やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2018年04月

4月29日(日)昭和の日、富山県砺波市の砺波チューリップ公園で開催されている「となみチューリップフェア 2018」に出かけてきました。
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豊田市からは車で、東海環状自動車道の豊田勘八ICから東海北陸自動車道経由で北陸自動車道の砺波ICまで、距離にしておよそ220キロ、所要時間は順調に走っておよそ3時間かかります。
この日は、ひるがの高原SA付近で工事による車線規制があり、およそ8キロの渋滞で、暫くはノロノロ運転になってしまいました。

となみチューリップフェアは、砺波市と砺波市花と緑と文化の財団と砺波市観光協会が主催して、毎年開催される富山県のチューリップの祭典です。
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まつりの歴史は、昭和27年(1952年)に砺波市誕生祝賀の意味を込めて「チューリップフェア」と称してチューリップの鑑賞会を催したのが始まりだそうです。
現在では、会場の広さは東京ドーム約3個分の敷地面積で、そのうち花壇は7,000m2、チューリップの品種は700品種を数え、およそ300万本のチューリップが会場内を彩ります。
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爽やかな風の中、青空と色鮮やかな花々に囲まれた別天地、となみチューリップフェア。
国内最大級のチューリップが色あざやかに咲き誇ります。
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富山生まれの品種は清楚で、日本人好みの花が並びます。
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この他に、毎年たくさんの品種が発表されています。
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オランダ生まれの品種など、ここ10年間で1500品種が登録されているようです。

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これがチューリップの花?と、驚きのものもありました。
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会場には、チューリップで描かれた迫力の地上絵や、
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砺波発案のひょうたん池に浮かぶ珍しい水上花壇、愛のパワースポット花壇など、楽しくて見ごたえのある演出がいっぱいです。
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長い列が出来ていたのは「花の大谷」です。
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立山にある雪の大谷をイメージして、白いチューリップの大谷が出来ていました。
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入口で長い列が出来ている原因は、入り口で係員がサービスで一組ずつ立ち止まって記念写真を撮ってくれていたためでした。
今年の見どころの一つ、花の大谷の出口に造られた立山連峰の豊富な雪解け水を表現した「流れる滝」です。
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砺波チューリップ公園内は、ファミリーはもちろん、カップルでも友人同士でも、みんなで楽しめるチューリップフェアを作り出しています。
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全国各地から観光客が集まる人気の理由が分かりました。
中国や韓国からなど、外国人の観光客の多さも目立ちました。

チューリップの花だけでなく、5連水車とチューリップの共演もあります。
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混雑はしていましたが、ちょうどチューリップの開花状況が100%という最高の時期に見ることが出来ました。
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豊田市からは遠い所なので見に行くのはなかなか出来ませんが、ぜひ一度は見に行かれることをお勧めしたいチューリップの祭典です。

豊田市藤岡地区にある溜め池の「大沢池」を紹介します。
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やつば池と同じ農業用の溜め池ですが、大沢川を堰き止めて水を溜めているダム湖のような溜め池です
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この池を知ったのは、藤岡地区の藤まつりのパンフレットに書かれていた藤棚の案内でした。
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藤岡観光協会が5ヶ所紹介している中の一つに下川口の大沢池がありました。
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その場所は、御作町の「ふじの回廊」から近くにあります。
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細い林道をおよそ1.8キロ進むと、駐車場が見えてきました。
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この先100mに大沢池と書かれた案内板がありました。
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矢印の方に進んで行くと、新緑の木立の隙間から池が見えてきました。
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池の上にはステージが造られていて、周辺のマップが書かれた説明板がありました。
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豊田加茂農林水産事務所というところが立てた案内板です。
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ステージから見た大沢池の全景です。
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林道を進んで池の先まで行ってみました。
屋根のある休憩場の東屋(あずまや)や木製の散策路(ウッドデッキ)がありました。
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池の水は綺麗で、大きな緋鯉が十数匹放流されていて優雅に泳いでいます。
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残念だったのは、木製の散策路が施設破損のため「立入禁止」になっていました。
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この散策路に藤棚があるようでしたが、今回は見られませんでした。
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秋には大沢池周辺のモミジの紅葉がきれいでライトアップもされるということです。
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ただし、県道11号線側からは細い林道になっているので、車での通行が制限されています。
それだけに自然豊かな静かな場所になっていると思います。


先回4月6日に紹介した豊田市西山公園の花時計に植えられたリビングストンデージーを、あれから20日経過した4月26日(木)に見に行ってきました。 
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満開までもう少しといった状態でしたが、観賞するには十分綺麗な状態になっていました。
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つぼみが次々に顔を出してきています。
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中央の人形も、綺麗な花を見ながらうれしそうな表情で回っています。
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花がいっぱいで緑の葉が見えないくらいになるにはあと少しかかりそうです。
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ゴールデンウイークの後半ごろには満開の花時計が見られると思います。
このリビングストンデージーという花は、初夏にかけていっぱい花が咲きますが、暑さには弱くて、6月頃には花が咲かなくなって種を残して枯れてしまいます。

