やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2017年07月

7月29日 (土) の、豊田市西山公園の花時計です。
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先回のブログで紹介したのは7月初め頃で、まだこれから花が咲きだすといった状態でしたが、マリーゴールドもサルビアもきれいに咲きそろってきました。
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西山公園の方の話では、今年の夏の花時計には、赤色のサルビアが約 3,000本、
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青色のサルビアが約 2,000本、
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そして黄色のマリーゴールドが約 900本、
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人形の周りのペチュニア(2色)が約 200本の合わせて約 6,100本が植えられているということです。
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これらの花の苗は全て、西山公園内で種から苗を育てたものです。
まだこれからの夏の猛暑の中で、公園へ遊びに来た人たちを、花時計の夏の花たちが元気に迎えてくれます。

豊田市梅坪町にある雲晴山安長寺(あんちょうじ)の山門が国の登録有形文化財(建造物)に登録されることになり、国の文化審議会は、文部科学大臣に対し、7月21日(金)に答申されました。
今後、官報告示を経て、豊田市内では19件目の登録有形文化財となる予定です。
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安長寺は、室町時代の文明9年(1477年)創始と伝える真宗大谷派寺院で、江戸時代の安永2年(1773年)頃に当地に移りました。
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山門は、江戸時代末期の天保3年(1832年)本堂の前に東を正面にして建てられ、間口3.9m、奥行き約2.9mで屋根は瓦ぶきの入り母屋造りで、正確な高さは計測しておらず不明ということです。
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この山門は楼門ですが、上層に鐘を吊る鐘楼門ではなく、上層内部に仏壇を設け、かつては三尊仏を安置していました。
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このような楼門に三尊仏をまつる仏壇を設けた真宗寺院は豊田市内に他にはなく、多くの真宗寺院が存在する三河地方においても稀有な遺構であり、極めて貴重であるということです。
三尊仏は現在、安長寺内の別の建物に収蔵されています。
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鐘楼は山門の横に有り、新しく建て替えられて、山門とは対照的にピッカピカに輝いています。
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山門の横に今までの鐘楼に使われていた梵鐘が置かれていました。
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お寺の方の話では、古い梵鐘は戦争中に無くなってしまい、戦後の昭和23年ごろに鐘楼に取り付けられて、最近まで使われていた梵鐘だそうです。


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安長寺は、毎年早春の3月には梅まつりで賑わう平芝公園のすぐとなりのお寺で、梅まつりの期間中には、お寺の駐車場を梅を見に来た人が利用できる臨時駐車場になります。

また、山門横のしだれ桜は毎年3月下旬ごろに見頃になりライトアップもされています。
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上の写真は平成26年(2014年)3月27日に撮影したものです。

我が家の近くのお寺がこんな歴史的な価値のあるお宝の文化財があるとは驚きでした。

2007年から始まったふれあい田んぼアート安城は、毎年続けられていて今年(2017年)で11年になります。
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今年はどんなデザインなのか、7月27日 (木) に出かけました。
場所は安城市和泉町で、デンパークの正門から西へ400mの半場川に架かる北梶橋の南側です。
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道の駅デンパーク安城の駐車場からでは少し離れているので、田んぼアートのすぐ近くの半場川の北梶橋の手前に見学用の臨時駐車場が作られています。
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田んぼアートはこっちだよ!って案内看板もありました。
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半場川に架かる北梶橋を渡るとすぐ左側(南)に田んぼアート見えてきます。


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今年のデザインはどんなのかなぁと、見るまで楽しみです。
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掲示板に今年のデザインについての説明がありました。
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たくさんの応募作品の中から、2人の作品を組み合わせてデザインしたとのことです。

デンパーク誕生20周年を祝う花火と「あんじょうだいすき」の文字になっています。
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今年は田んぼアートを見に行くのが遅くなったので、稲が伸びすぎて穂が出てしまっているのかと気になっていましたが、まだ十分にきれいなアートが見られました。
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田んぼアートを見る場所がそれほど高くないので、写した写真を画像処理して高所作業車から見たような角度に加工してみました。
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情報によると、先週の土曜日(7/22)に、ふれあい田んぼアート2017の観賞会のイベントがあり、高所作業車から見られたそうです。

田んぼアートの横に10体ほどの案山子(かかし)が並んでいました。
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これではスズメが喜んで近づいて来そう(?)なものばかりでした。
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9月中旬に稲刈りが行なわれるということです。

