やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2018年03月

豊田市内の各地をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」は、東日本大震災で家族を失った少年と、実直に生きる豆腐屋との運命の出会い。 心の再生を通じて、生きて行くことの大切さを教えてくれる物語です。
この映画の冒頭に登場する、満開の一本桜の前を豆腐屋の軽トラックが走る場面で撮影された場面のロケ地となった場所が、豊田市石野地区が自慢する景観の「成合一本桜」です

3日前の3月28日(水)にはまだ咲き始めの状態でしたが、今日3月31日(土)の午前中に出かけてみたら、満開の状態になっていました。
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桜がきれいな場所はたくさんある中で、田園風景の中に一本の桜が咲いているこの成合町の一本桜の風景が、映画「星めぐりの町」の黒土三男監督の心を動かしたようです。

下の写真は、この映画の冒頭に登場する、満開の
一本桜.の前を豆腐屋の軽トラックが走る場面です。
(※映画「星めぐりの町」のパンフレットより)

2018-03-28 (4)

桜の木に近づいて見上げると、お昼近くだったので太陽がちょうど真上の位置で逆光になりました。
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場所を東側に移動して写真を撮りました。
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黄色のレンギョウの花も満開でした。
この一本桜の種類は分かりませんが、陽射しをあびて薄紅色の花びらが輝いて見えました。
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今度は少し西側からの写真です。
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濃い紫のモクレンと共演です。
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映画「星めぐりの町」を観賞された方には、是非ともこの景観を見てほしいと思いました。
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この場所は県道345号線の豊田市成合町前田付近です。

豊田市内の名木指定の中で「エドヒガン」と呼ばれる桜の種類の名木が数か所あります。
エドヒガンは、一般的に桜の開花状況が報じられているソメイヨシノに比べて少し早めに咲く品種です。
その名前の由来が、江戸で春の彼岸ごろに咲くということからエドヒガン(江戸彼岸)の名がついたともいわれている桜です。
3月26日(月)、豊田市高橋地区、水間町6丁目の十二神社境内にある豊田市名木指定のエドヒガンを見に出かけてきました。
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ちょうど満開の状態でした。
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境内には、平成11年3月に渡辺守綱公顕彰会が立てられた十二神社の説明板がありました。
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神社の御神木のエドヒガン桜の幹には、真新しいしめ縄が巻かれていました。
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豊田市の名木指定第119号の表示板です。
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この表示板には樹齢が書かれていませんが、豊田市の名木一覧表を見ると、十二神社のエドヒガンの樹齢は150年以上となっていました。
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樹の勢いは良く、元気に育っています。
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枝先までいっぱい花が咲いています。
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神社は目立たない場所にあるので、豊田市の名木に指定されているものの、見に来る人も少なくひっそりと咲いているエドヒガンでした。

3月29日(木)の中日新聞の豊田版に、豊田市西山公園に見上げるほど大きな鉢植えがお目見えしたという記事が掲載されていました。
どんな大きさの物か実物を体感しようと出かけてきました。
公園内の観賞温室前の芝生広場にその鉢植えが置かれていました。
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都市の緑化を進めるために、愛知県造園建設協会から豊田市に寄贈されたものです。
鉢植えは、白い樹脂製で、高さが1. 8 mあり、上部の直径が2mの大きさで、イタリアのデザイナーが製作したものを、船で日本まで運ばれてきたそうです。
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鉢植えなので、もちろん植物を植えて育てられますが、水やりなどの管理が大変そうです。
現在はシマトネリコの木を囲むよう白い花のシャガが植えられています。
豊田市では、西山公園に常設するが、今後いろんなイベントで活用して市民の皆さんに見てほしいと計画しているようです。
今、公園内のソメイヨシノなどの桜が満開です。
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桜を楽しみながら、ジャンボ鉢植えを見に出かけてみてはいかかですか。

豊田市内の各地をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」は、小林稔侍、映画初主演の映画です。
東日本大震災で家族を失った少年と、実直に生きる豆腐屋との運命の出会い。 心の再生を通じて、生きて行くことの大切さを教えてくれる物語です。

下の写真は、この映画の冒頭に登場する、満開の一本桜.の前を豆腐屋の軽トラックが走る場面です。
(※映画「星めぐりの町」のパンフレットより)
2018-03-28 (4)
この場面のロケ地となった場所が、豊田市石野地区が自慢する景観の「成合
一本桜」です
のんびりとした田園の風景と満開の一本の桜は、豊田市の里山を象徴する風景です。

豊田市内ではソメイヨシノが満開になった3月28日(水)の午後、「成合一本桜」の開花状況はどうなのか、豊田市成合町へ出かけてきました。
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県道から見た状態では、まだ咲き始めの状態でした。