ゴールデンウイークも間近になりました。
4月26日(木)の午後、明後日の28日(土)から始まる「とよたガーデニングフェスタ」の会場になる豊田スタジアムへ出かけてきました。
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この日はコンテナガーデンコンテストの参加者による作品の搬入が行なわれていました。
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花や緑で飾るコンテナガーデンコンテストは壁掛け式のハンギングバスケット部門や寄せ植え部門などがあり、今年は82点の作品がエントリーされているそうです。
ハンギングバスケットは、すでに午前中から来て作品の搬入と飾り付けが終わったものが多く、ずらりと力作が並んでいます。
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近づいて作品を見比べている参加者などの姿がありました。
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寄せ植え部門の作品を前にして、明日の審査に備えて入念な仕上げ作業が行なわれています。
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個性あふれる作品が並ぶ、寄せ植え部門です。
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寄せ植えされた花や緑が、ウクレレやピアノと一緒にハーモニーを奏でています。
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「天空の城」というタイトルそのままに、空に浮かぶ宮殿を緑や花で飾られた作品もありました。
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ガーデニングフェスタ前日の明日(4/27)、コンテスト作品の審査が行なわれるということです。
はたして、どの作品がグランプリに輝くのか楽しみです。
とよたガーデニングフェスタ2018は4月28日(土)から30日(月)までの3日間、豊田スタジアムの西イベント広場などで開催されます。


愛知県で藤まつりといえば、津島市天王川公園を会場にして開催される「尾張津島藤まつり」が有名です。
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藤まつりは4月27日(金)から5月6日(日)までとなっていますが、津島市観光協会のホームページで開花状況を確認すると、例年に比べ藤の開花が早まり、すでに見頃になっているということでした。

4月25日(水)、津島市観光協会では、この日から警備員を配置した臨時駐車場を設置しますということでしたので、雨上がりで青空が見え出した10時ごろに豊田市を出発し、藤まつり会場の津島市に向かいました。
藤まつり会場の天王川公園へ行く前に、まずは津島神社を参拝することにして、神社の駐車場に車を停めました。
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津島神社の南門から境内へ進みます。
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藤まつりの幟が立てられています。
津島神社は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を主祭神とし、大穴牟遅命(大国主)を相殿に祀る神社です。
下の写真の左から拝殿・楼門・大鳥居です。
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当社(やしろ)は東海地方を中心に全国に約3千社ある津島神社(津島社)・天王社の総本社であり、その信仰を津島信仰といいます。

津島神社を参拝をした後、神社から歩いて藤まつりが行なわれている天王川公園へ向かいました。
公園の駐車場はほぼ満車状態で、藤まつりのための臨時駐車場にも車が次々と入ってきます。
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ちなみに、この日の駐車場は有料で800円でした。
天王川公園の案内図です。
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天王川の藤棚に到着しました。
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天王川公園の藤棚の説明板がありました。
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案内板には・・・
この壮大なスケールを誇る天王川公園の藤棚は、津島市が昭和49年4月に市の花「フジ」に制定されたのに伴い、かつての「藤浪の里」といわれた津島の藤の名所を蘇らせるため、昭和53年度より藤棚を整備したものです。(以下略)
と、書かれています。
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また、いただいたパンフレットによると・・・
天王川公園の藤棚は、棚面積が5,034㎡、長さは275m、幅が12∼30mということで「たたみ3,200畳敷きの広さ」という藤棚です。
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藤の花の種類は主に九尺藤で、白野田藤・紫加比丹藤など12種類、114本が植えられています。
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房の長さが1mほどにもなる九尺藤です。
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この他に、紫加比丹藤や・・・
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九尺藤より少し短い、六尺藤
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白い色の花が咲く、白野田藤
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文字どおり薄い紅色の花の、薄紅藤
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そして、八重黒龍藤は、花房がブドウのように見えました。
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いろいろな藤の種類がある中で、藤棚の全体を飾るのはやはり「九尺藤」でした。
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藤を見ながら優雅にと、お抹茶の席もありました。
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お菓子付きで一服500円でした。
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雨上がりで爽やかな風が吹く中で、天王川公園の藤まつりを堪能し、藤の花のもつ素晴らしさを身体いっぱいに感じてきました。



4月23日(月)、刈谷ハイウェイオアシスに隣接する岩ヶ池公園にあるふじ棚が見頃になっています。
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このふじ棚は「フジプロムナード」と名付けられています。
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公園内の遊園地の横の散歩道に一直線、白色や紫色のフジが植えられています。
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ゴールデンウイークには岩ヶ池公園春まつりが計画されていて、4月29日 (日) に、この場所で「お茶会」が開催されるようです。
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それほど遠い所ではないので出かけたいけれど、問題は駐車場の混雑です。
ゴールデンウイークではなくても、土・日曜日の休日はいつも満車状態で渋滞しているようです。
それだけ人気のある刈谷ハイウェイオアシスの岩ヶ池公園です。

この日の遊園地のゴーカート乗り場に、変な鯉のぼり(?)が泳いでいました。
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こんな姿をしています。
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イルカのようにも見えますが、何の動物なんでしょうか?