また来年の「ふれあい田んぼアート安城」のデザインが楽しみです。


7月23日 (日) 、刈谷市今川町の花池周辺で「花池はすまつり」が行なわれました。
今年で第11回のはすまつりになるそうです。
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花池のハスの花は前にも見に行ったことがありましたが、はすまつりのイベントに行くのは初めてです。

案内では午前9時から11時まで、花池蓮愛好会の主催で、先着300名に抹茶とお菓子が無料で振る舞われるということなので、10時ごろに訪ねてみました。

花池の周りには駐車場が無いので、まつり会場近くの大栄産業さんの駐車場が臨時駐車場になっていました。

はすまつりの会場のハスの観賞田横の農道にはたくさんのテントが設営されていました。
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テントの中ではイスがずらりと並べられていて、この場所でお抹茶の振舞いがされています。
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テントの前に、今川町花池蓮まつりの看板がありました。
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テント内の受付で名前を書いてイスに座って待っていると、お抹茶が運ばれてきました。
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お菓子(水まんじゅう)の受け皿にハスの花を使っており、はすまつりらしく素晴らしいアイデアです。
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こんな御馳走が無料でいただけます。
ハスの花を見ながら美味しくいただきました。
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ハスは大きく育っていて人の背丈ほどあります。
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ちょうどたくさんのハスの花が咲いていて、「はすまつり」にピッタリの時期でした。
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ピンクの花が多いハスの観賞田ですが・・・
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そんな中で、白いハスも咲いていました。
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きれいなハスを見ながら、美味しいお抹茶とお菓子をいただき、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
今川町の花池蓮愛好会の皆さんに感謝です。

7月22日 (土) 、びわこ箱館山ゆり園に行った帰り道、滋賀県高島市マキノ町のメタセコイアの並木道に立ち寄りました。
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農業公園マキノピックランドからマキノ高原へとまっすぐ伸びる道路沿いに2.4kmも続くメタセコイア並木です。

車は農業公園マキノピックランドの広い駐車場に停められます。
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このメタセコイア並木は平成6年(1994年)11月に読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定され、多くの人に知られるようになりました。
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マキノ高原のメタセコイア並木は、現在約500本が植えられています。
今から30数年前の昭和56年(1981年)にマキノ町果樹生産組合が植えたのがはじまりで、その後も地域の人々の手により育まれ、さらに並木道は延伸して現在の姿となっているそうです。
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並木の横の歩道から見た風景です。
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道路を走る車も、アクセルを緩めて景観を楽しみながら走って行きます。
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延々と続く並木の景観は素晴らしく、おもわずカメラのシャッターを押してしまいます。
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若葉が萌え出づる春・新緑眩しい初夏・緑深い夏・紅葉燃える秋・雪の花咲く冬と、春・夏・秋・冬、四季折々に美しい姿を楽しませてくれるというメタセコイア並木です。

秋の紅葉したメタセコイア並木も是非見てみたいものです。

冬はスキー場の滋賀県高島市にある「びわこ箱館山」に、夏季限定で開園する箱館山ゆり園。
今が見ごろということなので、7月22日 (土) に出かけてきました。
北陸自動車道の木之本インターから国道303号線を経由して、およそ45分の所に「びわこ箱館山ゆり園」があります。
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約1100台が停められるというゴンドラの山麓駅前の無料駐車場に車を停めて、ゴンドラに揺られてゆり園がある山頂駅に向かいます。
入園とゴンドラの往復で大人1850円の料金ですが・・・
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お得情報は、近くの道の駅で入園・ゴンドラ往復料金の割引券が手に入ります。
この割引券を使えば、大人が1400円となり、450円もお得になります。

ゴンドラは定員8名の小さなものでドンドンと連なって発車するので、1グループで1台専用の状態で乗ることができます。
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後方の視界には少し霞んでいますが、琵琶湖の景色が見えてきます。
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ゴンドラ内は空調設備が無くて、小さな窓からの自然の風のみのため、まるで温室の中にいるようで、備え付けの団扇(うちわ)が大活躍でした。
およそ8分で標高627mのゴンドラ山頂に到着です。
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約5万400平方mの敷地が広がるゆり園です。
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記念写真用のパネルがありました。
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びわこ箱館山ゆり園は、約50種類で球根35万球が植えられ、約250万輪の色とりどりのゆりが咲き誇る関西地方で最大級のゆり園です。