周りの森から聞こえるウグイスの鳴き声を楽しみながら、農道を歩いて近くまで行ってみると、何か掲示されています。
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映画「星めぐりの町」撮影場所と書かれており、豊田市が発行した映画のパンフレットが貼られていました。
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近くから見上げた「成合一本桜」です。
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満開が待ち遠しい、青空をバックに綺麗な枝振りの景観です。
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枝先に咲き始めた桜の花がチラホラありました。
もう少しで見ごろになりそうです。
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また後日、満開の状態の姿を見に出かけようと思っています。

豊田市内の名木指定の中で「エドヒガン」と呼ばれる桜の種類の名木が数か所あります。
エドヒガンは、一般的に桜の開花状況が報じられているソメイヨシノに比べて少し早めに咲く品種です。
その名前の由来が、江戸で春の彼岸ごろに咲くということからエドヒガン(江戸彼岸)の名がついたともいわれている桜です。
3月25日(日)、豊田市平井町8丁目にある平井大塚古墳の豊田市名木指定のエドヒガンを見に出かけてきました。
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小高い丘になっている古墳の墳丘にあり、幹の近くに名木指定の表示板がありました。
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豊田市名木指定第220号のエドヒガンで樹高が13. 0 mと書かれています。
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推定樹齢は150年以上だそうです。
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エドヒガンが植えられている古墳の隣に平井町区民会館があり、その前に「名所・旧跡を巡る かくれみち散策コース」の案内板がありました。
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お立ち寄りポイントの⑤に平井大塚古墳が紹介されていています。
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説明文には・・・
直径20m、高さ5mほどの円墳(古墳時代)。
平井町内の一番高い位置の眺望の良い場所にある。
眼下には平井本郷の集落と平井八幡宮の社殿が見える。
かつてここには大きな松の木が五本あり、この松が遠くから眺められたものである。
その規模からみて、この古墳に眠る人はかなり身分の高い人だろうと想定される。
と、書かれています。
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西の方向の県道付近からでも見ることができる高台にエドヒガンが咲いています。
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県道からこの場所に行くには平井町の区民会館を目指して行けばいいのですが、細い道が入り組んでいるので迷いそうな場所です。
県道340号線沿いの平井町3丁目のコンビニに立ち寄って、そこから徒歩で行くのがおすすめです。
およそ400mですので、5~6分で行くことができます。

豊田市内の名木指定の中で「エドヒガン」と呼ばれる桜の種類の名木が数か所あります。
エドヒガンは、一般的に桜の開花状況が報じられているソメイヨシノに比べて少し早めに咲く品種です。
その名前の由来が、江戸で春の彼岸ごろに咲くということからエドヒガン(江戸彼岸)の名がついたともいわれている桜です。
3月25日(日)、豊田市小坂本町にある豊田市美術館東の豊田市名木指定のエドヒガンを見に出かけてきました。
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美術館と愛環鉄道の間の道路脇の斜面に満開に近いエドヒガンの桜の古木が数本並んでいました。
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その桜の樹の間に立てられている名木指定の表示板です。
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「エドヒガン群」と表示されていて、数本のエドヒガンをまとめて一つの名木指定になっているようです。
名木指定の文字が消えかかっていましたが、数字の部分を修復して第229号と書かれていました。
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この場所は高台にあるので、ここから豊田市駅前の高層マンション群が見えています。
樹齢は推定100年のようですが、元気いっぱいに枝を伸ばして咲いています。
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豊田市美術館の入り口の方は時々行くこともありましたが、建物の東側の道路には今まで行ったことが無く、こんな良い場所が有ることは知りませんでした。
エドヒガンは長寿命の樹ということなので、この先何百年でも咲き続けてくれることでしょう。

豊田市内の名木指定の中で「エドヒガン」と呼ばれる桜の種類の名木が数か所にあります。
エドヒガンは、一般的に桜の開花状況が報じられているソメイヨシノに比べて少し早めに咲く品種です。
その名前の由来が、江戸で春の彼岸ごろに咲くということからエドヒガン(江戸彼岸)の名がついたともいわれている桜です。
3月25日(日)、豊田市内のソメイヨシノが咲き始めた中で、豊田市寺部町の守綱寺の墓地内にあるという名木指定のエドヒガンを見に出かけてきました。
守綱寺本堂の裏にある墓地に聳えるエドヒガンの大木です。
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ちょうど満開の状態でした。
根元には、豊田市名木愛護会が立てた表示板がありました。
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文字が薄れて読みずらくなっていますが「名木指定第156号」と書かれています。
樹高は15. 0 mと読み取れます。
樹齢は書かれていませんが、豊田市のホームページの名木一覧表によると200年以上となっています。
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周囲を他の木で邪魔されているので、枝は横に伸びずに上に伸びてその枝先にたくさんの花を咲かせています。
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花の色は薄紅色というよりも白色に近いように見えます。
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エドヒガンは、岐阜県の淡墨桜も同じ品種の桜だということです。
もう少し遅かったら花が散ってしまっていたので、いいタイミングで見に行けたと思っています。