4月22日(日)、豊田市西中山町にある全トヨタ労連の研修センター「つどいの丘」の名物ともいえるキリシマツツジが、今ちょうど見ごろになっているという情報なので、今年も出かけてきました。
情報の通り、駐車場壁面のキリシマツツジが見事に咲き誇っていました。
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その美しさに、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
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綺麗な写真が撮れそうです。
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離れて見ても綺麗ですが、ついつい近づいて見たくもなります。
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近づいて壁を見上げると、こんな感じです。
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青空にツツジが鮮やかです。
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キリシマツツジの花は、駐車場だけでなく、施設の奥に行く道の壁にも続いています。
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つどいの丘の敷地内には、およそ1万本のキリシマツツジが植えられているということです。

例年なら、ゴールデンウイークまでは綺麗な状態が見られますが、今年は少し早く見ごろになったようなので、一週間後のゴールデンウイークにはピークが過ぎてしまいそうです。

豊田市藤岡地区のふじの花を楽しむ場所は「ふじの回廊」の他に、藤岡観光協会が地域と協力して植栽している場所があります。
その一つが豊田市藤岡飯野町大川ヶ原にある「藤岡ふれあいの館」です。
4月20日 (金) に、御作町の「ふじの回廊」を見た後に立ち寄ってみました。
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広い駐車場のある施設です。
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およそ100mのふじ棚が施設の周囲を囲うように植えられています。
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ふじ棚は八分咲き程度で綺麗ですが、駐車場の横にある自然の山ふじも綺麗でした。
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高さが10mを越えそうな樹の枝にふじが巻き付いて伸びて咲いています。
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自然のふじの花の美しさです。
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たくさんの花房が垂れ下がっています。
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これが人が手を加えていない、自然の山ふじの花です。

群馬県藤岡市藤岡という所に名前がよく似た観光名所の「ふじふれあい館」がありますので、豊田市の「藤岡ふれあいの館」と間違えないよう、ネットで検索する時には注意をしてください。

4月20日(金)の、豊田市藤岡地区、御作町の「ふじの回廊」です。
藤岡地区の花でもある「藤(ふじ)」をテーマにした散策路です。
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見頃までにもう少しで、咲き始めの状態でした。
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ふじの回廊の案内図です。
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駐車場から最初の藤棚は九尺藤です。
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一番よく咲いているところでこんな状態でした。
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満開になると花房が1メートルほどになります。
まだまだ今から先の方に次々と花が咲いていきます。

その先の回廊の藤棚の紫三尺です。
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九尺藤よりは咲き進んでいて、鮮やかな色になっています。
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それでも見頃までには、もう少しの状態でした。
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さらに、回廊のその先に植えられている八重黒龍です。
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花が大きくて房の短いこの品種は満開に近い状態でした。
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紫色が新緑の中できれいです。
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今回は行きませんでしたが、この先の回廊の一番奥にあるシロバナ藤の棚は、まだこれから咲き始めるということです。
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豊田市藤岡地区の藤まつりはゴールデンウイーク後半の5月3日から6日までおこなわれます。



豊田市足助地区の新盛町には、平成23年にオープンした「豊田市里山くらし体験館 すげの里」という、気軽に里山くらしの体験ができる豊田市の施設があります。

この「すげの里」周辺で4月29日 (日) に八重桜をめでながら歩こうという「八重桜ウォーク ㏌ すげの里」というイベントが行なわれるという情報がありました。

今年は桜の花が咲くのが例年よりも10日前後も早くなっているので、もしかしたら今頃が見ごろじゃないかと思い、4月20日 (金) に出かけてみました。
予想したとおり、すげの里の八重桜は満開の見頃になっていました。
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すげの里へは、豊田市街地から国道153号線で足助を越え、足助からおよそ6キロほど稲武方面に進み、新盛の三叉路で県道19号線を小渡町方面に向かいます。
新盛の三叉路からおよそ700mの所にこの案内標識があります。
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ここから八重桜の並木道が続きます。
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それほど広くない道路ですが、対向車とはすれ違うことが出来る道路幅です。
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およそ600mで豊田市里山くらし体験館「すげの里」の入り口に到着します。
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すげの里の建物の全景です。
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「すげの里」の名称は一般公募で決まったものです。
その名前の由来は、むかしこの集落は明治の半ばまで「菅田和村(すげだわむら))」という村でした。
そして、ススキに似た植物でカヤツリソウ科の「菅(スゲ)」が、この辺りに群生しているということでこの名が付けられました。
八重桜の並木道はこの先まで続き、総延長がおよそ1キロになり、その間におよそ400本が植えられているそうです。
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植えてからまだそれほどの年月が経っていないので木はまだ細目で若くて元気いっぱいです。
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枝先までふっくらとした花が咲いています。
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来たる4月29日のウォークイベントまで、綺麗な八重桜の花びらが残ってくれていることを願いながら、すげの里を後にしました。


豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は、豊田市連谷町を流れる段戸川に架かる「旧郡界橋」です。
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国道153号線を足助から飯田方面へ向かい、伊勢神トンネルを越えると、道路は段戸川の谷間に切れ込むようにUターンします。
この段戸川に架けられ、大型車などが次々と走り抜ける国道153号線の現在の郡界橋の上から見た、コンクリートアーチ橋の旧郡界橋の景観です。
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大正6年(1917年)に造られたという古い歴史をもつこの橋は、愛知県内では最古のコンクリートアーチ橋です。
奥三河の清流・段戸川に架かるこの橋は、旧東加茂郡と北設楽郡の境界にあったことから、郡界橋と名づけられました。
ちなみに現在では、この地は豊田市内になっているので、郡の境界ではなくなっています。

旧郡界橋の通路面は、雑草が生えてはいますが、人が歩けそうな感じです。
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でも、橋の両側には豊田市の看板があり「危険なため通行止」と表示されていました。
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アユ釣りのシーズンになると段戸川には釣り人が河原に降りる場所が有るようですが、周囲を見渡したところ、近くにそんな場所は見当たらないので、安全を考慮して河原には降りずに橋の上流側からの道路から景観を見るだけにしました。
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人も車も通れなくなってしまった橋ですが、このすばらしい景観は後世に残しておきたい豊田市の歴史遺産です。

豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は稲武の街の入り口にあたる豊田市御所貝津町の黒田川に架かる「真弓橋」です。
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国道153号線から分かれて稲武市街へ向かう旧道からちょっと横道に反れたところに、ひっそりとコンクリートアーチ橋が架けられています。
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およそ100年前の、大正8年(1919年)に竣工した飯田街道が通っていた橋です。

コンクリートアーチ橋の真弓橋は、今は車は通れませんが、橋の上に板が並べられていて、人が歩いて渡ることが出来る様になっています。
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橋を渡って向こう岸から見た真弓橋です。
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完成した時の橋の幅は、車が通れるくらいの幅があったと思われますが、現在は歩道橋(?)として現役です。
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少し離れた場所から見た橋の景観です。
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目立たない場所にひっそりとたたずむ大正時代の歴史遺産です。

4月15日 (日) 、昨夜には前線の通過に伴う風が強く吹き、雨が激しく降りましたが、その雨も上がり天気が回復してきました。
桜の時期も終わり、今は新緑が爽やかな「やつば池散歩道」です。
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散歩道にある2本のソメイヨシノ桜はすっかり葉桜になりました。
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半月前、3月末の頃のやつば池散歩道の満開のソメイヨシノ桜です。
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そして、花壇のチューリップも花盛りでした。
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それから半月後、季節の変化は早いもので、チューリップもご覧の状態です。
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チューリップに変わって、今が見ごろの花が咲いています。
うす紫の花はミヤコワスレです。
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ミヤコワスレは、本州、四国、九州の山地に自生するミヤマヨメナの園芸品種につけられた和名です。ミヤマヨメナは淡青色ですが、江戸時代から改良されてきたミヤコワスレには淡青色だけでなく、青やピンク、白があり、4月から6月にかけて花を咲かせます。
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うすいピンクもありました。
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ワスレナグサ(忘れな草)は見頃も終わりに近づいています。
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ワスレナグサに替わって、フクロナデシコが咲き出していました。
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春の季節の花の変化を楽しみながら、
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雨上がりで、木々の新緑が爽やかな、やつば池の散歩道です。

知多郡東浦町の於大(おだい)公園一帯で、一週間後の4月21日 (土) に「第25回 於大まつり」が行なわれます。
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於大まつりは、東浦町を代表する春まつりとして平成6年度から開催されています。
徳川家康の生母「於大の方」が生まれ育った地であることから、八重桜が満開の時期に合わせるように、4月第3土曜日に、於大姫と20名の侍女や鎧を着た武将が100人以上で、於大公園近くを流れる明徳寺川の堤防道路の於大のみちから乾坤院(けんこんいん)まで約2キロを華やかに行列します。
また於大公園内では、ステージイベントを始め、出展が行われており、春の一大イベントとなっています。
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ところが、今年は八重桜の開花が10日近く早くなり、祭り一週間前には、すでに満開を過ぎて散り始めているという東浦町からの情報でした。
於大まつりまであと一週間の4月14日 (土) 、於大公園に出かけてきました。
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公園内の散策路に植えられているたくさんの八重桜からは花びらが風に散り始めていました。
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それでも、まだまだ綺麗な状態で桜が楽しめます。
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やや強い風で花びらが散って、散策路に集まっています。
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きれいなピンクの模様が出来ていました。
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於大公園から明徳寺川の方に行ってみました。
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桜の種類によって多少違いますが、まだ綺麗な状態の八重桜が十分に楽しめる状態です。
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明徳寺川の於大の道には、於大まつりの幟がたくさん並んでいました。
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それでも、祭り本番までまだ一週間ありますので、花が散ってしまわないか心配です。
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この日は、夜に前線の通過で強い雨風が吹いているので、さらに桜が散ってしまいそうです。

豊田市郷土資料館では、平安時代中期の十世紀末に造られたとされる、豊田市指定文化財の「木造千手観音立像」が、4月10日 (火) から4月22日 (日) までの短い期間限定で特別公開されています。(※月曜は休館日)
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豊田市郷土資料館の外壁に掲示された企画展の案内看板です。
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入場無料で貴重な千手観音立像(せんじゅかんのんりゅうぞう)を見ることが出来ます。

この観音立像は豊田市猿投町の猿投神社にある山中観音堂の本尊秘仏として安置されていたものですが、傷みや汚れが目立っていたため、2年前の平成28年(2016年)から修復していたものです。
山中観音堂の木造千手観音立像は、高さ1. 675mと大人の背丈と同じくらいの大きさです。
郷土資料館の展示室では、観音像はガラスケースの中に収められての公開展示です。
撮影禁止になっていますので個人での撮影は出来ません。
下の写真は、新聞社提供の写真をコピーしたものです。
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2年間かけて解体・修復を終えた観音像は、柔らかい表情をたたえています。
修復費用は市からの補助も含めて約440万円だったそうです。