カラフルな色合いの混色のゆり園や、
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ピンク一色のゆり園。
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オレンジのゆり園。
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赤と白の2色のゆり園を「天空ゆりトレイン」が走っていきます。
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散策路の一番奥に、地元高島市の伝統工芸「高島扇骨の扇子」をイメージしてゆりの花を植栽した場所がありました。
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赤、白、ピンク、黄、オレンジの5色が扇面に、親骨、中骨、要は白のゆりの花が植栽されて、五色の扇がデザインされています。
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残念ながらこの日は、まだ咲き始めの状態で、見頃にはもう少しあとになりそうです。
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チョット変わった色のゆりもありました。
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2011年に新設された木かげの中でゆりや景色を楽しめる林間コースの「森のゆり道」がありました。
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散策路からは琵琶湖の眺望が開けて、涼しい風が吹き抜けていきました。
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スキー場の設備を活用して、ペアリフトでの空中散歩が楽しめるようになっています。
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ゆり園の中に、点在してコキアが植えられており「箱館山コキアパーク」としても楽しめるようになっていました。
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4ヶ所に点在しており、2000本が植えられています。
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秋の真紅に色付くコキアの紅葉も楽しめるようです。

広い園内でしたが、ゆりの花を見ながら散策し、屋外のテーブルで弁当を食べ、ゆっくりとした時間を楽しんできました。

グリーンカーテンとは、窓全体に張り巡らせたネットに、ツル植物を絡ませて窓を覆うものです。
我が家のツル植物はゴーヤ(ニガウリ)です。
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ゴーヤの成長は早くて、日に日にツルが伸びて、ネットの一番上まで緑で覆われました。

葉っぱの間にはゴーヤの実がぶら下がっています。
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葉っぱは、それこそカーテンのように日射を遮り、室温の上昇を抑えてくれます。
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 窓からの日差しを遮り、室内温度の上昇を抑制するとともに、植物の蒸散作用によって周囲を冷やすことが期待できるといった、省エネに有効なツールのひとつです。
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また、植物が育っていく過程を観察できたり、ゴーヤなどの実の収穫も楽しめます。
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20センチ近くまで大きく育ったゴーヤの実は黄色く色づく前に収穫します。
ニガウリという別名があるように苦みがありますが、その苦みがクセになりそうで大好きです。
今年もたくさんのゴーヤ料理がいただけそうです。


伊世賀美隧道に立ち寄った時にトンネルが出来る以前の飯田街道(塩の道)の交通手段として人々が行き来した伊勢神峠までウオーキングしてきました。
伊世賀美隧道の手前からの道は歩行者専用の東海自然歩道で伊勢神峠に行くことができます。
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峠への道の入り口に立てられている伊勢神峠の説明看板です。
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峠には伊勢神宮遥拝所(ようはいじょ)もあると書かれています。
伊勢神峠を愛する会という人たちによって峠道が安全に歩けるように維持されています。
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杉の木が多く植えられている山道も、枝打ちや間伐がされていて明るくなっています。
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こんなふうにくねくねと曲がる道を登って来ました。
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もう少しで峠に到着です。
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東海自然歩道の標識がありました。伊勢神峠まで50mと書かれています。
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ゆるやかな道を進んでいくと「愛知高原国定公園 伊勢神峠」の表示板がありました。
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峠から、もう一度50m戻った分岐点から、100m先の坂道を登ったところにある伊勢神宮遥拝所へ向かいました。
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そこには、千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)が屋根に設けられた立派な遥拝所(ようはいじょ)がありました。
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遥拝所から伊勢方面を望む方向です。
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遥拝所を斜めから見たところです。
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伊勢神峠を愛する会で建てた伊勢神宮遥拝所の案内板です。
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裏面に、2013年11月17日設置と書かれていました。

近くに解説板があって、「伊勢神宮遥拝所はその昔、近郷近在の人々が元日などに遥か伊勢神宮を拝んだ所で、伊勢神峠の地名は「伊勢おがみ峠」が訛ったものといわれています。環境庁・愛知県」と説明されていました。

稲武のラベンダーフェアを見た後で、伊勢神峠に立ち寄って、伊世賀美隧道や伊勢神宮遥拝所など、豊田市の歴史遺産を見ることが出来ました。


7月15日 (土) 、豊田市稲武のラベンダーフェアに行った帰りに飯田街道の伊勢神峠にある歴史遺産とも言えそうな明治時代に造られた伊世賀美隧道に立ち寄りました。
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豊田市から長野県の飯田市方面につながる国道153号線は通称で飯田街道とも呼ばれています。
江戸時代ごろから、伊勢や三河の海で作られた塩を、馬の背に乗せて海が無くて塩の取れない信州方面に運ぶための街道として使われていた塩の道で、別名を中馬街道ともいいます。