3月23日(金)、豊田市井上町にある枝垂れ桜を見に出かけてきました。
以前に豊田市内の旧飯田街道を訪ねて、井郷交流館でいただいた「井郷便利帳」というパンフレットに書かれていた井上町の名所の「一丁目しだれ桜」です。
その場所は井上小学校の近くの廃線になった名鉄三河線の線路沿いにありました。
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線路から見おろした「一丁目しだれ桜」です。
名鉄三河線の猿投駅から西中金駅までの区間が廃線になる前は、猿投駅ー三河御船駅間の車窓からこんな景観が見えていたことでしょう。
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開花時期はタイミングぴったしで、ちょうど満開の状態でした。
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枝垂れ桜が植えられている畑の横の細い道路から見た景観です。
枝先まで花がギッシリと咲いて、樹形も整っています。
案内板が立てられていました。
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22年度わくわく事業で「井上自治区 井郷まちづくりの会」が立てたものです。
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案内板を立てた平成22年の時に、40年程前に植樹したと書かれているので、8年が過ぎた現在の樹齢は50年を越えていることになると思われます。
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安西さんが植えられた畑で大切に育てられた枝垂れ桜は、幹や太い枝が丈夫に育っており、下から枝が折れないように支える物は一本もありません。
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みごとな枝垂れです。
枝先まで花がギッシリと咲いています。
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青空をバックにやや濃いめのピンク色が彩やかです。
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これからも100年200年といつまでも元気に花を咲かせてくれるように、井郷地区の皆さんたちで見守って頂ける様に願いたいと思っています。

3月23日(金)、今週の月曜日から降り続いた雨も昨日の午前中には止んで、朝から久しぶりの青空の日です。
豊田市西山公園のバラ園に行く道の途中に植えられている「ユキヤナギ(雪柳)」が満開になりました。
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道端の斜面が雪が積もったように真っ白になっています。
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柳のような枝に、小さな花がたくさん集まって咲いています。
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別名をコゴメバナ(小米花)ともいいます。
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バラ園に行ってみると、さっぱりと剪定された枝先からたくさんの新芽が伸びていました。
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バラ園では、冬の期間の養生がしっかりとされていて、今年も5月のバラの花の時期には綺麗なバラの花を楽しませてもらえそうです。

3月22日(木)雨上がりの午後、豊田市鞍ヶ池公園へ出かけてきました。
公園内の施設の鞍ヶ池動物園に隣接する観光牧場です。
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牧場の斜面には若草が芽を出して、放牧されている馬が美味しそうに食べています。
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ここが豊田市街地に近い公園とは思えないほどの、のどかな風景が広がっています。
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観光牧場の周辺に植えられている遅咲きの梅の木も、鮮やかなピンク色の満開の花を咲かせていました。
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もう少しでソメイヨシノ桜が咲き出して、鞍ヶ池公園も春一色になりそうです。

3月20日 (火) 、しとしとと雨の降る一日です。
ここ数日あたたかい日が続き、桜の開花が進んでいます。
昨日、名古屋市と岐阜市の気象台で、ソメイヨシノの開花が発表されました。
豊田市小坂町の洞泉寺(とうせんじ)の枝垂れ桜は、ソメイヨシノより早く咲くので、もう見頃になっている頃と思い、小雨の降る中を出かけてみました。
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予想したとおり、満開に近いくらいの開花状況でした
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洞泉寺のしだれ桜の樹の前に説明板がありました。
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樹齢が推定200年前後と書かれています。

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「桜樹と眠るお墓」になっていて、桜の根元の周りにはたくさんの墓標が並んでいます。

洞泉寺のイベント情報がありました。
3月25日 (日) 午前10時より午後3時まで、さくらまつりが開催されます。
入場無料・雨天決行で、屋台・手作りマーケット・大道芸・音楽ライブ・ダンスショー・終活相談会など盛りだくさんが企画されているようです。
当日は晴れの予想になっています。
3年前の2015年3月24日、青空の日の洞泉寺の枝垂れ桜の写真です。
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今度の日曜日には、満開の枝垂れ桜の下で行なわれる「さくらまつり」に出かけてみてはいかがですか。

3月18日(日)、今日は「春の彼岸の入り」です。
今年(2018年)の、春の彼岸は3月18日~24日で、最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」、真ん中にあたる日(春分の日)を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といいます。
仏教では、私たちの住む世界をこちらの岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸と考えられていて、こちらの岸を「此岸(しがん)」、あちらの岸を「彼岸(ひがん)」といいます。

極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。
これは仏教にはない習慣で、日本独自のものだそうです。
中日(ちゅうにち)に夕陽を拝むと功徳(くどく)があるといわれています。

