礼は、いずれも「国の重要無形民俗文化財」に指定されています。

愛知県には「尾張津島天王祭の車楽だんじり舟行事」「知立の山車文楽とからくり」「犬山祭の車山行事」「亀崎潮干祭の山車行事」「須成祭の車楽船行事と神葭流し」の5件が所在し、全国最多を誇っています。

ユネスコ無形文化遺産に登録されて初めて行われた「犬山祭り」の4月2日 (日) の本楽祭を見に行ってきました。
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例年なら、満開の桜の中で行なわれる祭りですが、今年は3月の寒さでソメイヨシノ桜の開花が遅れたため、早咲きの桜は咲いていましたが、ソメイヨシノはまだ咲きはじめの状態ででした。

まつり会場の犬山祭りの山車が展示してある「どんでん館」の入り口には、ユネスコ無形文化遺産登録を祝う横断幕が有りました。
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犬山祭りは、寛永 12 年(1635年)から始まった犬山城の城下町にある針綱神社の祭礼です。
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祭りの主役は 13 輌の「車山(やま)」で、高さ8mもある三層からなる豪華なものです。
全ての車山が江戸時代から伝わる「からくり人形の舞」を奉納するのは全国でも唯一だそうです。
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祭りの二日目の本楽祭は、各町内の「車山」が順番に針綱神社前で自慢の「からくり」を奉納します。
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数輌の「車山」が針綱神社前に並んで、奉納の順番待ちをしています。
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神社の前に到着した「車山」の上では江戸時代から伝わるからくり人形が操られ、様々な演技が奉納されます。
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からくり人形は一番高い三層目の所で演技を行ないます。
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この車山では、からくり人形が逆立ちをする技も披露されました。
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逆立ちが成功した瞬間には、観衆から大きな拍手がおくられていました。
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山車の中で3~4人が糸を操って人形を動かしているのだそうです。

からくりが奉納された山車は神社の前で180度向きを変えて町内の曳き回しに出ていきます。

「どんでん」と言って、祭男たちが息を合わせて重さ5トンを超える車山を持ち上げ、豪快に方向転換します。
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男衆が7人ずつ2列で、車山の前側を担ぎ上げ、前側の車輪が宙に浮いた状態にします。
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そして、担ぎ上げたままで時計方向に回ります。
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反対側では、こじ棒で車輪を回したりして補助をしています。
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180度回転しても、まだ担ぎ上げたまま降ろしません。
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そのままで、どこまで進めるのか、各町内で力自慢を競うのだそうです。
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数メートル進んで「どんでん」が終わると、周囲の観衆から大きな歓声があがりました。
からくり奉納後は二手に分かれて城下町を運行します。

その後、13輌の車山は、北組6輌と南組7輌がそれぞれに集まって午後6時からの夜祭りを待ちます。

夜祭りでは、車山に飾られた365個の提灯に灯りが灯され、再び城下町を巡行します。

城下町の休憩所で、ゆっくりとお茶などをいただきながら時間を過ごし、夜祭りの準備をしている場所に出かけてみました。
すでに、ほとんどの提灯が取り付けられていました。
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提灯に灯がともるまでには、もう少しです。
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午後6時20分過ぎ、提灯に灯が付けられました。
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365個に全部灯を点けるのも大変そうです。
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この後、冷たい北風が吹き、寒さが厳しくなってきたので、風邪をひかないよう体調を考慮して帰ることにしました。
またの機会に、今度は暖かくして、夜祭りを見に来ようと思っています。


4月1日 (土) 午後のやつば池散歩道の花壇です。
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パンジーやスイセンで彩られた花壇の中に、やっと色付きだしたチューリップの姿が有りました。

赤色のつぼみや、
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黄色のつぼみのチューリップが並びます。
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チューリップと同じ時期に咲くムスカリは見頃になっていました。
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落ち葉の間から顔を出して咲いています。

もう一つ、みどりの葉っぱの中から水色の小さな花が咲きだしているものが有りました。
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ワスレナグサ(忘れな草)です。

4月に入ったやつば池散歩道の花壇が一気に春の様子になってきました。
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チューリップが満開になるのが楽しみな散歩道です。

やつば池散歩道には、池を周回する道が整備される前からこの場所に植えられていたソメイヨシノ桜の木が2本あります。
今年の名古屋市の桜の開花が3月28日と発表されました。
昨日からの雨が上がった4月1日の午後に、やつば池散歩道のソメイヨシノ桜の開花の様子を見に行きました。
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つぼみがふくらんだ状態で、木の全体を見上げてみましたが、まだ一輪も開花していませんでした。
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明日にも開花しそうです。
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豊田市の中心部の最低気温は、名古屋市より平均すると2℃ほど低いので、桜の開花も名古屋市より少し遅くなるようです。

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