下の写真3枚は、修復前の山中観音堂の木造千手観音立像です。
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以前は目や口に色が付けられていましたが、汚れとともに落として本来の姿に戻したそうです。
千手観音の手は胸の前で合掌し、腹部のやや下では鉢を持っています。
左右に備える各19本の手は正しい配列に付け直され、扇のように大きく広がっています。
それぞれの手には利益や功徳を表す数珠や鏡、斧などを持っています。
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千手観音は「千の手と千の目(手のひらにに目がある)」を持つことから、千手千眼観世音菩薩とも言います。
千には無限という意味があり、無限の力と多様な徳で多くの人を救う仏だと考えられています。
人々に悟りの法を説く「如来(にょらい)」に対し、観音は人々に現世利益の救済を施す存在で、日本では奈良時代からこの信仰が盛んになりました。
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千手といっても実際に千本の手を持つものではなく、合掌する2本の手の他に40の手を加えた42手で造られてことが一般的な千手観音です。
仏教では、40本の手はそれぞれ三界二十五有(すべての世界を25種類に分ける考え)を救うとされてることから40✕25=1000となり、その手には様々な法力や徳を示す持物(仏像が手にしているもの)を持っています。

特別公開を終わると、観音像は猿投神社の山中観音堂に戻り、市民の目に触れる機会は無くなるそうです。
山中観音堂は、猿投神社に鬼門除けの寺として平安時代に創建された御堂です。
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神社境内の外に立てられていた故なのか、明治維新の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)でも取り壊されず現在に至っています。
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修復される前の木造千手観音立像は、このお堂の中に安置されていました。

豊田市の文化財課の方の話では、次回の公開予定は無いそうなので、ぜひこの機会を逃がさないで見てほしいということです。

4月も中旬に入りました。
春の山菜が美味しい時期、特に掘りたてのタケノコ(筍)は最高です。
豊田市内の友人から、「タケノコがとれるから掘りにおいでん!」との嬉しいお誘いがあったので、さっそく出かけました。
太い孟宗竹(もうそうだけ)の竹やぶです。
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足でさぐりながら、タケノコの頭が出ている場所を探します。
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あまり地面から伸びていない方が柔らかくて美味しいということです。
良い形のタケノコが見つかりました。
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専用の道具は無いので、スコップで土の深い所を目掛けて掘り出します。
2つ並んでいるのを見つけました。
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次々にタケノコが見つかり、30分ほどで大小合わせて20個ほど収穫できました。
ぷっくりとした美味しそうなタケノコです。
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早く茹でれば、灰汁(あく)抜きはしなくても良いということなので、帰ってすぐに大きな鍋で茹でました。
沢山収穫できたので、お隣さんにもお裾分けが出来ました。
この日の夕食の食卓にはタケノコ料理が並び、美味しくいただきました。

豊田市古瀬間町の御嶽神社には、4月上旬から中旬にかけて、ミツバツツジの紅紫色の花が山の斜面いっぱいに咲き誇ります。
平成30年(2018年)4月10日 (火) の開花状況です。
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この群生地は神社を管理されている方が、十数年前に周囲の赤松などの高い樹木を伐採して御嶽神社内で弘法大師の新四国八十八カ所参りが出来る様に整備されたことで、この地に自生していたミツバツツジが成長して見事な花をさかせるようになったという話を聞きました。
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御嶽山信仰の多くの石碑が並ぶ中に紅紫色のツツジが所狭しと咲いていて見事な景観になっています。
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この御嶽神社の場所は、豊田市鞍ヶ池公園の南側の古瀬間町の北の端にあります。
豊田市街地から、県道343号線で鞍ヶ池公園を抜け、矢並町の信号の無い交差点で右折して、市道を古瀬間町に向かい進んで行くと、東海環状自動車道の高架の下をくぐったあたりの右側に表示板があります。
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「鞍ヶ池公園へは行けません」と書かれていますが、ここで右折して展望台の駐車場に向かう坂を登って行きます。
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しばらく進むと、御嶽神社の鳥居が見えてきます。
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駐車場はこの鳥居の近くの場所と、
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少し先の鞍ヶ池公園の駐車場があります。
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上の駐車場からの古瀬間御嶽神社への入り口です。
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斜面の上からの景観です。
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ピンクの雲海を見ているようです。
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こんなに綺麗なのに、あまり知られていない場所なので、人も少なく静かな散策が出来ます。
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今年は平年よりも開花は早かったので、すでに見頃のピークを過ぎてしまっていました。
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また、来年は少し早めに出かけてみようと思っています。
斜面で足元が滑りやすいので、滑りにくい、歩きやすい靴がおすすめです。

豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は「旧ウルシゼ橋」です。
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大正7年(1918年)に竣工の鉄筋コンクリートアーチ橋で、橋の長さは28m、幅が約3mということです。
この橋の名前は地名から付けられたもので、豊田市川手町字ウルシゼにあります。

稲武町で国道153号線と交差する国道257線を恵那方向に走り、川手トンネルを越えるとすぐ右側にコンクリートアーチ橋の旧ウルシゼ橋が見えてきました。
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アーチ橋の向こうのクリーム色の橋が現在のウルシゼ橋です。
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川手トンネルが開通して、国道257号線のウルシゼバイパスが出来る以前の平成18年(2006年)11月までは、現在のウルシゼ橋を国道が通っていました。
下流側から見た旧ウルシゼ橋です。
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橋の下を流れる川は名倉川で、この先矢作川に合流します。
旧ウルシゼ橋は通行できないので、となりの新しいウルシゼ橋を渡って、向こう岸へ行ってみました。
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橋の手前には重量制限の交通表示板あるので、少し前までは2トンまでの車の通行が出来たようです。

名倉川の右岸の河原まで橋の下へ降りて行けるようになっていました。
橋の下から見た旧ウルシゼ橋です。
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河原には細かい砂が堆積していて歩きやすくなっていました。
橋の下から見上げると、このアーチは、中央が両端部分より少し狭くなっています。
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今なお壊れずに残っているコンクリートアーチ橋の強度は、大正時代の土木建設技術の高さがうかがえます。
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橋の下をくぐって上流側から見た景観は、綺麗で優美な姿のアーチ橋です。