そんな彼岸の入りの日に、我が家に咲く春の花たちの写真を撮りました。
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このピンク色と白い花は、一般に「サクラソウ(桜草)」と呼んでいます。
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正しくは「プリムラ・マラコイデス」という花で、別名を西洋サクラソウとも呼ばれています。
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カタカナが多いとなかなか覚えられないので、通称サクラソウと呼んでいます。
そのサクラソウと寄せ植えしているのは「ビオラ」です。
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黄色系や紫色系が多く植えられています。
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花の咲いている苗を買ってきたものが多い中で、クリーム色や白色のビオラは、自分で種まきから育てたものです。
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昨年の秋に、小さな芽を出したものをポットに移して苗を育て、ここまで大きく育って咲いてくれました。
ラッパ水仙も一斉に咲き出しました。
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もう一種類の水仙はもうじき花が開くところまできています。
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水栽培で知られる「ヒヤシンス」という花です。
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こちらはもうじき咲きそろいます。
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ヒヤシンスは和名でもヒヤシンスと呼び、風信子という漢字を書きます。
花木では、いい香りがする「ジンチョウゲ(沈丁花)」や、
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可哀想な名前の「ボケ(木瓜)」が咲き出しました。
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ボケの名の由来は、果実に似ており、になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したともいわれています。(諸説あり)
この他に、ビオラの隙間にチューリップが植えられていて、葉が伸びてつぼみが見えてきました。
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球根のまとめ売りをしていたものを買ってきて植えたので、どんな色の花が咲くのか楽しみです。


3月17日(土)、豊田市の河津桜の名所、加茂川堤防の開花状況を確認に出かけてきました。
先回の3月6日のブログでは、まだつぼみだった加茂川堤防の河津桜は、10日間で一気に咲いて、もう満開になっていました。
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土曜日ということで、咲き誇る河津桜を多くの人が楽しんでいました。
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青空にピンク色が鮮やかです。
加茂川の右岸側から左岸側に咲く桜並木を見た景観です。
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桜並木の向こう側が加茂川公園です。
堤防を一回りした後に、桜並木の西の端にあたる東山橋の上からの景色を見に行きました。
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堤防道路と立体交差している高架橋の東山橋からの景観も素晴らしく綺麗でした。
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まさに、今が満開の見ごろになった河津桜でした。
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豊田市の河津桜の名所、加茂川堤防です。
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加茂川堤防の河津桜は、川の美化活動の一環として地域住民の人たちが、東山橋と京ヶ峰橋の間の300mに、およそ80本の河津桜が植えられています。
加茂川公園の駐車場に車を停めて、散策を楽しんでください。




飯田街道の国道153号線を豊田市力石町から足助方面に走らせると、豊田市野口町に「『野口雨情』先祖ゆかりの地 野口雨情誌碑」と書かれた案内板が立つ場所があります。
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国道より少し南側の細い道で、しゃくやく姫の塚と隣接した場所です。
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真っすぐに伸びたこの道は、名鉄三河線が西中金から足助まで延長される計画線のために準備された用地で、残念ながら実現しなかった線路用地の跡だそうです。
その道路わきに野口雨情の詩碑が建てられています。

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5月のサツキの咲く頃に写した詩碑の写真です。

以下は「石野郷土史研究会」からの資料に書かれた説明を参考にしています。
豊田市野口町は、明治時代から大正にかけて、童謡の「七つの子」「シャボン玉」「雨降りお月さん」「赤い靴」「あの町この町」「証城寺の狸囃子」などを作詞した野口雨情の先祖ゆかりの地です。
野口雨情を童謡界では、北原白秋・西條八十と並んで三大詩人ともいわれています。
伝えるところによると、野口家は鎌倉時代末期から南北朝時代の南朝側の智将「楠正成(くつのきまさしげ)」ら一族の末裔(まつえい)で、子孫がこの地に身を隠したときから地名をもって野口姓を名乗ったとのことですが、その後も北朝側からの追っ手を逃れてこの地を去り、駿河の今川家への逗留(とうりゅう)を経て常陸(茨城県北茨城市)へ落ち着いたとのことです。
野口町にはそのゆかりから、野口雨情の「七つの子」の詩碑が建てられています。
隣接する「しゃくやく姫の塚」とともにシャクヤクの花の咲く頃にはとても風情のある景色を楽しめます。
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詩碑の横に、案内が書かれていて・・・
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野口雨情先祖ゆかりの地
 愛知県豊田市野口町
先祖は楠七郎橘正孝 二世の孫子より出づ 南朝の末期 足助
重範の裔族を頼り三河国加茂郡野口町に隠棲し地名を以て称す。

野口自治区は花、ホタル、歴史の町であり、野口雨情の先祖で楠木正季とつながる
由緒ある名家の里に 雨情の心情をたたえ伝えるものである。
2004年11月吉日建之
と刻まれています。