その飯田街道で、豊田市内の足助地区から稲武地区に行く途中にある伊勢神峠には、現在国道153号線として使われている伊勢神トンネルの入り口手前から少し脇道を登って行った所に、明治時代に造られたトンネルの「旧伊勢神トンネル」の「伊世賀美隧道(いせがみずいどう)」があります。
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明治30年(1897年)11月に竣工したトンネルは、延長308メートル、高さ3.3メートル、幅員3.15メートルのトンネルで花崗岩造りで粗面石積みの付け柱に迫石を二重の馬蹄形に組み上げた断面形状をしています。
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当初はレンガ造のトンネルとして設計されましたが、現地の地層や湧水による崩落の可能性から、石造のトンネルに変更されたそうです。
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明治の建造物が今なお残る歴史遺産として、伊世賀美隧道は、平成12年(2000年)には国の登録有形文化財となっています。
同じような石積みのトンネルで、明治時代に造られた伊豆の天城山隧道(天城トンネル)は国の重要文化財に指定されています。

伊勢神峠の名は、以前は石神峠や石亀峠と呼ばれていましたが、峠から伊勢湾を隔てた志摩半島の伊勢に向かって遥拝したことから「伊勢おがみ峠」が訛って「いせおがみ」がいつしか「いせがみ」となったという説があります。

このトンネルの扁額(へんがく)です。
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右から読みますが、「伊世賀美」と書かれています。
「伊勢神」と書くにはおそれ多いということでこの字をあてたという話もあるようです。

照明が無く真っ暗なトンネル内に車で入ってみました。
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ヘッドライトを消したら何も見えません。
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トンネルの幅は3メートルしかないので、乗用車1台分しか通れませんが、トンネルが出来た当初は荷車の時代だったので、この幅でもすれ違いが出来たようです。
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トンネル内は全て同じ幅かと思いましたが、途中で少し広くなったり狭くなったりしていました。
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しっかりとした石積みが明治時代の土木技術のレベルの高さを物語っています。

トンネルを通り抜けて出てきた稲武地区側から見た伊世賀美隧道です。
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少し涼しさを感じました。

現在の伊勢神トンネル(延長1,245メートル)が昭和35年(1960年)に開通したため、この古いトンネルは今ではほとんど使われていない状態になっています。
国道153号線で伊勢神トンネルを通る機会が有りましたら、一度少し寄り道をして明治のトンネル「伊世賀美隧道」を訪ねてみてはいかがですか。
伊勢神トンネルの西側(足助方面)の方からの登り道の方が、道路が広くて走りやすいと思います。


豊田市稲武地区の道の駅「どんぐりの里いなぶ」では、7月上旬頃、道の駅にほど近い桑原棚田に咲くラベンダーの見ごろの時期に合わせ、ラベンダーフェアが開催されています。
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7月15日 (土) に道の駅「どんぐりの里いなぶ」に出かけてきました。
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道の駅の駐車場の周りにもラベンダーがたくさん植えられています。
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ラベンダーの花にセミの抜け殻も有りました。
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道の駅に車を停めて、ラベンダーフェアの桑原棚田までは歩いてすぐの所にあります。
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この場所は、耕作放棄された棚田の環境整備のため、2011年から地元有志の「桑原棚田の景観を守る会」メンバーが、ラベンダーの植栽と維持管理を行なっているそうです。
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地元有志のメンバーの高齢化により、人手不足に悩む地域を支援しようと、2014年から大和ハウス豊田支店の社会貢献活動(CSR)活動の一環として、開花をむかえる7月に合わせラベンダー畑の剪定や除草作業の応援をされているということです。
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ラベンダーフェアの期間中には「いなぶ観光協会」などがいろいろな行事を計画し、ラベンダーの摘み取りやスティック作りなどのイベントも開催されています。
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豊田市内でも稲武地区までは豊田市街地から車でおよそ1時間の距離になりますが、暑い日が続く中で、うす紫色の涼し気な花の咲くラベンダーの花畑を楽しんできました。