大正時代に造られたコンクリートアーチ橋は、人や車が通る橋本来の役目は安全を考慮して出来なくなってしまったようですが、貴重な歴史遺産として、末永く保存してこの素晴らしい景観を残してほしいものだと願っています。





豊田市西山公園の四季の花園では、アプローチ花壇への入り口にあるアーチ型のフェンスに伸びている蔓(つる)性の植物に白い花がギッシリと咲いていました。
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この花の名前が分からなかったので、四季の花園の花の手入れ等を担当されている「西山花クラブ」の人に教えてもらいました。
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花の名前は「クレマチス  アーマンディ」というそうです。
生育力が旺盛で、つるがどんどん伸びてフェンスが重そうです。
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NHKの趣味の園芸の説明を見ると、中国原産の原種。常緑性で生育が旺盛なので、アーチやフェンスに絡ませて楽しむとよい。3月から4月の間、節々に数個ずつ、甘い香りのする花を咲かせます。
と書かれていました。

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白い花に顔を近づけると、良い香りがしました。
挿し木で増やすことが出来るそうです。
近いうちに西山公園に行かれたら、このクレマチスアーマンディの咲いて場所で香りを楽しんでみてください。
春咲きの花なので、夏以降は緑の葉を楽しむ植物です。

先日、豊田市稲武地区の大野瀬町のコンクリートアーチ橋を見に行った後、いなぶ観光のパンフレットに載っていた押川大滝へ行ってきました。
押川大滝は、豊田市稲武地区の景勝地のひとつで、稲武町の国道が交差する交差点で国道153号から国道257号線で恵那方面へ向かいます。
途中、川手町のメロディートンネルで「どんぐりころころ」の路面のタイヤから聴こえるメロディーを楽しみながら進んで行き、豊田市押山町と川手町の境を流れる名倉川が矢作川と合流する少し手前の場所にあります。
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滝の名前は、押山町の「押」と川手町の「川」のそれぞれ一文字を合わせて名付けられました。
チョットややこしいですが、押山町にある押川大滝で、流れる川は名倉川です。
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滝つぼのまわりには大きな石の河原が広がり、豪快な水音とダイナミックな景観を楽しめます。
この滝つぼの上には国道257号線の「滝見橋」という名前の大きな橋が架かっていて、その歩道から押川大滝の景色を一望することができます。
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瀧見橋から見た押川大滝です。
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名倉川の全水量が、落差が約8mを勢いよく流れ落ちる雄大な滝です。

橋の北側から橋の下へ降りられる階段があり、橋の下には歩道があるので、橋の上からや下からの多彩な角度から押川大滝を眺められます。
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階段を降りて橋の下へ来ました。
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滝つぼの高さから押川大滝を見られます。
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滝つぼが広いので滝に近づくことはできません。
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大きな岩の間を流れる名倉川の清流です。
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橋の下での景観を楽しんで、再び橋の上に上がってきました。
赤い橋は、名倉川が矢作川と合流(出会う)場所の矢作川に架かる「出会大橋」です。
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滝とは別に、桜が満開で綺麗な景観が楽しめました。

稲武から上矢作町に入る手前にある滝見橋を渡らずに、右側にある駐車場に車を止めると、歩いてすぐに河原にたどり着き、滝つぼのすぐ近くまで行くこともできます。
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滝を真上から見ることが出来る場所があるようですが、高所恐怖症なので行きませんでした。
スリルを味わい人は、足元に十分注意して行ってみてください。

豊田市西山公園のモデルガーデン、四季の花園には春の花盛りです。
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この時期、あちらこちらの花畑でチューリップが見ごろを迎えていますが、四季の花園の通路横のボーダー花壇には、あまり見かけない珍しい種類のチューリップが咲き出しています。
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この花壇を管理しているボランティア「西山花クラブ」の皆さんが、チューリップのカタログから球根を選んで植えているものです。
まだ咲き始めたところですが、花の形が珍しいものや、
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あまり見かけない花の色のものなどがあります。
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咲き揃ったら、どんな色や形の花になるのか楽しみです。
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咲き揃うまでもう少しです。
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こちらの花は、白い花が淡いムラサキに変化しているようです。
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まるでチューリップの花束のように、たくさんの球根を集中して植えてあります。

ボーダー花壇からアーチをくぐって進むアプローチ花壇にもチューリップがありました。
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さすがモデルガーデンということで、色のバランスもよく考えられています。
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明るい色合いと、シックな色合いが対照的に植えられています。
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来週までがチューリップの見頃のようです。
ちょっと珍しいチューリップを観賞しに、西山公園の四季の花園に出かけてみてはいかがですか。

4月6日(金)、午後からは天気が下り坂ということなので、午前中に豊田市西山公園へ出かけてきました。

公園のシンボルの花時計は、冬の間に彩っていたハボタンから春の花に模様替えがされていました。
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一面に植えられている花の苗はリビングストンデージーです。
まだ苗が植えられたところなので見頃になるのはこれからです。
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人形の周りの黄色い花は、昨年の秋の終り頃にハボタンと一緒に植えたビオラです。
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ビオラは、もうしばらくは楽しめる花なので、リビングストンデージーとの共演が待ち遠しいです。
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リビングストンデージーは成長すると、ピンクや白や黄色などカラフルな花が花壇いっぱいに広がって咲き誇ります。
4月6日の花時計の全景です。
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今はこんな感じの花時計で、ちょっと寂しいですが、あと半月もすると昨年と同じように見事な花時計に変身することでしょう。
下の写真はリビングストンデージーが咲き誇る昨年5月初めの頃の花時計です。
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今年もリビングストンデージーの満開に時期を楽しみに、また時々見に行こうと思っています。