豊田市石野地区の国道153号線で野口町を通る機会が有りましたら、立ち寄ってみてはいかがですか。

飯田街道で豊田市石野地区の力石町から国道153号線を足助町へ向かって行く途中、豊田市野口町に入ると、国道わきに「しゃくやく街道」と「しゃくやく姫の塚」と書かれた案内板がありました。
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どんな所か気になったので、近くの空き地に車を停めて、しゃくやく街道に向かいました。
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国道153号線と並行している細い道が「ふれあいの道しゃくやく街道」です。
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戦国時代の伝説の地「しゃくやく姫の塚」と書かれています。
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この看板の近くに、屋根が着いた説明板が建てられていました。
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保存会の人が建てた説明板には「しゃくやく姫の塚」について書かれています。
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写真では読み取りにくいところがあると思いますが、こんな文が書かれています。

しゃくやく姫の塚
時は、1570年代、世はまさに戦国時代に入ったころのことである。
足助城の一つに「黍生城」という城があった。 (現在の足助町近岡)  
この城に女の子が生まれ、五月も半ばお城はしゃくやくが咲きみだれていたので、しゃくやく姫と名付けられた。
姫は すくすくと成長し、日に日に美しくなり「きれいなお姫さまだ」と城下の人々の評判になった。
しかし、ある日のこと 甲斐(山梨県)の武田の軍勢が攻めてきた。
城はたちまち猛火につつまれ姫は城を追われて、飯田街道を西へ、この 野口の地まで逃れて来た。
敵の追手はなおも厳しく、女の足ではとてもかなわない。
「もはやこれまで」と畑の中の 井戸に身を投げて最期をとげてしまった。
いつのころか、この井戸は埋められ塚となった。
その後、毎年5月になると この塚にはみごとなしゃくやくが咲き村人たちは姫をいとしんでいる。
しゃくやく塚保存会 小池鉦松
※黍生城は(きびゅうじょう)と読みます

説明板の前には、井戸の跡と思われる場所が有り、しゃくやく姫の塚と刻まれた丸い石が置かれています。
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埋められた井戸の跡からは「しゃくやく」花の芽が出ていました。
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戦いに敗れた小藩の姫を心有る村人たちが、ひっそり葬り、長く記憶に留めたいとする、やさしい心の感じ取れる伝説です。

しゃくやく(芍薬)の花が咲く頃の5月第4日曜日には、地元の人たちで「しゃくやくまつり」が行なわれているそうです。
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しゃくやく姫の塚のしゃくやく(芍薬)です。
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牡丹の花に似た、こんな花が咲きます。
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また日を改めて、5月の第4日曜日のしゃくやくまつりの時に訪ねてみようと思っています。

3月13日 (火) 、暖かい一日になり、名古屋市の最高気温が20℃を越えたそうです。
豊田市も、名古屋市よりは少し低くかったものの、ポカポカ陽気の日になりました。
午後から、やつば池の近く、豊田市丸根町の田んぼの畦道へ、ツクシ摘みに出かけました。
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ちょっと遅い、今年はじめてのツクシ摘みです。
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トラクターが田んぼを耕していて、早くも田植え前の準備が進んでいました。
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犬の散歩で、犬が入ってこない場所のツクシを探します。
農道を歩きながらツクシを探して歩いていると、群生している場所が見つかりました。
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日当たりの良い場所なので、ツクシも太っています。
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ツクシの群生、まさに足の踏み場もない状態です。
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食用にするツクシは、長さは短くても、芽が出てあまり日にちが経っていない頭が固いものが美味しいです。
あまりたくさん採りすぎると、家に帰ってからツクシ料理のために、袴を剥きとる作業が大変ですが、すぐに袋がいっぱいになりました。
この日は夕食で採りたてのツクシを美味しくいただきました。

3月11日(日)、やつば池散歩道の河津桜(カワヅザクラ)が五分咲きになりました。
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ボランティアやつば池クラブの人たちで、2年前に植えた河津桜3本が順調に育っています。
3月1日のブログで、咲き始めた河津桜を紹介しましたが、あれから10日が経ち、花がたくさん開いてきていました。
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まだ樹高が2mまで届かない小さな木ですが、枝先まで花芽がついています。
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枝が上に伸びずに、横に広がって樹形を整えるようにと、麻ひもなどで枝先を引っ張っています。
数年後の成長した姿が楽しみです。

3月11日(日)、東日本大震災から7年が過ぎました。
あの日の恐ろしさを決して風化してはならない、復興へ追悼の一日です。

行楽日和になったこの日、豊田市平芝町の平芝公園の梅林は見頃のピークを迎えていました。
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ふつうの生活が出来ることの喜びを感じながら、梅の花が咲き誇る公園内を散策してきました。
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寒さで開花が遅れていた枝垂れ紅梅や白梅も咲き揃いました。
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ちょうど今が梅の花の見ごろのピークと思われます。
平日は高齢者が目立っていた公園内も、休日は若い人たちも多く来ていました。
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芝生の上で梅の花を見ながら、弁当を楽しむファミリーの姿も多くありました。
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公園内に豊田市長の名前が書かれた記念の梅の木もありました。
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梅まつりを実行されている豊田南ライオンズクラブの記念植樹をされたものです。
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散策路には右に左に枝垂れ梅が並んでいます。
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そんな中でも目立って綺麗な木にはカメラを向ける姿が後を絶ちません。
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公園内を見渡せるところからの景観です。
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平芝公園内には、37種・530本の梅が植えられています。