我が家のプランターに、暑い中でチョット変わった花が咲いています。
ユーコミスという名前の花です。
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ユーコミスと聞いて、どんな花か思い浮かばなくても、パイナップルリリーという名前を聞けば、「ああ、あのパイナップルに似た蕾をもった花か」と思い浮かぶ人は多いと思います。
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欧米でもユーコミスという名前より、パイナップルリリーやパイナップルフラワーの方が一般的な呼び名になっています。原産地はアフリカです。
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日本には明治末期に渡来しており、戦前から作られている春植え球根ですが、ユーコミスは色彩がやや地味なため長い間マイナー的な存在でした。
しかし近年、新しく作られた交配種が出回るようになって人気が出ています。
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この花の特徴としては、開花前の蕾がパイナップルそっくりな姿をしており、知らない人には、この蕾が大きくなってパイナップルの実がなる、と言えば信じてしまうほどです。
性質は極めて強く、栽培が容易で条件のよいところに植えておけば、数年間は放任でも花を楽しめます
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植えっぱなしにしておいても2~3年間は咲き続ける丈夫な植物です。
花後の手入れとして、タネがついたり花がらにカビが生えて見苦しくなるので、花が終わった時点で花茎のつけ根から切り取っておきます。
葉は秋に自然に枯れるまで、できるだけ長い期間活動させた方が球根の肥大がよくなるので、葉が緑色の間は肥培管理を続けます。
アフリカが原産の花ですが寒さに強く、我が家では毎年屋外での冬越えで春になると元気に芽を出してくれています。

毎月第2日曜日はボランティア「やつば池クラブ」の人たちによるやつば池散歩道の定期作業の日です。
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ヒマワリがたくさんの花を咲かせてきました。

どんどん伸びる散歩道周辺の雑草の草刈りも大変です。
コキアの畑の前の草刈りもされました。
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花畑の中に生えた雑草は、草刈り機では無理なので手で抜くしかありません。
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1時間の草取り作業で綺麗になりました。
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大きく育ったコキアが嬉しそうな表情(?)に見えます。
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風での被害を心配した台風3号は、南の海上を通過して行ったので、コキアもヒマワリも倒れずに無事でした。

豊田市西山公園の「四季の花園」の夏の花が猛暑の中で元気に咲いています。
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5月下旬に植え付けられたベコニアやコリウスやペンタスなどの花の苗が、一ヶ月半が過ぎて大きく育っていました。
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ボランティア「西山花クラブ」の皆さんにより、日々の水やりや草取りなどの手入れがされていて、猛暑の中で綺麗な花が見られます。
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日照りの中での四季の花園は、日陰でゆっくりできる場所が無いのが少し残念です。
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ガゼボ(西洋東屋)が涼しげな色ですが、日陰にはなっていません。
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屋根にツルが伸びて日陰を作るようになればと思ってしまいます。

もうすぐ梅雨が明けて、更に暑さの厳しい日が続きます。
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そんな中で、綺麗に咲いている四季の花園の夏の花壇です。

時々、やつば池散歩道ブログでも情報を発信しています豊田市西山公園の観賞温室ですが、建築されてから長い年月が経過しており、ガラスの強度など安全性の面で問題があるということで改修されることになり、工事がはじまりました。
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9月末の工事完了予定までおよそ3ヶ月間閉鎖されます。
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温室の中で咲いていた熱帯スイレンは、花時計の南側のカスケードの池に移されていました。
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夏の間は温室の外でも真夏日が続く毎日で、環境としては問題ないようです。
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気持ち良さそうに涼しげな花を咲かせています。
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観賞温室の工事が終わるまでの9月末まで、熱帯スイレンは引っ越し先で元気に花を咲かせてくれそうです。
カスケードの池の中には10数匹の錦鯉も泳いでいて、スイレンと鯉の景観が楽しめます。

7月5日 (水) 、豊田市西山公園の花時計が夏の花に模様替えされていました。
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先月15日に準備中の状態で、花時計に植える苗の生育を待っていましたが、元気に育って植え付けがされました。
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夏の花の代表的な赤色のと青色のサルビアと黄色のマリーゴールドが花時計の広い花壇にぎっしりと埋め尽くしています。
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その数は何本か数えられないほどです。

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まだ花が咲き始めの状態の苗ですので、2週間ほど過ぎて見ごろになったころに、夏の花で綺麗に着飾った花時計を紹介したいと思っています。

先月、日本三大ききょう寺といわれている静岡県遠州森町の香勝寺で4万5千株のキキョウ(桔梗)の花を見てきましたが、やつば池散歩道にも、およそ100株ほどのキキョウが植えられています。
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ボランティアやつば池クラブの人の中にキキョウが大好きな人がいて、毎年株数を増やして植え続けています。
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何種類のキキョウが植えられているか分かりませんが、紫色の他に、
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白色のキキョウもたくさん植えられています。
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花の写真を撮っていたら、どこからともなく昆虫が飛んできて、キキョウの花の蜜を楽しんでいます。
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この昆虫は、ガの一種の「オオスカシバ(大透翅)」という名前です
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はばたく様子がハチドリに似ています。

キキョウが咲く7月3日の午後5時過ぎの散歩道です。
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30℃を超える真夏日に咲くキキョウの花が、やつば池を散歩する人たちに涼しさを感じさせてくれています。

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