4月5日(木)、午後からは曇り空になり、爽やかな風が吹く過ごしやすい日になりました。
昨日の中日新聞の地域版に、岡崎市奥殿町の奥殿陣屋で約2万本のチューリップが見頃を迎えているという記事があったので、午後からチューリップ観賞に出かけてきました。
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赤・白・黄色など6色の花が約7百平方メートル(テニスコート約3面)の敷地をじゅうたんのように鮮やかに彩っています。
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チューリップ畑では、畑の横に腰を下ろして、のんびりと花の景色を楽しむ姿や、
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花の間に身体を埋めて写真を撮ったり、
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スマホ片手に、子供の写真を撮っているお母さんの姿など、
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チューリップの花を見に来ている人たちの笑顔がいっぱいです。DSCN2446

チューリップの植え方には、一つの色がギッシリと並んでいる所や、
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カラフルに色が散りばめられているところがありました。
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奥殿陣屋職員の方の話では、今年は例年より10日以上も早く開花したので、4月10日ごろまでは楽しめそうということです。
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のんびりしていると、チューリップの花が終わってしまいそうですので、見に行こうと思っている方は早めに出かけた方が良いですよ。

4月4日(水)、豊田市稲武町にある豊田市の名木のシダレザクラです。
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このシダレザクラは、稲武町の瑞龍寺の裏の国道を挟んだ斜面の墓地にありました。
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大きな馬頭観音が目印です。
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馬頭観音の横の階段を登って行くと桜の幹の根元があり、そこに表示板が立っています。
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真新しい表示板に、豊田市名木指定第274号で樹齢(推定)100年以上と書かれています。
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すらりと伸びた幹の上に大きく広がる枝垂れの花が青空に映えて綺麗です。
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豊田市稲武町の枝垂れ桜といえば、瑞龍寺の枝垂れ桜を見て帰ってしまう観光客が多いと思いますが、そのお寺の裏にも、こんなに綺麗な枝垂れ桜がありますので、ぜひ一緒に見てほしいと思います。

4月4日(水)、豊田市稲武町の瑞龍寺(ずいりゅうじ)のシダレザクラ(枝垂れ桜)は、4月7日(土)からの桜まつりを待たずに、早くも満開になっていました。
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異常な早さの満開に、いなぶ観光協会も驚いています。
暖かさが続いたのが影響して、一気に開花が進んだようです。
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この瑞龍寺の枝垂れ桜は、推定樹齢が390年という古木で、愛知県の天然記念物に指定されています。
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もう少しで400年になるとは思えないほど元気で、多くの花を咲かせています。
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桜まつりまであと3日ほどありますが、なんとか花が散らないようにと願いたいです。
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桜まつりでは、夜にはライトアップもされるということです。
植物の花の咲く時期に合わせて行われるイベントは、毎年開催時期に悩まされているようで、主催者の苦労がうかがえます。

豊田市内をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で、その景観が素晴らしい稲武地区の大野瀬町にある大正時代に造られたコンクリートアーチ橋の「前橋」という橋があります。

映画では、桜が咲いている季節の映像だったので、その時期と同じようにと、4月4日(水)に出かけてきました。
道の駅「どんぐりの里いなぶ」からさらに飯田方面に向かって10分近く車を走らせると、国道沿いの左側に見えました。アーチ型のコンクリート橋です。
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近くの空き地に車を停めて、橋に近づきます。
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苔むした欄干や橋脚が長い年月を伝えます。
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この橋は車も通行することが出来、現役で活躍していますが、老朽化しているため安全を考慮して、走行できる車両の重量制限が2トンまでと表示されていました。
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橋には「大正八年十二月架(橋)」の刻印が鮮明に残っています。
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映画「星めぐりの町」では、俳優の小林稔侍さんが乗った平野豆腐店の軽トラックが、この橋を通り抜ける場面が登場しました。(※映画のパンフレットより)
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この景観と同じ場所から写真を撮りました。
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映画で見た景観と同じの「前橋」の姿です。
橋の近くで農作業をされていたおばあちゃんに話をしたら、小林稔侍さんがここへ来たよって、その時の様子を聞かせてくれました。
場所を移動して、橋の下流側からの景観です。
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橋の下を流れる川は野入川で、綺麗な水が流れており、夏にはアユも釣れるそうです。
稲武地区には、大正時代にコンクリートで造られたアーチ型の橋が、前橋の他に3ヶ所にあるということです。