先週の休日のような出店はありませんでしたが、梅の花の美しさを楽しむ人たちで大賑わいの平芝公園でした。
ピークは過ぎても、遅咲きの品種の梅も植えられているので、まだしばらくは楽しめそうです。
特にイベントなどは計画されていませんが、平芝公園の梅まつりは3月18日(日)までとなっています。


豊田市内を通る旧飯田街道のルートで、明治時代の中頃、越戸村上井畑から矢作川を渡るために架けられた平戸橋を渡って、平井村古鼡(ふっそ)に入った街道の分岐点に立てられていたと思われる道標(みちしるべ)を見つけました。
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道標の立てられている場所は、扶桑町区民会館前です。
この場所は道路の分岐点ではないので、もう少し別の所に有ったものをここへ移してきたものと思われます。
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石柱に刻まれた文字は、「なこや」と「善光寺道」と読み取れます。
この道標で旧飯田街道の尾張名古屋と信州長野の善光寺へ向かう方向を教えています。
もう一面にも文字が刻まれています。
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「おかさき」と書かれていると思いますが、最初の文字が「お」ではありません。
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歴史を学んでいる友人から、この最初の文字は、変体仮名で「お」の文字を、漢字の「於」から変体した文字ということを教えてもらいました。
素直に「お」と書けばいいのに、こういった文字を使って書くのには、何か意味があったんでしょうか?
この道は、この先、坂を上って勘八山の南のすそ野を抜けて、豊田市力石町から続く中金町の旧飯田街道(現在の国道153号線)へつながって、足助方面に向かいます。


早春の季節の花壇は花が少なく寂しい感じがしますが、そんな中で元気に咲いているのがニホンスイセン(日本水仙)です。
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ニホンスイセン(日本水仙)の名前の由来は、古代中国では水辺を好んで育つ清らかな植物を「水の仙人」と呼んだということです。
この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。

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日本には、南宋の頃に修行僧が持ち帰ったとされていて、鎌倉時代に中国名の「水仙」をそのまま音読みにして「スイセン(水仙)」という名になりました。
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スイセン(水仙)を詠んだ松尾芭蕉の俳句です。
「其のにほひ 桃より白し 水仙花」 
「初雪や 水仙の葉の たはむまで」 
「水仙や 白き障子の とも映り」 

水仙とは別に、チューリップが芽を出していました。
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たくさん植えてあるので、咲き出すのが楽しみな、やつば池散歩道です。

豊田市東山町の高橋コミュニティセンター前にある加茂川公園の近くを流れる加茂川の堤防沿いに、豊田市の河津桜(カワヅザクラ)の名所があります。
加茂川堤防の河津桜は、川の美化活動の一環として地域住民の人たちが、東山橋と京ヶ峰橋の間の300mにおよそ80本の河津桜が植えられています。
下の写真は、一昨年(2016年)3月10日に撮影した加茂川堤防の河津桜です。
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この年は2月に暖かい日が多かったこともあって、平年より早くに見ごろになっていますが、今年は梅の開花も遅れたように寒い日が続いたので、河津桜の開花も遅れているようです。

どんな状態なのか、3月6日 (火) の午後に出かけてみました。
加茂川公園の駐車場に車を停めて、京ヶ峰橋の上から見た加茂川堤防の河津桜です。
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全体に見るとまだ咲いていないように見えますが、日当たりの良い右岸側はチラホラと咲き始めていました。
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枝先のつぼみが膨らみ、今にも開花しそうな状態です。
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けれども、加茂川公園の樹木で日陰になり、日当たりが良くない左岸側に植えられている河津桜は、まだつぼみが膨らみ始めた程度で、開花までにはもう少しの感じでした。
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膨らみ始めたつぼみが今にも開きそうです。
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あと10日から2週間後くらいが見ごろになりそうな予想です。

河津桜の発祥の地、静岡県の伊豆半島河津町の今年の河津桜の状態は、早くも満開を過ぎ、葉が見えだしてきているそうです。
一度は伊豆半島に出かけてみたいものですが、今年も豊田市の河津桜の加茂川堤防で楽しませてもらいます。

3月4日(日)、久しぶりに豊田市西山公園内のモデルガーデン「四季の花園」を訪ねました。
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3月に入り、寒さで縮んでいた春の花たちも、ポカポカ陽気で花の勢いが増してきたようです。
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四季の花園は、ボランティア「西山花クラブ」の皆さんが、傷んだ花ガラなどを切り取ったり、肥料を入れたりなどの世話をされているので、ビオラなどが花の数を増して、花壇が賑やかになってきました。
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ボーダー花壇の奥に植えられている背の高いストックの花も、ピンクや紫色の花がたくさん咲きだしました。
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ビオラの花の近くをよく見ると、数センチに伸びたチューリップの葉っぱがニョキニョキと出ていました。
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毎年この場所の花壇には、チューリップの花束をイメージした植え方がしてあり、1ヶ所におよそ50個の球根が植え付けられています。
これからの季節は春の花壇がますます元気を増して、チューリップが咲き出すのが楽しみです。