豊田市松平町の高月院の境内には豊田市の名木指定になっているシダレザクラ(枝垂れ桜)があります。
4月2日(月)、そのシダレザクラが見頃を迎えて満開でした。
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この桜は、松平観光協会のホームページによると、樹齢はおよそ450年、高さ約8メートル、根回りは4メートルで、松平次郎三郎元信(後の徳川家康公)お手植えの枝垂れ桜ですと説明がされています。
高月院の本堂前の山門をくぐって、境内から見たシダレザクラです。
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シダレザクラの根元付近に立札がありました。
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元信君(徳川家康公)御手植と書かれています。
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この立札の近くに、豊田市の名木指定の看板がありました。
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豊田市名木指定第71号と書かれていますが、樹齢は書かれていません。
豊田市のホームページの名木一覧表には高月院のシダレザクラの樹齢は150年以上となっています。
正しい樹齢はいったいどちらなのでしょう?
450年なのか?150年なのか?どちらの樹齢を信用するかは難しい判断ですが、家康公のお手植えという方がロマンがありますかね!
桜の花に近づいて見ると、満開を少し過ぎて青葉が見え始めていました。
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風に花びらが舞い散る状態で、地面には多くの花びらが落ちていました。
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少し高い所からシダレザクラを見下ろすことが出来る場所もありました。
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2~3日で一気に花の開花状態が変わってしまうので、花のちょうど見頃に見に行くことが大変難しいことですが、何とか今年は高月院のシダレザクラを見ごろの時期に楽しむことが出来ました。





徳川の始祖、松平氏の発祥地として有名な歴史と自然あふれる松平の里の松平郷。
豊田市松平町の松平観光協会の情報によると、松平郷園地には、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラなど約60本もの桜が植えられています。
4月2日(月)、松平郷園地へ出かけてきました。
駐車場横は戦国時代には桜馬場と呼ばれたところだったということで、その周辺のソメイヨシノ桜が満開でした。
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駐車場を囲むように昔の面影を残すように咲いている桜です。
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駐車場のすぐ近く、松平東照宮のお堀の周辺にも多くの桜が植えられています。
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松平東照宮から坂を上って、松平家の菩提寺の高月院まで続く室町塀の桜もきれいな景観でした。
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高月院の周辺の桜も、春風に花びらを散らしながら咲き誇っていました。
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高月院から東照宮への帰り道の室町塀です。
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歴史を感じる塀と満開の桜の見事な景観です。
ここ数日のあまりにもあたたかい陽気で、一気に桜が咲いてしまいました。
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十分に桜を楽しんで、松平郷をあとにしました。

伊勢神宮の「朔日(ついたち)参り」という、毎月1日の早朝に伊勢神宮をお参りする、伊勢に伝わる古くからの習わしがあります。
1か月無事で過ごせたことを感謝し、新しい1か月の無事を祈願するためお参りするものです。
その日は内宮前のおかげ横丁周辺では、1日の早朝にしか味わえない食事や朝市などのイベントも盛りだくさんあるということです。
そんな伊勢神宮の「朔日参り」に行こうと思いたち、桜が満開の4月1日(日)の深夜に、豊田市を出発して伊勢に向かいました。
深夜の高速道路は、いつも渋滞している東名阪道の桑名インター付近でも車は少なく、順調に走ることができました。
午前4時半ごろに内宮の駐車場に到着しました。
4月1日の日の出時刻は午前5時35分頃です。
まだ真っ暗で、朝は冷え込んでいて冷たい空気が漂っていました。
午前5時少し前の内宮の宇治橋の前です。
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伊勢神宮の参拝時間は朔日参りの日でも午前5時からですのでまだ入れません。
「おかげ横丁」では朔日参りに合わせて、毎月1日は多くのお店で早朝から「朔日朝市」が開かれています。
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朝市では、とれたての野菜や果物のほか、パンやコーヒーなども売られていて、早朝にもかかわらず多くの参拝客でにぎわっていました。

おかげ横丁の前にある「赤福餅」で有名な赤福本店では、朔日参りに合わせて、元旦を除く毎月1日に「朔日餅(ついたちもち)」を販売しています。
赤福とは違い、その月にちなんだ月ごとのお餅が販売されます。

早朝3時半から整理券が配られ、4時45分から販売が開始され、毎月、全国から多くの赤福ファンが殺到し大行列になると聞いていました。
日曜日でさらに桜が満開ということで、赤福本店前は、うわさに聞いていた以上にすごい人でした。
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長い列が出来ていて、その行列の長さは、五十鈴川に架かる橋を越えて向こう岸の堤防にまで続いていました。

赤福の「朔日餅」は大人気で、もっと早くに来て整理券を手に入れなければ買うことが出来ないということです。
ということで、今回は整理券もすでに無くなっていて買い求めることが出来なかったですが、ちなみに4月の朔日餅は桜餅でした。

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店の前のショウケースに飾られていたものです。
5時過ぎになったので、内宮のお参りに向かいました。
行燈に照らされた参道を進み、午前5時20分頃の内宮の正宮です。
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これだけ人が少ないと、神様にしっかりと見てもらえているようでした。
帰りの参道では空も少しづつ明るくなってきて、神苑の満開の桜が浮かび上がって見えてきました。
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参拝を終えて宇治橋に戻ってきたときには、もうじき日の出の時刻になっていました。
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おはらい町を通って赤福本店前に来ましたが、朔日餅を買い求める人の列が延々と続いていました。
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販売開始からおよそ1時間が過ぎた午前5時45分頃の赤福本店前です。
写真の右の方に橋が架かっていて列が伸びています。
橋を横から見るとこんな状態です。
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人の列が続いています。
さらに桜が咲いている堤防通りにも列があります。
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朔日参りに行って驚いたことは、赤福の朔日餅の人気でした。
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五十鈴川沿いの桜を見ながら、駐車場に戻ってきました。
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満車状態の駐車場にも桜がたくさん植えられていて、とっても綺麗でした。
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今回の経験を記憶に残して、またいつか伊勢神宮の朔日参りと赤福本店の朔日餅を買い求めることにトライしようと思いました。




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