梅の開花が遅れていて心配していた豊田市平芝公園の第15回梅まつりが、昨日(3月3日)から始まりました。
まつり2日目の3月4日(日)は、曇り空の暖かい日になりました。
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 暖かい陽気に誘われるように、紅白の梅の花も咲き揃い、たくさんの人で賑わっていました。
平芝公園の梅は、早咲き品種から遅咲きの物まで、37種、530本が植えられているということです。
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この土・日曜日の2日間には、地元の自治会やライオンズクラブのみなさんにより、いろいろなイベントが企画されています。
そのメインがお汁粉1000名分の無料サービスです。
開始が午前10時からなので、私が到着した11時頃には、もう無くなってしまっていると思っていましたが、まだ長い列が出来ていました。
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列の最後尾にいた、祭り関係者の人の話では、まだ数人分は大丈夫ということなので、この列に並びました。
お汁粉を作る大鍋が温まるごとに、列がゆっくりと前へ進んで行きます。
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列に並ぶことおよそ15分で、お汁粉を受け取りました。
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ピンクのユニフォームの皆さんは大忙しです。
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手ぎわの良い動きで次々とお汁粉が渡されていきます。
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その舞台裏では、大鍋を洗う姿もありました。
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お汁粉、美味しくいただきました。ご苦労様です。
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公園内の広場には5~6件の出店もありました。
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矢作川漁協のアユの塩焼きです。
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特大で一匹400円とお値打ち価格でした。
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美味そうなアユが炭火で焼かれていました。
その他に、ダンゴやさんや、
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松平から来た、五平もち屋さんや、
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ジャンボフランク屋さんなどです。
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花よりだんごの公園内になっていました。
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明日の天気は雨模様の予報です。
幸いにも好天に恵まれた、平芝公園梅まつりのメインイベントの2日間でした。

3月3日(土)、長久手市のトヨタ博物館のイベントで「懐かしの昭和トラック三様」の走行披露が行なわれるということなので出かけてきました。
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すでに2月24日に1回目が行なわれていて、今日が第2回目になり、来週の土曜日(3月10日)にもう1回行われる予定になっています。
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会場はトヨタ博物館の P1駐車場を使用してイベントが行なわれました。

この日に走行するトラックは、1953年(昭和28年)のマツダ三輪トラックと、1959年(昭和34年)のトヨエース、そして1962年(昭和37年)のトヨタコロナピックアップの3台です。
午前11時15分、会場に登場した3台の車が並びました。
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トヨタ博物館の方の説明を聞きながら、まず1台目のマツダの三輪トラックが走ります。
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三輪トラックと言えば、1トン未満のクルマが多かった頃の事としては、珍しい2トン積みの三輪トラックです。
エンジンは空冷V型2気筒で、始動は足踏み式ではなく、スターターモーター付きでした。
なかなかエンジンがかからず、数回のスターターの音がして、やっとエンジンがかかった時には、観衆から拍手が起きました。
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クルマが曲がる時の方向指示器は、機械的に動作させる矢羽(やばね)式で、別名を腕木(うでぎ)式とも呼ばれたものです。
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ドライバーの方が麦わら帽子をかぶっての細かい演出で、さっそうと運転されました。
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空冷2気筒のエンジン音を響かせながら、自転車より遅いくらいのスピードで、駐車場を3周走ってくれました。
説明されてる方は、今日の一番の心配は、この三輪トラックのエンジンが無事にかかってくれるかどうか、ということだったと、会場に笑いを誘っていました。

次にトヨエースです。
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三輪小型トラックが全盛だった昭和29年から、トヨエースは実用性と低価格をモットーに発表され、一躍人気を呼び、「トラックの国民車」と呼ばれました。
このクルマの普及が、トラックが三輪から四輪に転換するきっかけとなりました。
ということです。
ドアを開けて、ドライバーが乗り込みました。
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水冷4気筒1000CCのエンジンがかかりました。
三輪トラックと比べて、安定したエンジンスタートでした。
三輪トラックと同じ方向指示器を出して走り出しました。
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ギアーチェンジに苦労されていて、加速する時のギアー鳴りの音が聞こえていましたが、エンジン音は軽快で、走りも快調でした。
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駐車場内を3周して、元の場所にバックで駐車しました。

最後にトヨペットコロナピックアップです。
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50年以上も前に製造された車とは思えないほどのピッカピカです。
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広くて、頑丈なスチールの荷台をもったコロナベースのピックアップトラック。
コロナラインは当初ライトバンのみだったが、60年のモデルチェンジによる2代目からは、このピックアップモデルが追加された。
自動車の用途が広がってきたことに対応したもので当時のカタログには「1台で数台分の働きをする最も実用的な商店の急行便」と謳われた。
と説明されています。
エンジンは水冷直列4気筒の1200CCです。
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クラクションを鳴らしながら快調に走ります。
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昭和のトラックの走行披露に集まった観衆はおよそ100人、それぞれ自慢の写真を撮ろうとカメラを向けていました。
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走行披露の後、車の位置を少し移動し間隔を広くして、車に近づいて見ることができました。
三輪トラックを覗き込む人の姿がありました。
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懐かしい運転席のバーハンドルです。
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博物館が所有されている車だけあって、綺麗に手入れされています。
次にトヨエースに近づきました。
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前側が開くドアです。
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シートは鉄の丸棒に薄い皮が張られただけです。その乗り心地はなんとなく想像できます。
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計器盤もスピード計だけのシンプルな物でした。
エンジンルームも見せてもらえました。
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この1000CCのエンジンで日本中の道路を走りまわり、たくさんの荷物を運んで活躍していたのです。

コロナピックアップは荷台が見えなければ、乗用車のコロナのようにも見えます。
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ベンチシートの運転席と計器盤周りです。
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エンジンルームも、車が好きな人にはたまらない景観です。
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ゆっくりと車も見せてもらうことができ、昭和の時代の懐かしさを感じながらのイベントでした。
次回は来週の3月10日(土)に第3回目が開催されますので、興味のある方はぜきお出かけください。
広い駐車場があるので、車で行っても停められると思います。



東海地方に春一番も吹いて、あたたかい日があったと思えば、また冷たい北風が吹いて寒い日になりました。
まさに三寒四温とはこの時期のことを言うのですね。
明日から梅まつりが始まる3月2日(金)の午後、豊田市平芝公園の梅の開花状況を見に行ってきました。
先週の土曜日からの一週間は、最高気温が15℃を超える日もあったりと急に暖かくなったこともあって、梅の開花が一気に進んでいました。
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早咲きの「ヤエカンコウ(八重寒紅)」が満開です。
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園内に入って行くと、枝垂れ紅梅も五分咲きくらいにまで咲いていました。
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ピンクの花が、青空からシャワーのように降り注いでいます。
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紅白の枝垂れ梅が植えられている公園内の散策道ですが、
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枝垂れ白梅は開花が遅れていて、もう少しの状態でした。
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白梅で、開花が遅れていた早咲き品種の「トウジウメ(冬至梅)」も満開です。
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枝先まで花が開いていました。
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近くに植えられている、早咲きの紅梅の「オオサカズキ(大盃)」も負けじと満開になっていました。
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紅白揃い咲きの梅を見ながらの散策は、会話も弾みます。
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金曜日の午後なので人出は少なかく静かな散策路です。
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まさに見頃の梅の花です。
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紅梅の品種の中でもひときわ紅の濃い花が咲いていました。
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名札には「カゴシマベニ(鹿児島紅)」と書かれていました。
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これだけ咲けば、公園内には梅の香りがただよっていると思いますが、この日は風が強くて香りも風に流されてしまっています。
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明日の3月3日(土)から第15回平芝公園の梅まつりが18日(日)まで開催されます。
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梅の開花が遅れていたので祭りまでに開花が進むか心配でしたが、綺麗に咲いた梅が楽しめそうです。
明日と明後日の2日間は、平芝公園の梅まつりでお汁粉の無料サービスがあります。
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ポスターには10時からになっていますが、3日のみ10時30分からに時間が変わったようです。
2日間とも良い天気に恵まれそうなので、お汁粉サービスには長い列が出来ると思いますが、梅を見ながらのお汁粉は格別ですよ。
ぜひお出かけください。

3月に入りました。
2月28日から3月1日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海北部 に進みました。
その影響で雨が降り、強い風も吹き荒れ、名古屋地方気象台は、昨日の2月28日に東海地方で春一番が観測されたと発表されました。
朝の冷え込みは緩み、暖房を忘れるくらいの暖かい日になりました。
その日の午後から、やつば池に出かけて、散歩道に植えられているカワヅザクラ(河津桜)を見に行くと、小さな木の枝先にたくさんのつぼみが着いていて、膨らみ始め数輪の花が咲いていました。
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この河津桜は、やつば池クラブの人たちが2年前の平成28年3月、やつば池周回路開通5周年記念に植えた3本の苗木です。
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まだ背丈が2mに足りない低木ですが、元気に育っています。
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雨が降って、水をたっぷりもらったので、これから一気につぼみが膨らみそうです。
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ピンク色の花が春を呼んでいるようです。
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1年ごとに大きく育っていく河津桜の苗木の成長を、楽しみに見守っていきたいです。
満開になったら、また紹介したいと思っています。

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